進研ゼミのDMにおもふこと
子どもが小学校入学を迎える年齢になると、なぜか教材関係のダイレクトメール(DM)が届くようになります。写真は、「進研ゼミ」を運営するBenesse、株式会社ベネッセコーポレーション(旧・福武書店)のDMです。
ところで世の中には、様々な理由によって、学齢を迎えても小学1年生にはなれない子どもがいます。わが子も、そのうちの1人です。そういう子どもを持つ保護者にも、「就学時健診が終わり、小学校への意識が高まり、お子さまの気持ちもぐんぐん盛り上がる12月は、入学準備のスタートに最適です!」と書かれたDMが送られてくるわけです。うまく言葉に表現できませんが、こういうDMを手にするたび沸き起こる切ない気持ちといったら……。
一般的に送ってくる側にはそういう事情を知る由もないでしょうから、1回は仕方がないと思ってあきらめます。送付元に連絡し事情を申告すれば、通常もう2度と送られてくることはありません。しかし、ベネッセ社だけは例外で、何度連絡しても送付を止めてはくれません。執拗に送り付けてくるのです。いったいどうしたものでしょうか。
2006年11月1日以降、住民基本台帳法の改正により、DM送付を含む営利目的での台帳閲覧はできなくなったはずです。ベネッセ社は、わが子の住所氏名年齢といった情報を、どこでどうやって入手しているのでしょう??
学校の方針で、同じクラスメートの住所すら知らされないこのご時世。学級連絡網づくりは、ベネッセ社に頼めばいいのかもしれません。
(第405号)
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コメント
7年以上前に死亡した人間に対してもDM来ることありますよ。
データが古いのかわざとなのか。
架空請求が来たことありますが、あれはわざとなんでしょうかね?本人に確認出来ないから払ってしまう人もいるかもしれないですよね。
でもそれを目にする度にどうしようもない思いを抱える人達がいるんですよね
投稿: りょう | 2010年11月26日 (金) 11時17分
りょうさん、コメントありがとうございます。
故人であることを知りながらの故人宛て架空請求なんて、いわゆる「振り込め詐欺」どころの悪質さではないですね。許せん!!
DM送り主にそういった悪意がないとしても、受け手にとっては同じことですよね。頼んでもいないDM自体が迷惑になっているんだということを、企業は認識するべきだと思います。
投稿: 鉄まんアトム | 2010年11月26日 (金) 17時34分