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2010年11月の11件の記事

もみじ燃ゆる中院にて

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鐘楼門を彩るモミジたち。さらにもっと赤くなるはず。

 桜の名所として知られる川越市小仙波町五丁目にある中院は、紅葉の名所でもあります。境内に移築保存されている「不染亭」という島崎藤村ゆかりの茶室脇に立つカエデは、いま燃えるよう深紅に染まって圧巻です。

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養寿院境内にて

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 前号でご紹介した「河越太郎重頼の墓」のある養寿院(川越市元町二丁目)。過去2年ともこのブログで、養寿院の黄葉するイチョウを伝えています。今年もまたその時期がやってきました。山門をはさみ立ち並ぶ2本の大銀杏のうち、境内にある方がいま見頃を迎えています。

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河越太郎重頼の墓にて

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 養寿院(川越市元町二丁目)には、平安時代末期の武将・河越太郎重頼の墓があります。境内奥の廟所あたりのモミジがいま、ちょうど見頃を迎えています。ここを訪れる人はまばらなので、こんな紅葉をしばし独り占めできるかも知れません。

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進研ゼミのDMにおもふこと

 子どもが小学校入学を迎える年齢になると、なぜか教材関係のダイレクトメール(DM)が届くようになります。写真は、「進研ゼミ」を運営するBenesse、株式会社ベネッセコーポレーション(旧・福武書店)のDMです。Img_5864

 ところで世の中には、様々な理由によって、学齢を迎えても小学1年生にはなれない子どもがいます。わが子も、そのうちの1人です。そういう子どもを持つ保護者にも、「就学時健診が終わり、小学校への意識が高まり、お子さまの気持ちもぐんぐん盛り上がる12月は、入学準備のスタートに最適です!」と書かれたDMが送られてくるわけです。うまく言葉に表現できませんが、こういうDMを手にするたび沸き起こる切ない気持ちといったら……。

 一般的に送ってくる側にはそういう事情を知る由もないでしょうから、1回は仕方がないと思ってあきらめます。送付元に連絡し事情を申告すれば、通常もう2度と送られてくることはありません。しかし、ベネッセ社だけは例外で、何度連絡しても送付を止めてはくれません。執拗に送り付けてくるのです。いったいどうしたものでしょうか。
 2006年11月1日以降、住民基本台帳法の改正により、DM送付を含む営利目的での台帳閲覧はできなくなったはずです。ベネッセ社は、わが子の住所氏名年齢といった情報を、どこでどうやって入手しているのでしょう??

 学校の方針で、同じクラスメートの住所すら知らされないこのご時世。学級連絡網づくりは、ベネッセ社に頼めばいいのかもしれません。

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(第405号)

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子育て世代が住みづらいまち川越

 11月23日付けの朝日新聞埼玉地方版に、川越市が来年度から認可保育園の保育料を月平均約1600円値上げする条例改正案を12月議会に提案すると22日発表した旨、掲載されていました。じつはこの報道に先立って、小学生の放課後児童クラブ(いわゆる学童保育)を含む保育料全般の値上げについて、保護者向けには市から事前の打診がありました。

 うち学童保育については、来年度以降4年生以上の入室を制限するという提案まで含まれていたため保護者の反発は凄まじく、11月11日に提案自体の白紙撤回が発表されたばかりでした。保育所に関しても、保護者や保育士らで構成される「川越保育をよくする会」が中心となり、値上げ問題を中心に対市交渉を重ねていましたが、今後は市の方針どおりに進んで行ってしまうということでしょうか。
 その他にも川越市では、来年度以降の各種証明手数料の値上げ、在宅高齢者の介護者手当て廃止、重度心身障害者医療費助成事業の切り下げなど、市民の負担増加策が矢継ぎ早に打ち出されています。

 これら福祉予算削減や市民負担増の理由として市は、「市の財政危機」ゆえ「財政負担の軽減」を図ることが必要だとして、「受益者負担の適正化」のスローガンのもと、諸々の水準を「県内他市に合わせる」のだと繰り返し説明しています。
 学童保育に関する説明では、現状を県内他市と比較した場合、川越市の学童保育料月額3000円(+教材費・おやつ代として2000円程度を別納)は最低レベル、対象年齢は3年生以下が大多数で最高レベル。だから、他の市を見習って、保育料は高い方に、対象年齢は低い方に合わせたい、と――。
 でも、他市と比べて現状良いところを、どうして悪い方にわざわざ合わせなければならないのでしょうか。“人のふり見て我がふり直せ”という諺がありますが、川越市の発想はその真逆。川合善明市長が今年度の施政方針として市議会で言及した「子育て支援の必要性」にも合致しません。

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 ところで、その川合市長は、川越駅西口に県と共同で計画中の「西部地域振興ふれあい拠点施設事業」の推進を同施政方針で表明。中止されたPFI方式による当初計画で市は、音楽ホールや市民活動支援センター等のハコモノ整備及び管理運営に182億円超の債務負担を見込んでいました。そんな大事業に本格着手しようというのです。川越市内には、すでに市民会館や各文化会館といった施設がそれなりに充実しているのに、です。

 川越市では、財政事情が厳しいということで、年間1億円にも届かぬ予算しか付かず未だ耐震補強工事のなされぬ校舎に日々通っている小中学生がいます(耐震化完了予定は2012年度 ※10/12/1資料更新)。32ある学童保育室の運営事業に年間3億円強の市負担分を支出するのがやっとの状況で、1室に平均60人の子どもを詰め込み、指導員はみな非正規雇用で冷遇し続けています。保育所に入れず放置されたままの乳幼児だって、毎年100人以上もいるのです(※2010年4月1日現在の公称待機児童数は124人)。

 乳幼児の医療費助成についても、埼玉県内64市町村のうち、小学6年まで通院医療費が無料の自治体は44もあります(うち30は、さらに中学3年まで無料)。川越では、最近になってようやく、小学校就学前から小学3年に拡大されたばかり。川越は、子育て世代にとって住みづらい街だなあ~と、新聞を読みながら改めて思いました。

(第404号)

【追加関連記事】 川越市統合保育35年のあゆみに続く新たな1ページ(第431号)

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亡国の“子ども・子育て新システム”

 いま国が進めようとしている『子ども・子育て新システム』をご存じでしょうか。「幼保一元化」などのコトバは聞いたことがあるかも知れません。軽く読んでもらえる限界とされる800字で、その『新システム』について以下綴ってみました。

        *        *        *        *

 新システムとは、政府の少子化社会対策会議が今年6月決定し、2013年度実施を目指す保育施策の要綱のこと。幼稚園と保育所を「こども園」に統合、市町村主体で自由な給付設計を可能とし、体制や財源の一元化を図って保育サービスを充実させようというものです。共働きや一人親家庭が増えて待機児童が急増するなど、保育の立て直しは待ったなしの状況です。
 しかし気になるのは、新システムが経済成長戦略の一つとして提案され、憲法と児童福祉法で国や自治体など役所の義務とされる保育を『サービス』と位置づけたことです。

 現行制度は、地域や家庭の状況に関係なく、保育を必要とするすべての子どもに平等に保育を保障しています。少なくとも法律上はそうです。保育がもたらす利益は、子どもの成長と発達によって社会全体が受け取る利益ゆえに、公費によって公的に実施されてきたわけです。
 けれど現状、役所は、法律で義務づけられた最低限度の保育はおろか、親たちが働く間の託児場所すら満足に提供できていません。そこに、介護保険や障害者自立支援法で採り入れた市場原理を導入しようというのです。これは端的に、役所の責任で保育を実施する仕組みが、応益負担でサービスを提供する施設と直接契約=保護者の自己責任に変わることを意味します。
 そうなったらまず、低所得層や手間のかかる障害児などの排除が目に浮かびます。保育所で働く人たちの労働条件の悪化も懸念されます。結局のところ新システムは、規制緩和の名の下、保育に対する役所の責任を後退させるのが狙い。新システムでのサービス実施には大幅な予算増となるのに、財源の裏付けは皆無。ちゃぶ台をひっくり返す逆ギレのごとき荒技で、これぞ亡国のシナリオと言えましょう。

 役所が『サービス』という言葉を持ち出したら、気をつけねばなりません。ふつうの感覚では、法律上の義務の履行をサービスなどと間違っても言わないのですから。

【参考】
「子ども・子育て新システムの基本制度案要綱」(内閣府 少子化対策ホームページ内)
http://www8.cao.go.jp/shoushi/kaigi/kettei10/pdf/s1.pdf (PDF 402KB)

(第403号)

【追加関連記事】 子ども子育て新システムに異議あり!(第509号)

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5年前、遠野にて

 5年前の2005年11月、友人と岩手県遠野市を訪ねました。
 花巻市内での所用に先立ち、その前日になぜか約90kmも離れた釜石駅にて友人と合流。そのまま釜石市内に泊まり、翌早朝、JR釜石線で遠野に移動。3時間ほどの短い時間でしたが、駅前からタクシーを貸し切って市内を“取材”しました。

 おもだった名所を巡ってもらったタクシーの運転手さんが最後にぜひ、とのことで「続石」へと案内してくれました。続石(つづきいし)とは、案内板によれば、2つ並んだ石の上の、一方のみに幅7m、奥行き5m、厚さ2mほどの巨石が笹石として乗った鳥居状の巨石群をいいます。続石のそばで山の神たちが遊んでいるところを邪魔した鷹匠が、その祟りを受け3日後に死んだという民話が、今年発刊100周年を迎えた柳田國男『遠野物語』の第九十一話に収められています。
 なんと!そのような伝承のある場所で友人は、“あるもの”を催しました。青ざめた顔で“紙”を所望されたので手渡すと、友人は続石の影へと消えていってしまいました。そこで何があったかは今もって知る由もありませんが、幸い友人はその後も健在です。

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続石にて友人と。その大きさが伝わるでしょうか。

 ところで、7年前より毎年この時期になると、キリンビールから、その年に収穫したばかりの遠野産ホップを使用した「一番搾り とれたてホップ生ビール」が限定販売されています。昨年から一番搾りが麦芽100%になったのに合わせ、この限定ビールも、華やかさにいっそうの磨きがかかったように思います。正直これはウマイ。とにかく香りが良いのです!!

 店頭で、岩手県遠野産……というこの商品を見るたび、「続石」での上記一件を連想してしまいます。あれからもう5年かぁ、と今年もまた、懐かしく思い出されました。

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 ちょっとグラスが汚れ気味だったのが残念。。。 ちなみに、左の漬け物は自家製のぬか漬けです。私が毎日ぬか床をかき混ぜています。24時間以上かかるようになった漬け込みに、秋の深まりを実感する今日この頃です。

(第402号)

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能登線追憶(14)

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のと鉄道能登線甲~鹿波間 “甲入江”付近を快走する普通列車
2004年10月11日撮影 CanonEOS55,Tamron28-200mm,RDP100

 甲(かぶと)駅を出発した上り列車は、大きく左にカーブしながら、波静かな甲入江の岸辺に沿って高度を上げていく。このあたり穴水湾北湾沿岸は「七浦七入(ななうらなないり)」と呼ばれるリアス式海岸の絶景だが、甲~比良(びら)間の能登線は山へと分け入り、野並トンネルや線内最長の川尻トンネル(1259m)でトヤン高原を越える。

 近づく汽車に向け左手を挙げると、運転士が軽い警笛を鳴らし応えてくれた。真っ正面の“特等席”でこちらに敬礼している少年の姿が印象的だった。

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七浦七入夕景。能登線中居駅近く、並行する国道249号線の「中居湾ふれあいパーク」にて2004年11月撮影。中居~比良間の能登線車窓からも見られた七浦七入の風景でもある。

(第401号)

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ことしも尾瀬大好きの半年を総括

 奥武蔵の丸山に行った11月3日、じつは今年最後の尾瀬山行を企んでいました。当日の天気予報は気圧配置が西高東低の冬型、尾瀬は悪天候が予想されたため前日に見送る決断をしました。じっさい、本格的な雪となり降り積もって冬山へと変身した模様です。
 立冬の7日までに尾瀬ヶ原各橋の橋板も取り外され、8日には津奈木橋~鳩待峠の車道が冬期閉鎖となります。今度という今度こそ、私の『尾瀬シーズン2010』も本当に終わりです。

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 去年の『総括』で今年の目標とした、ミズバショウ、山小屋泊まり、そして尾瀬沼は全部やり遂げました。で、来年は…というと、控え目に1つだけ。強い想いを抱きながら今年実現できなかった「白い尾瀬」をぜひとも見てみたい、と思っています。

        *        *        *        *
 では今年も、尾瀬について書いた記事をリンクでまとめ、“尾瀬病”に冒されたこの半年を振り返っておくことにします。

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日司政連は虚偽記載の収支報告書をいつになったら訂正するのか?

 2010年7月2日、当ブログに「日司政連による政治資金収支報告書の虚偽記載を指摘して1年」と題する記事を公開しました(第363号)。
 これを少し振り返りますと、日本司法書士政治連盟(日司政連)の渡邊繁俊事務局長が2009年10月21日、指摘した問題について「できるだけ早期に修正の申出を行う予定」と明記した文書を発しています(日司政連発第091009号)。つまり、どんなに遅くとも、2009年10月21日の時点で日司政連は、本件問題を公式に把握していたはずだといえましょう(→第271号「公開質問に答えぬ日本司法書士政治連盟」を参照)。
 その時点から起算してもすでに1年以上が経過しながら、日司政連は、いまだ収支報告書の訂正はもちろん、事実の公表すらしていません。日司政連は、一体いつになったら虚偽の事実が記載された政治資金収支報告書を訂正するのでしょうか?

 そのような状況にあって、日司政連傘下の地方組織である日本司法書士政治連盟岩手会(日司政連岩手)が2010年10月22日、岩手県選挙管理委員会に提出済みの平成20年分政治資金収支報告書の一部を訂正していたことがわかりました。
  http://www.pref.iwate.jp/~hp0736/20syusihokokupdf/pdf/sonota/0/575.pdf
  (岩手県のホームページに移動)

 訂正された箇所は、会費を納めた「員数」について。日司政連岩手の会員になれるのは岩手県司法書士会(岩手県会)の会員のみ。問題の収支報告書には、岩手県会の会員数を超える「ありえない数字」が記載されていたのが、今回の訂正によって改められました(158人→125人)。
 ところで、日司政連岩手に関してはほぼ1年前の2009年11月9日、当ブログ第272号「岩手県司法書士会に政治資金規正法違反の疑義」にて、岩手県会より違法な助成金を受け取り、それを収支報告書に記載していない問題を指摘していたところです(当事者にも直接伝達済み)。今回、この不記載に関する訂正はなされていません。なぜでしょうか?

 このように、とにかくこの1年4カ月以上にわたって、日司政連による政治資金収支報告書の虚偽記載問題は何一つとして改善が進んでいません。そして、この間にも新事実がたくさん浮かんできています。新事実の点が線になれば、いずれ公表することになりましょう。
 今日のところは、以上のとおり、事実の指摘と疑問符をつけたところで区切って終えておくことにします。

*関連記事 日司政連幹事長、収支報告書の虚偽記載を否認へ(第349号)

(第399号)

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奥武蔵丸山に登る

 奥武蔵の「丸山」(埼玉県秩父郡横瀬町、標高960m)。きわめて平凡な名でありながら、この山を有名かつ人気にしているのが“奥武蔵随一の眺望を誇る”といわれる山頂展望にあります。空の澄んだ日であれば八ヶ岳や浅間山に谷川岳など上信越の山並みが、条件によっては北アルプスまでも遠望できるそうです。
 好天予報だった11月3日、妻と長男を連れてその丸山に登ってきました。ただ、朝6時半に川越の自宅を出発したものの、いろいろあって丸山山頂には11時半の到着となってしまいました。すでに陽が高く期待していたような遠望は利きませんでしたが、いちおうこんな感じという程度でご紹介しておきます(画角は3枚とも35ミリ換算で28mmです)。

●西方
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左に大きく見える山容が武甲山、採石の跡が痛々しい。中央正面12時の方向奥のくぼみが雁坂峠、その右に小さく見えるピークが甲武信岳。右のギザギザが両神山。手前に見える町並みが横瀬、奥は秩父市街地。

●北西方
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左のギザギザは両神山、中央やや左寄りのピークは二子山、中央右寄り奥に薄く見えるのが浅間山、その手前は妙義山。条件が良ければ、北アルプスがこの方向に点々と見えるそうだ。

●北方
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中央正面が上越国境・谷川連峰方面(写っていない)、その左右で広い裾野を広げているのが榛名山と赤城山。赤城山の右には日光白根山、さらに右端に見える3連ピークが左から順に、太郎山、男体山、女峰山と思われる。

【以下、主観ながら重要と考える情報です】

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