カブトエビが棲む川越水田風景
さいたま地方法務局川越支局の正面に広がる一面の水田風景。ここの田んぼにはカエルがたくさんいて、夜には賑やかな合唱が響き渡ります。
休日に家族で散歩をしていたら、近所の人が「あっちの方に行くとカブトガニがいるよ」と教えてくれました。ホンマカイナと思いつつ、「あっち」をよ~く探してみると、確かにいました『カブトエビ』が。遠目ではオタマジャクシと見紛うところ、目を凝らせば分かります。こうして片手で簡単にすくいとることもできます(写真下)。
カブトエビは、いわゆる“生きている化石【living fossil】”。体長2~3cm程度で、兜の裏には足がたくさんあって、とくに目のあたりがカワイイ!(見る人によってはキモチワルイと思うかも)。水田の雑草を食べることから、「田の草取り虫」とも呼ばれています。農薬の使用が減っている証しでしょうか、最近ではよく見かけるようになっているそうです。
*関連記事 カエルが見つめる先にあるもの(第348号)
(第355号)
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コメント
はじめまして。「カブトエビ」を検索していてこちらにたどり着きました。現在、子供の夏休みの自由研究でカブトエビセットを購入して飼育しましたが、うまく育ちませんでした。そこで、もしまだ田んぼに成虫がいるのなら、捕獲して観察等をしたいと思っています。よろしければどちらの田んぼか、教えていただけないでしょうか?よろしくお願いいたします。
投稿: 関口リカコ | 2011年7月31日 (日) 10時11分
関口リカコさん、はじめまして。
当時私が見かけたのは、川越市豊田本、尚美学園大学と水上公園通りとの間に広がる水田の水路でした。ただ、いまの時期だと、もういないかもしれません。
投稿: 鉄まんアトム | 2011年7月31日 (日) 18時42分