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それでも、桜は咲く

 川越市内屈指の桜の名所である中院(小仙波町五丁目)では、例年お彼岸に咲くエドヒガンが彼岸に咲かず、早咲きのシダレザクラも一向に花をつけようとしませんでした。
 桜を見ぬまま迎えた4月。きょう偶然にも中院前を通ったら、これら桜たちが華やいでいるではありませんか。満開の桜たちに不意を突かれ、思わず足が止まり見入ってしまいました。

 世の中が深い悲しみに包まれていても、それでも、桜は咲く。同じように、人の心にも桜は咲くと信じたい。桜の開花が北上していくように、心の桜前線を少しでも押し上げていきたい。
 傍にあるソメイヨシノも一輪、また一輪と、花をつけはじめていました。

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天台宗別格本山中院の山門前に立つエドヒガンを仰ぐ 2011年4月1日撮影

(第436号)

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