« 神出鬼没の西武鉄道999ラッピング車両 | トップページ | ゲゲゲの深大寺に行く »

東北新幹線が“はやぶさ”の違和感

 JR東日本は5月11日、東北新幹線の八戸―新青森間を本年12月4日に開業し、来年3月に投入予定の新型車両E5系による最速列車の愛称を「はやぶさ」に決めた、と発表しました。

   ありえない、ありえない、とにかくありえないぞ!!

 列車名としての「はやぶさ」は、1958(昭和33)年、東京―鹿児島間の特別急行列車として誕生(2年後にブルートレイン化して、行き先を西鹿児島に変更)しました。当時、広島以西はまだ電化されておらず、蒸気機関車が牽引するブルトレでした。1997(平成9)年に行き先を熊本までと短縮しましたが、2009(平成21)年に廃止されるまでの半世紀以上もの間、東京と九州とを結び続けました。
 そうした伝統のある「はやぶさ」が、廃止後わずか1年と少々で、「今度は青森行きです」と言われてもねえ…。大スター野球選手の引退後、すぐに同じ背番号を付けてしまうような無節操ぶりです。

   なんで、「はやて」じゃ、だめなん??

 結局のところ、新「はやぶさ」登場後も「はやて」は残り、新青森行きは2枚看板だとか…。
 以前、新潟行きが「あさひ」で、長野行きが「あさま」という時代がありました。「ひ」と「ま」しか違わず紛らわしかったのですが、今度も「て」と「ぶさ」しか違いがありません。今度は行き先が同じだからいいと判断したのでしょうか、それとも何も考えず決めてしまったのでしょうか。

P1020593 私の記憶の中での「はやぶさ」は、もう30年以上もずうっと九州行きのブルトレなのです。“みちのく”へと向かう「はやぶさ」なんて、きっと私は、生涯なじめないだろうな。

【写真】 当時の熊本駅5番線に入線する東京行き寝台特急「はやぶさ」。16時発で東京には翌9時58分着の約18時間が「はやぶさ」の旅であった(2006年11月撮影)。

*関連記事 東京駅からブルートレインが消え去る日(第145号)

(第346号)

|

« 神出鬼没の西武鉄道999ラッピング車両 | トップページ | ゲゲゲの深大寺に行く »

コメント

東北新幹線開業前、上野から特急「はつかり」で青森へ、青函連絡船で北海道へと30時間以上かけて旅しました。
「みちのく」の昼行列車なら「はつかり」です。停車駅パターンによる区別などのため2つの列車名が必要なら、早い方を引き続き「はやて」とし、遅い方に「はつかり」を復活したらよかったのに。(「はつかり」は公募投票でも一位だったそうですから。)

投稿: 末吉 | 2010年5月12日 (水) 19時10分

 末吉さん、コメントありがとうございます。
 私は、東北新幹線開業後の世代です。「はつかり」には、盛岡始発しか乗ったことがありません。もっとも、若かりし頃は、18きっぷで鈍行ばかりでしたが。

 八戸延伸の際の愛称公募でも、「はつかり」や「みちのく」は上位でしたね。でも、採用されたのはベスト10にもなかった「はやて」。今回も7位の「はやぶさ」。
 こういう繰り返しを見せつけられると、何のための『公募』なのよ、と思ってしまいます。はじめから『結論ありき』だったら公募なんてお止しなさい、と株主総会に出て直言しますか! もうすぐ“招待状”が届く頃ですので。
(ps こんなことより、「あけぼの」や「北斗星」の行く末を案じるべきかもしれませぬ)

投稿: 鉄まんアトム | 2010年5月12日 (水) 23時45分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/504670/48341591

この記事へのトラックバック一覧です: 東北新幹線が“はやぶさ”の違和感:

« 神出鬼没の西武鉄道999ラッピング車両 | トップページ | ゲゲゲの深大寺に行く »