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日司政連幹部らを第二次刑事告発

 当ブログで2010年1月、日本司法書士政治連盟(日司政連)の幹部らを政治資金規正法違反(収支報告書虚偽記載及び不記載、無届政治団体による寄附支出等)の疑いで刑事告発したことをお知らせしました(→第298号参照)。この第一次告発については、同年1月7日付け日本経済新聞ほか数紙で報道されています。それからすでに1年以上経ちましたが、日司政連は、虚偽記載された収支報告書を未だ訂正していません。

 この件について第一次告発後も調査を続けた結果、日司政連傘下の地方組織である札幌司法書士政治連盟(札幌司政連)について、重大な規正法違反のあることが新たな証拠資料によって判明しました。
 札幌司政連は、1972年の結成から37年間、政治団体として法律で必要な設立届出をせず活動を続け、設立届出前である2008―09年の1年間に計238万円余りを違法に支出していました。驚くことに、前記違法支出を隠蔽するため札幌司政連は、2009年12月に組織年月日を偽った設立届出をしたのち、09年分収支報告書にも虚偽記載をしていたのです。
 第一次告発を契機に事態が改善するどころか、むしろ悪化しているといえます。自ら法律家を名乗る者らの行動としては、極めて悪質だといわざるを得ません。

 そこで今般、私及び渡邉昭孝司法書士は、新たに札幌司政連及びその幹部らを、また、再び日司政連の幹部らを、それぞれ規正法違反の疑いで刑事告発する“第二次告発”へと踏み切りました。以下に、東京地方検察庁特別捜査部宛て提出した告発状を紹介しておきます(被告発人らの氏名など一部を省略しています)。

 flair 2011年2月15日付け告発状 (pdf:25.8K) ※3/7に受理の連絡あり

【参考資料】
1.札幌司法書士政治連盟平成21年度定期大会資料及び附属資料 (pdf:843.8K)
2.札幌司法書士政治連盟に関する政治団体の設立届出書・綱領等(平成22年9月24日道選第562号にて北海道選管により開示された公文書の写し) (pdf:440.6K)
3.札幌司法書士政治連盟平成21年分収支報告書 (pdf:276.8K)

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▲第二次告発状とともに、第一次告発についての上申書を提出。日司政連傘下の無届け地方組織が、「組織年月日」を偽って政治団体設立届した事実その他について資料提出した。

          *          *          *

 なお、2009年当時の札幌司政連の副会長は、日本司法書士会連合会の専務理事である里村美喜夫氏でした。一連の疑惑への関与如何によっては、里村氏の進退問題が浮上するのは避けられないというべきでしょう。

【関連記事】
日司政連は虚偽記載の収支報告書をいつになったら訂正するのか?(第399号)
09年分収支報告書にみる日司政連の言行不一致(第414号)
*その他の関連記事は、カテゴリ「司法書士政治連盟問題」をクリックしてご覧下さい。

(第430号)

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コメント

 本記事で紹介した、日本司法書士政治連盟の幹部並びに札幌司法書士政治連盟及びその幹部らに対する政治資金規正法違反の疑いでの第二次告発状(2月15日付け)について、3月7日午後、東京地検より「受理された」旨の電話連絡がありました。
 以上、お知らせ致します。

投稿: 広田博志 | 2011年3月 7日 (月) 15時34分

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