伊豆ヶ岳にて
憲法記念日は奥武蔵へ。次男を両親に預かってもらい、電車に乗って伊豆ヶ岳(標高851m)を目指しました。起点となる西武秩父線の正丸駅は標高301.8m。よって、約550mの登山となります。
秋冬の間、高尾山にも、外秩父にも、結局どこにも行けなかったので、山歩きは昨年10月の尾瀬以来。半年以上の間隔が空いています。その鈍った体で、いきなり伊豆ヶ岳はキツかった…。高低差だけなら尾瀬の鳩待峠から至仏山に登るのと大差なく、勾配はこちらの方がむしろ急なのです。標高は低くても、じゅうぶん“満腹”になります。
この時期の奥武蔵は新緑真っ盛り。沢沿いにはヤマブキやシャガの花も見られます。イヤな虫にも悩まされず、暑くもなく寒くもなく、なかなか良い頃合だと思います。
伊豆ヶ岳頂上には、なんと満開に咲き誇る山桜まで。ここにこんな桜があるなんて…登頂3度目にして初めて知りました。今年の桜もこれでお腹いっぱい。立夏を過ぎ、暦はもう夏です。
正丸峠から正丸駅へと下る途中にて。かげる日がスポットライトのようにモミジを浮かび上がらせていました。
正丸でのシャガの見頃はこれから? ちょうど3年前にも家族で奥武蔵に行きましたが、そのときは満開でした。これも4月の寒さの影響でしょうか。
(第343号)
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