能登線追憶(13)
不定期ながら続けている「能登線追憶」シリーズ(?)に、2度目の七尾線登場です。
いまから10年前、七尾線の穴水―輪島間は、それぞれ最後の季節を過ごしていました。その姿を記憶と記録に残したくて、その年は何度か能登に通いました。夏雲立つ炎天下のもと、穴水と輪島の間を朝から晩まで駆けずり回っていたことを、今年の夏の暑さが思い出させてくれます。
その能登に、今年はまた帰れそうもありません。ただ、こうして追憶にひたることで、気持ちだけでも帰れたような気になりました。それにしても、あれからもう10年……アルバムの1つも作れておらず、無為に時間を過ごしていることを実感します。
写真は上下とも、のと鉄道七尾線穴水―能登三井(みい)間にて2000年8月撮影。下の列車は、金沢発輪島行き急行「能登路1号」。CanonEOS55,Tamron28-200mm,RDP100
~追伸~
のと鉄道の無人駅(西岸駅)を活用し「駅舎マーケット」を始めた方がいます。
・西岸駅舎きまぐれ報 http://notogishi.exblog.jp/
先日ご紹介した秩父鉄道の記事でも触れましたが、こうした価値ある“資産”が積極的に利活用されていくのは素晴らしいことです。というか、鉄道会社自らが、もっともっとそういうことに目を向けるべきなのですが…(それを実践しているところは、どこも“元気”ですね)。
(第382号)
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