年賀状2011
謹んで新春の御祝詞を申し上げます
旧年中は、格別のご厚情をいただきまして、誠にありがたく存じます。
本年もいっそうのご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
2011年元日
雨潸潸の尾瀬ヶ原風景――。雨を選んで行くわけでもないのに、雨に降られることが多かった昨年の尾瀬通いの日々。さながら私の2010年を象徴するかのようです。風雨に晒されている大湿原の真ん中にあって、でも、足もとの木道は、曲がりくねりながらも遙か先へとつづいていました。
雨が落ちても、風が荒れても、この道を前に進んでいくしかありません。だってこの道を通ることしか今は許されていないのですから……。この先どうするかは私の自由、私が決めていかねばならぬことです。苦難の道かもしれません。しっかりとした哲学をもってまた1年、歩んでいきたいと思います。
(第421号)
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