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2010年12月の12件の記事

てつのみち2010

 ブログ開設の動機である、私の「旅と鉄道」を綴ること。過去2年の大晦日、記録の整理をしつつ「乗りつぶし」マップを更新し、1年間の成果を振り返ってきました。しかし、今年は乗りつぶしゼロ。よって、綴ることもマップの更新もありません。ブログの看板に偽りあり、と言われてしまいそうです。

 これまでの最低記録は、能登線廃止が決まった2004年。東海道本線の支線の1つ、大垣~美濃赤坂間5.0kmに乗っただけという1年でした。その年は、ふるさと能登への行き来を繰り返し、能登線という鉄道の最期を追いかけていたわけですから、“鉄分”はむしろ濃かったわけです。今年はそういうこともなく、大晦日を迎えてしまいました。
 そんな私はいま、屋久島に行ってみたい(もちろん、飛行機になど乗らずに!)。齢数千年の森に抱かれながら、日本に唯一現存する森林鉄道を辿ってみたいのです。メインが森か鉄かはさておき、そのときには全通する九州新幹線に乗って、九州の全線完乗も果たそうと企んでいます。来年行けるかどうか……。

 来年からは、マップに塗りつぶす乗った線の色が変わります。新しい色がどこに現れるか、それとも何処にも現れないか、地図とガイドと時刻表を眺めながらワクワクするこの感覚によって、豊富な鉄分が分泌される体質に変わりはありません。(そうなのぉ~!?)

【関連記事】 てつのみち2009(第295号)

(第420号)

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チキラーズからの贈り物(2)

 今年も残すところあと1日。日清食品ホールディングスから先日届いていた株主優待品“チキラーズギフト”が未開封だったので、開けてみました。
 「どん兵衛」や「チキンラーメン」といったグループ会社製品の詰め合わせ9品目に加え、チョロQまがいの「走るひよこちゃん」セット、2011年の「チキラーズ卓上カレンダー」、さらには安藤宏基社長の著書「カップヌードルをぶっつぶせ!(中公文庫)」までが入っていました。並べてみると、それなりに壮観です。Img_6532

 ところで、「どん兵衛」は、つゆの味が東西で異なります。愛知、三重、岐阜県より東がカツオ風味で辛目の濃口<こいくち>、金沢より西が昆布ダシの割合を増やした甘目の淡口<うすくち>となっています(前掲書p73~)。
 たしかに、自宅にある関東工場製と、ギフトで届いた滋賀工場製とでは、東にだけ「さば」が入り、西にだけ「昆布エキス」が入るなど原材料が微妙に異なっています。石川県生まれで埼玉県育ちの私は、どちらもいける口。今度、食べ比べてみたいと思います。

 ちなみに、今日は大納会。日清食品HDの株価終値は2910円でした。私の取得価格は3180円。配当金と相殺しても、スーパーで特売98円の「どん兵衛天ぷらそば」約211個分の評価損となりました。この先の短期的な損得勘定は、“チキラーズギフト”がらみのプライスレスをどう評価するか、にかかっています。

【関連記事】 チキラーズからの贈り物(第362号)

(第419号)

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私たちの望む医療的ケア緊急全国集会に行く

 障害児者や筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者らの団体の主催で2010年12月26日、東京都新宿区のホテルグランドヒル市ヶ谷において、「私たちの望む医療的ケア~法制化目前、緊急全国集会~」が開催されました。30分ほど遅刻して到着した250人収容の会場は、入りきれない人が外に溢れるほどの盛況ぶりでした。(→ライブ中継録画映像
Img_6515

 在宅ALS患者及びそれ以外の療養患者・障害者に対するたんの吸引、特別支援学校における教員によるたんの吸引等などの医療的ケアについては、2003年以降、非医療従事者(介護ヘルパーや教員など)によって手当てできるようになりました。医師以外の者による医療行為を禁止する現行法制(医師法17条、保健師助産師看護師法31条など)のもと、厚生労働省が通知によって、当面のやむを得ない措置として順次許容してきたからです(難しい言葉ですが、「実質的違法性阻却」という考え方で法律学的整理がなされました)。

 しかし、こうした運用による「~しても仕方ない」対応では、介護や教育の現場における医療的ケアは普及せず、逆に、厚労省通知の内容に限定する解釈や運用を生み出してしまうなど、弊害ともいえる状況が現れるようになりました。もはや継ぎ接ぎ対応では限界で、「~してはならない」→「~しても仕方ない」という枠組みから一段あげて、「~してもよい」という仕組みが求められるようになってきたわけです。
 こうしたことから厚労省は今年7月、「介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方に関する検討会」を設置。利用者と介護職員等の双方が安心できる法制度の在り方などについて検討を重ね、12月13日、「中間まとめ」を取りまとめました。国は、これを踏まえて、来年の通常国会での法制化(2012年度実施)を目指しています。とにかく大事なのは、医療的ケアをいま必要としている人がいて、その人に必要なケアを、はやく、確実に提供できるようにすることなのです。

 先週このブログで、「合理的配慮」と「必要な支援」という障害者基本法改正の方向性についてご紹介しました(→前号参照)。今号で取り上げたことと密接に関係しています。医療的ケアをめぐっても日本はいま、大きな転換点に立っているのでしょう。将来における拡充も視野に入れた、普遍性をもった法制度設計を希求する次第です。

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 ところで、「中間まとめ」では、たんの吸引や経管栄養といった医療的ケアを実施できる「介護職員等」の範囲を明記。「介護福祉士」に加え、条件付きで「介護福祉士以外の介護職員等(訪問介護職員等の介護職員とし、保育所にあっては保育士、特別支援学校等にあっては教職員を含む。)」を担い手として位置付けています。詳細はこれからですが、いずれにせよ、すべては非医療従事者についての議論です。
 国を含めた世の中の議論はその段階にあるのに、では、埼玉県教育委員会が県立の特別支援学校で、医療従事者である看護師によるケアを厳しく制限している現状は、一体どう理解したらいいのでしょう――。
 医療的ケアの担い手を実態に合わせ広めていくと同時に、行政による医療的ケア提供責務みたいなものの法制化も必要ではないでしょうか。でないと、私たちのような家族は制度の網からこぼれ落ちつづけ、いつまで経っても救われません。そんな思いを一言だけ会場から発言し、帰宅しました。がんばっているたくさんの人たちからパワーをもらい、貴重な情報も得られ、大変意義深い集会参加でした。

 ちなみに、当事者の望み、願いを国に届けるべく開かれたこの集会には、厚労省障害福祉課の職員や各党の国会議員も参加していました。その模様は当日、ニッポン放送のラジオを通じて紹介。NHK総合テレビによるニュース報道もありました。最前列にいた私も、ほんの一瞬、頭だけが映っていました。

【参考】
集会の開催案内下川和洋氏「医療的ケアが必要な子どもと学校教育」に移動)

(第418号)

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障害者施策における“合理的配慮”という視点

 “合理的配慮(Reasonable accommodation)”――。日本ではまだ馴染みの薄いコトバかも知れませんが、2006年12月、国連総会で採択された『障害者の権利に関する条約』(以下、条約)に明記された障害者施策における基本概念です。欧米では、条約に先んじた法制化もなされています。“障害者に対し合理的配慮を提供しないことが差別にあたるのだ”という形で使われ、障害を理由とするあらゆる差別を禁止する条約において、明確に定義づけられました。

 具体的には、条約の第2条において、
・ 「障害を理由とする差別」とは、障害を理由とするあらゆる区別、排除又は制限であって、政治的、経済的、社会的、文化的、市民的その他のあらゆる分野において、他の者と平等にすべての人権及び基本的自由を認識し、享有し、又は行使することを害し、又は妨げる目的又は効果を有するものをいう。障害を理由とする差別には、あらゆる形態の差別(合理的配慮の否定を含む。)を含む。
・ 「合理的配慮」とは、障害者が他の者と平等にすべての人権及び基本的自由を享有し、又は行使することを確保するための必要かつ適当な変更及び調整であって、特定の場合において必要とされるものであり、かつ、均衡を失した又は過度の負担を課さないものをいう。

 …と定義づけられました(以上、外務省仮訳より引用)。条約では、教育や雇用の場を中心に、障害者に「合理的配慮が提供されること」の確保が締結国の義務だとされています。
 簡単にいうと、障害者に対し積極的に何かをすることだけが差別だというのではなく、消極的で何もしないでいることも差別になりうるのだ、ということです。ただ、合理的配慮のさらなる具体的内容については、障害の種類や程度、そして場面によって多岐にわたるため、一言では言い表せません。

 日本では、憲法14条が法の下の平等を定め、04年の障害者基本法改正によって、「何人も、障害者に対して、障害を理由として、差別することその他の権利利益を侵害する行為をしてはならない」という条文が設けられています(障害者基本法3条3項)。すでに法律上、直接の差別自体は禁止されているのです。
 しかし、何が禁止される差別にあたるのか具体的な定義づけがなく、差別があった場合の担保措置も講じられていません。このままでは条約の批准(=署名した条約に対し、国家として正式に同意すること)ができない国内状況です。
 条約は、中国など20カ国の批准によって08年5月に発効。10年12月現在、すでに96カ国が批准しています(日本は07年9月に署名済み)。条約の早期批准を目指す国としては、まず、障害者施策全般の基本となる障害者基本法から、抜本的に改める必要が出てきました。条約締結に向けて、国内法制の整備を図ることは急務なのです。

 そういう状況にあって先週12月17日、政府の「障がい者制度改革推進会議」が、9月6日以降11回の会議を経て、障害者基本法改正の方向性を示す第二次意見を取りまとめました。
 公表されている意見書の素案によれば、「合理的配慮」という文言が25回も出てきます。それだけ、日本の法制度や社会の枠組みが、障害者に対する「合理的配慮」に欠けているということなのでしょう。政府は、この第二次意見を踏まえた障害者基本法改正案を、来年の通常国会に提出する予定です。日本の障害者政策はいま、こうして大きく変わろうとしています。

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 ところで、第二次意見では、教育に関する施策について、「障害のある子どもが小・中学校等(とりわけ通常の学級)に就学した場合に、例えばわかりやすい授業や教材、必要なコミュニケーション、学校における移動支援、医療的ケア等、その他各人のニーズに応じた合理的配慮が提供されなければならない。当該学校の設置者は、追加的な教職員配置や施設・設備の整備等の条件整備を行うために計画的に必要な措置を講ずるべきである」といった表記がなされています。条約24条2項d号では、合理的配慮に加えて、「教育制度一般の下」での「必要な支援」の提供確保も求めています。

 埼玉県立の特別支援学校において、看護師を配置しておきながら、その看護師が実施できる医療的ケアを厳しく制限する一方で、仕事を持つ保護者でさえ学校に常時待機させ処置をさせている埼玉県教育委員会(→第333号第338号参照)。その実態を「保護者の方にご協力をいただかなくてはならないケース」と是認する上田清司埼玉県知事(→第378号第381号参照)――。
 これらは果たして、合理的配慮の否定でしょうか、それとも直接差別でしょうか。いずれにせよ、日本が署名済みの条約によって禁止される差別であることに変わりはありません。県教委も県知事も、“合理的配慮”という世界標準の視点に立って“必要な支援”を提供する障害者施策を実行すべきであり、それはもはや義務なのだ、と言ってもいいと私は思います。

*関連記事
障がい者制度改革推進会議が第一次意見書まとめる(第356号)
県のきまり こと 埼玉県立特別支援学校医療的ケア体制整備事業実施要項(第361号)
上田清司埼玉県知事から手紙が届く(第381号)

*追加関連記事
改正障害者基本法の成立におもうこと(第462号)

*参考
障害者差別撤廃に具体策…基本法改正案(読売新聞)
障がい者制度改革推進会議:施策で2次意見案(毎日新聞)
障害者基本法改正への第二次意見を取りまとめ―制度改革会議(医療介護CBニュース)
合理的配慮について(文部科学省・特別支援教育の在り方に関する特別委員会配付資料)

(第417号)

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第12回尾瀬フォーラムに行く

 高崎シティギャラリー(高崎市高松町)にて2010年12月17日午後、尾瀬保護財団とNHK前橋放送局の主催による「第12回尾瀬フォーラム」が開催されました。高崎へは関越道で川越から1時間前後、仕事の調整が付いたので、平日の日中でしたが行ってきました。
 フォーラムは、テーマが「尾瀬の生物多様性~貴重さ・魅力・その保全~」。まず、群馬県立自然史博物館の大森威宏氏による「尾瀬の植物相とその成り立ち」という講演。休憩を挟んでつぎに、環境省片品自然保護官の速水香奈氏による「尾瀬国立公園のニホンジカ対策の経過と現状」という報告の2部構成でした。
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 細かい話は抜きにして、フォーラムによって私なりに理解したことは次の2点です。
 1つ、講演からは、尾瀬は大規模高層湿原の地球的南限で低緯度ながら北方系の植物が多く、谷川連峰、武尊、玉原など周辺地域を含めた保全が必要であること。1つ、報告からは、尾瀬にもともと存在しなかったシカが急速に増加流入して、希少な湿原植生や景観に回復不可能な影響が及びつつあり、実態把握と防除対策の強化が急務であること。
 とくに後者。ニッコウキスゲやミツガシワを始めとする湿原に生息する多くの植物が、新芽や花芽を食べられたり根こそぎ掘り返される食害に遭い、湿原には泥浴びによるヌタ場やシカ道があちらこちらにできている深刻な状況が報告されました。これについては私も、尾瀬の至る所で目にしています。
 シカによる自然破壊、という言い回し自体、いまひとつピンと来ないかもしれません。ただ、尾瀬に限らず全国でいま、シカによる植生荒廃が極めて深刻な問題となっています。常に矛盾を抱える、自然を保護することと管理すること。難しいテーマですが、みんなで考えていかなければいけないことだと思います。

        *        *        *        *

 会場では、併せて「第15回NHK『わたしの尾瀬』フォトコンテスト」の入賞作品展も開かれていました。どれも素晴らしい作品ばかりで、見入ってしまいました。作品がどの場所で撮られたものか、1つ1つ考え思い出しながら鑑賞するのは、楽しい時間でした。
 なお、高崎シティギャラリーでの写真展は22日まで。そのあとは、来年1月13~19日の7日間、群馬県庁県民ホールにて展示。春には東京展もあるそうです。
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<おまけ>
 フォーラムが終わり駐車場に戻る際、会場隣の高崎市役所前にあるイルミネーションに目が止まりました。三脚など持ち合わせていない(←便利な言い訳だ!)ので、まともな写真は撮れませんでした。p.s. イルミの内側に入れるのですが、入って見上げたら目が回りました(^^ゞ。
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 帰り道、さらに星の王子さまPA(寄居PA)に立ち寄り、バニラビーンズたっぷり使用というソフトクリームを寒風に震えながら食べました。300円也、味は私好みでした。以上いずれも濃度は高め、有意義な半日を過ごしました。

*関連記事 ことしも尾瀬大好きの半年を総括(第400号)

(第416号)

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川越夕景(29)

 こ~こは、ど~この細道じゃ。天神様の細道じゃ。
 童謡「とおりゃんせ」に唄われた三芳野神社(川越市郭町二丁目)の参道口に、2本のイチョウが立っています。コワイ帰り道、こうして夕陽に照らされる姿を見た昔の人は、何を感じたでしょう。数百年のときを超え生きる大木たちは、みんな知っています。
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*関連記事 通りゃんせ(第67号)

 ところで昨年、この境内にある別のイチョウ大木の黄葉についてご紹介しました(→第278号「三芳野神社の公孫樹色づく」、第279号「続・三芳野神社の公孫樹色づく」参照)。今年もご紹介したかったのですが、剪定により枝や幹が大きく切り込まれてしまいました。何年かかるか、樹勢の回復を待つしかありません。
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写真左が剪定後(上の写真とともに、2010年12月6日撮影)。剪定前の2009年11月25日、ほぼ同位置から撮った写真が右。

 銀杏の落葉とともに、寒さが一気にやってきました。まもなく冬至を迎えます。今年の営業日も、あと7日となりました。

(第415号)

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09年分収支報告書にみる日司政連の言行不一致

 2010年11月30日、総務省ホームページで09年分の政治資金収支報告書(収報)が公表されました。日本司法書士政治連盟(日司政連)の09収報は次のとおりです。

 2009(平成21)年分日司政連政治資金収支報告書
 http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/101130/15300034.pdf
 (※参考 2008年分 2007年分 2006年分

 10年3月31日付けで東京都選挙管理委員会に提出された日司政連09収報は、「個人の負担する党費又は会費」の記載がなく、「政治団体からの寄附」が46,812,500円と記載され、「寄附の内訳」には、傘下の地方組織たる都道府県単位の司法書士政治連盟(単位司政連)から受領した金額や日付が記載されています。個人会費はゼロで政治団体からの寄附が年間収入のほとんどを占めるといった、従前とは大きく異なる記載内容です。
 日司政連は今回、08年分以前の収報(過去収報)における虚偽記載の根幹部分(→第236号参照)について、内容の真偽についてはさておき、方式については私の指摘どおりの記載をしたということです。
 しかし、日司政連は、過去収報について、いまなお全く訂正していません。09収報を選管に提出してから8カ月以上も経っているのに、それと矛盾する内容の過去収報は放置されたままなのです(→第399号参照)。収報には、「この報告書は、政治資金規正法に従って作成したものであって、真実に相違ありません。」との宣誓書が付いています。09収報が真実なら過去収報は虚偽、その反対なら09収報が虚偽ということになりますから、いずれにせよ、どちらか一方は訂正するほかありません。

 ところで、日司政連収報の虚偽記載については、私が一人で騒いでいる問題ではありません。ちょうど1年前の09年12月12日、日本経済新聞朝刊にて大きく報道もなされています(→第288号参照)。それによれば、「日司政連は取材に対し記載の誤りを認め、今後収支報告書を訂正するための調査に乗り出すことを明らかにした」と書かれていました。
 そして、日司政連はその後、10年1月に「現在専門家に規約及び会費納入規則を含め関係資料を提供し、検討をいただいております」、4月には「過去から今日までの…関係書類を、専門の弁護士に提供し検討をしてもらっている最中であるが…埼玉の会員の指摘の中に明らかな事実誤認や誤解に基づく主張がある」と公表してきました(いずれも日司政連発行の『飛翔速報版』に掲載。→第363号第349号参照)。

 では、なぜ、日司政連は、09収報について、従前どおりの記載をやめ、“埼玉の会員の指摘”どおりの方式で記載したのでしょうか。“埼玉の会員の指摘”は“事実誤認や誤解”が“明らか”だったのではないでしょうか。こうした日司政連の言行不一致を、私は黙って見過ごすつもりはありません。

 現在、11月末に公表された単位司政連の09収報を、全国の都道府県選管から取り寄せています。届く収報をちらり見ると、指摘済みの問題が全く是正されていないところが散見、新たな疑問も浮上しつつあります。なお、詳細は、追って私が公表するか、再びマスコミ報道されることになると思います。

          ※          ※          ※

*本件問題に関するそのほかの記事は、カテゴリ「司法書士政治連盟問題」をクリックしてご覧下さい。本件問題の経緯及び背景を一読にて把握するには、週刊法律新聞に掲載された拙稿『司法書士会と政治団体、関係の「峻別」求める』(→第317号参照)が簡便です。

(第414号)

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川越から見る奥多摩初冠雪

 きょう12月8日の朝、奥多摩の山並みに冠雪しているようすが、ここ川越から展望できました。初冠雪ではないでしょうか。奥武蔵の武甲山や丸山も白くなっていて、今朝の冷え込みの厳しかったことがわかります。7日は、二十四節気の「大雪」でした。

 以前に「川越からの山岳眺望」と題した記事で、随分とヒドイ写真を載せてしまいました(→第119号参照)。今回の写真も、それより幾分マシかな~といった程度ですが、記録として留めておくことにします(川越市大字大袋にて撮影)。

↓↓クリックすると画像としてアップできる最大幅のパノラマ画像になります。
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flair山座同定つきの拡大パノラマ画像はこちら (JPEG/3536×600/554.2K) ★12/11更新

見やすいよう3分割し、南側から順に並べたものが以下3枚です。
101208_p_d12
101208_p_d22 101208_p_d32

【同定した山名一覧】 蛭ヶ岳(1673m),檜洞丸(ひのきぼらまる1600m),大室山(1587m),加入道山(1418m),陣馬山/陣場山(854m),富士山(3776m),馬頭刈山(まずかりやま884m),
大岳山(おおたけさん1266m),御岳山(みたけさん929m),三頭山(みとうさん1531m),御前山(1405m),小金沢山(2014m),惣岳山(756m),高水山(759m),熊沢山(1990m),大菩薩峠(1898m),岩茸石山(いわたけいしやま793m),大菩薩嶺(2056m),多峯主山(とおのすやま270m),六ッ石山(1478m),本仁田山(ほにたやま1224m),鷹ノ巣山(1736m),川苔山/川乗山(かわのりやま1363m),棒ノ嶺/棒ノ折山(969m),雲取山(2017m),蕎麦粒山(1472m),
天目山/三ツドッケ(てんもくさん1576m),有間山/タタラの頭(1213m),高指山(330m),大平山(1603m),坊主山(1640m),立橋山(1568m),三宝山(さんぽうやま2483m),鳥首峠(931m),矢岳(1357m),大持山(1294m),伊豆ヶ岳(850m),小持山(1273m),武川岳(1051m),武甲山(1304m),飯盛峠(772m),丸山(960m)

 山座同定には、国土地理院20万分の1地勢図及び「カシミール3D」を使いました。間違っていたらご指摘くだされば幸いです。なお、大菩薩連嶺の真ん中あたり、奥に白く光っている部分がごくわずかに確認できます。南アルプスでしょうか、同定はできませんでした。

(第413号)

*【2015/04/15追記】 本記事掲載のパノラマ画像については、関係者からの依頼に基づき、「鉄道カフェSTEAM LOCOMOTIVE with ポポンデッタ ららぽーと富士見店」様に対し、同店に設置する鉄道模型ジオラマの背景画として提供しました。

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燦燦たる養寿院門前の大銀杏

 養寿院山門前の大銀杏が7日午後、一気に葉を落とし始めました。あぁ、とうとう散っちゃうんだな――。今朝が見頃の最後でした。風が吹き、雨も降り出して、明日の朝にはうらぶれた姿になってしまうことでしょう。晴れた6日朝がいちばんの黄金色だったと思うので、そのとき撮った写真を1枚ご紹介しておきます(クリックでわずかに拡大します)。

Img_6253
 今回は、街灯、標識、立て看板に赤ポールといった“障害物”を、いっさい入れないよう写してみました。先日ご紹介した「雨上がりの養寿院門前にて」の写真と比べてみてください。いかがでしょう。
 思うに、ここの電線を地中化したとき設置された一方通行の標識と街灯は、向かって右側ではダメだったのでしょうか。まちづくりにカメラマンの意見を採り入れたら、風致は完璧になるかも知れません。

*撮影データ 2010年12月6日9時30分撮影 Canon PowerShot S90
 絞り優先AE,Tv1/250,Av4.5,ISO80,WBオート,換算70mm,ストロボ切

(第412号)

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川越城富士見櫓跡の丘にて

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 川越城富士見櫓跡(川越市郭町二丁目)の丘には、小さな社が4つあります。
 御嶽神社が最も大きく、すぐ隣に並んで浅間神社、その脇には富士見稲荷神社、さらに奥に三峰神社の石碑があります。わずか数十歩の範囲に、これだけの神様が祀られています。

続きを読む "川越城富士見櫓跡の丘にて"

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東北新幹線、全通す

 きょう2010年12月4日、東北新幹線の八戸~新青森間が開業。これにより東北新幹線は、1971(昭和46)年の着工から実に39年、大宮~盛岡間の暫定開業からでも28年かかっての全線開通となりました。

 私が初めて青森駅に降り立ったのは、日本国有鉄道(国鉄)最後の日である1987年3月31日。この日限り国鉄全線の新幹線を含むすべての列車の普通車自由席が6千円で乗り放題という「謝恩フリーきっぷ」を使って、青森までやってきたのでした。

※どういうことか、当時の写真はこんなの↓↓しか残っていません。
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 当時、東北新幹線は盛岡止まり。大宮から青森までは在来線特急に乗り継ぎ、5時間以上を要していました。青森行き“上野発の夜行列車”が片道10時間前後かけて毎日7往復。青森からさらに北へ進むには、青函連絡船で津軽海峡を渡った時代です。それから23年を経て、今日からは3時間足らずで青森まで行けるようになったのです。新幹線は5年後、さらに北海道へと上陸します。

 飛行機に乗れない私にとって新幹線は、なくてはならぬ移動手段。でも、新幹線による便益は限られた「点」にしか及ばず、その点とは関係なく地域に暮らす人をつなぐ「線」の存続を危めている現実を直視しなければなりません。
 2002(平成14)年の八戸延伸と今回の開業で、盛岡以北の在来線約200kmは「東北本線」ではなくなってしまいました。今後の地域住民の「足」の確保、そして維持が心配です。

 来年3月には九州新幹線も全通します。青森から鹿児島までが新幹線でつながるのを機に、一方で並行在来線がJRから経営分離され鉄道網を分断していく今のやり方が果たして妥当なのか……改めて考えてみる必要性を強く感じました。

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ため込んだキップ類が入った箱に、こんなの↑↑が1つ、ありました。
上野-大宮間の「新幹線リレー号」なんて、いまの若い人は知らないでしょうね。

 ちなみに、「謝恩フリーきっぷ」の実物は、当事務所にて常設展示しています。

(第410号)

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雨上がりの養寿院門前にて

 未明から明け方にかけては土砂降りの雨。気になったのは、黄葉のピークを迎えつつあった養寿院山門前の大銀杏です。黄葉したイチョウの木は、雨や風によって一気に葉を落としてしまうことがあるからです。天気が急速に回復し陽が差し込んできた昼前、ちらっと様子を見てきました。事務所からは5分とかかりません。

 蔵造り通りから養寿院に向かう門前横丁の角を曲がったら――。ほっと一安心、ご覧のとおり持ち堪えていました。葉はほとんど落ちていません。今朝の雨による影響は全くなかったようです。というよりも、雨に濡れたおかげで、葉の一つ一つがキラキラと輝いていました。
 まだ少し緑が見受けられますが、いまがピークと言っていいのではないでしょうか。あまりに見事だったので速報しておきます。

Img_6126
雨上がりに輝く養寿院山門前の大銀杏(川越市元町二丁目) 2010年12月3日午前撮影
S90,プログラムAE,Av4.0,Tv1/250,ISO100,ホワイトバランスオート,換算60mm

*追加関連記事 燦燦たる養寿院門前の大銀杏(第412号)

(第409号)

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