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広田泉写真集『ここから始まる。』

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 鉄道写真家広田泉(ひろたいずみ)氏が、東日本大震災の被災地でボランティア活動をしながら撮影した、鉄道被災に焦点をあてた写真集を出版しました。収益は被災した三陸鉄道とひたちなか海浜鉄道の復興支援のために寄付されるとのことで、広田氏のブログによれば、「おそらく一冊の収益は枕木1本とか砕石1トン分に相当するはず」だそうです。

 写真集発刊の趣旨に賛同して、私も1冊購入しました。上の写真は、つい先日届いた現物と添えられていたサイン入りポストカードです。JustStarting with youの呼びかけにつづき、「広田同士よろしくお願いいたします!」とのメッセージもありました。カードの写真は、おそらく屋久島の安房森林軌道を下るトロッコを写したもの。もしかして、わざわざ私のブログ記事をご覧くださったうえでのチョイスなのかもしれません。……まあ、偶然でしょうが、かなりのサプライズでした。
 そうそう、肝心の写真集については、広田泉氏のブログ「いつも快晴ときどき日記」で詳細をご覧ください。(→ http://tetsudoshashin01.blog17.fc2.com/blog-entry-630.html

 ところで――、

 写真集には、変わり果てた陸中山田駅(JR山田線)の惨状が収められていました。ほかにも見覚えのある場所の辛いシーンが……。でも、これらはすべて現実なのであって、受け入れるしかありません。そうして『ここから始まる。』ということなのでしょう。最終見開きの組写真がそれを象徴しています。
 私のような個人の力は小さいけれど、大きな力は、一人ひとり一つひとつの小さな力で成り立っています。小さな力であればこそ、続けて出していくこともできます。鉄道好きの人はもちろん、そうでない人も、ぜひ1冊買って、被災地の鉄道復興支援活動にご協力ください。

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在りし日の陸中山田駅に停車中の列車内からなんとなく(撮影2005.11)

 なお、末筆で紹介することでもないのですが、広田泉氏のお父様は、鉄道写真の第一人者といわれ私にとっては神様のような存在の広田尚敬(なおたか)氏です。

(第450号)

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