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2010年5月の13件の記事

ミズバショウ咲き始める早春尾瀬ヶ原(後編)

 ――前編からのつづき

 後編の1枚目は「隠れた花の宝庫」と呼ばれるココ。東電尾瀬橋で只見川を新潟側に渡った先にある湿原で、ミズバショウが真っ盛りでした。今回歩いてきた中で、もっとも見応えのあった場所です。P1110894_1
 このルートは、いわゆる裏通り。尾瀬ヶ原ハイクの大半を占める鳩待峠INOUTの日帰りバスツアーでは、ここまでは来られません。マイカー日帰りでも、やや健脚向きといえるでしょう。それゆえ人通りもまばらで、静かな散策が楽しめます。ちなみに、この「宝庫」から東電小屋までは5分ほどです。

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 東電小屋は高台にあって、眼下にヨシッ堀田代と只見川、遠くには至仏山(左)が一望できます。小屋前のミネザクラは三分咲きといったところ。尾瀬の桜は、これからがシーズンです。

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 その東電小屋下では、ミズバショウとリュウキンカの競演が見られました。木道の間に咲くリュウキンカは、ひときわ目を引きます。
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 途中少しずつ写真を撮りながらも、ここから一気に山ノ鼻まで歩き続けました。dash

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ミズバショウ咲き始める早春尾瀬ヶ原(前編)

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 昨年5回も行った尾瀬に、今年初めて行ってきました。昨年11月の「春になったら…今年見られなかったミズバショウを見に行くつもり」宣言の実行です(第274号「尾瀬大好きの半年を総括」を参照)。
 さて、その尾瀬。狙っていた新緑が芽吹き始める景色には、10日ほど早かったようです。残雪というには雪がなく、春の尾瀬というには緑がなく、“帯に短し…”の微妙な状態。一部の場所のほか、ミズバショウの盛りもまだこれからのよう。おまけに寒気の影響で朝の気温は4度ほど、風があって日差しはなく、とにかく寒い一日でした。

 とは言っても、行けば楽しいのが尾瀬。竜宮→見晴→東電小屋→ヨッピ道を周回する鳩待峠INOUT+行き帰りに研究見本園の地図上で21.6km(歩数計38323歩/30.5km)、日帰りとしては自己最長距離を歩いてきました。この日記を2回に分けて綴っておくことにします。

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 鳩待峠から尾瀬ヶ原・山ノ鼻へと下っていくと、2つ目の川・テンマ沢を渡った先で最初の水芭蕉群落がお出迎え。これが、いわゆる「見頃」という状態です。ちなみに、第263号「去りゆく尾瀬の秋風景(後編)」の3枚目の写真もこの場所で撮ったものです。

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日司政連定時大会、強制会と表裏一体の組織活動方針を承認

 4月17日に行われた日本司法書士政治連盟(以下、日司政連)の第40回定時大会。この大会要領を入手しました。当日審議可決された日司政連の組織活動方針(第2号議案)には、目を疑うような文字が連なっていましたのでご紹介しておきます。

 第2号議案、第9.組織活動方針 (PDF 230.6K)

 【以下、上記より一部抜粋】
 ※なお、a)、b)、…の符号付加、並びにテキストの色づけ及び下線は筆者による。

 ――政連と本会の協力関係に対し問題が投げ掛けられている。a)司法書士政治連盟を政治家の資金管理団体等の政治団体と同一視し、本会が強制会であり政治と距離を置くべきという一部の考え方である。
 しかし、ここで重要なのは政治連盟の組織が、強制会である本会の要請と決議の元に誕生した経緯である。40年前に政連の設立を日本司法書士会連合会や各本会が決議したのは、会員ならびに時代の要請であり、決議は、司法書士制度存続の危機を憂えた司法書士ならびに司法書士会の自治権に基づくものである。先人の司法書士たちの苦労と汗で築いた職業団体としてb)憲法上保障された政治活動の礎を、単に政治とは離れていたいという無責任且つ非現実的な主張に埋没させてはならない。
 c)政連の活動目的は、まさしく司法書士制度推進であり、司法書士制度に関する政治活動に自己限定し、一般的政治課題すなわち個人の思想信条の自由にかかわるような政治課題は扱わないことを方針としてきた。
 この自己限定された司法書士制度推進のための政連活動の成果は、等しく司法書士会会員の全員に行き渡り司法書士の社会的地位向上や業務範囲の拡充に繋がっている。繰り返して言うが、司法書士政治連盟は司法書士制度のためにだけ存在し機能してきた。そして、d)40年前も今日も、もし強制会である本会と真剣且つ真実の協力がなければ政連の活動は成り立たないのである。e)政治連盟と本会との協力関係の分断を図ることは、政治連盟の組織を形骸化させ、今後の司法書士法の改正を遠くするものである。弁護士の増員に伴う法律家一元構想や他士業の業務参入の危機は常に続いている。f)今こそ政連と本会は真に表裏一体となり、司法書士制度存続と発展の運動が必要である。
(以上、抜粋終わり)

          *          *          *
 さて、最後まで投げ出さずに読むことはできたでしょうか。事実と意見がごちゃ混ぜの読むに耐えないシロモノで、もはや反論するまでもなく自滅の感が否めません。
 ただ、文脈上、私に対する批判と受け止めるほかない(しかも組織決定を経ている)文書であるので、いちおうコメントだけはしておくことにします。

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株主限定特製ビール2010

 アサヒビールから、今年も「株主様限定特製ビール」が届きました。
 今年のお題目は、『自然のめぐみ』を感じられるような味わいを目指した、という麦芽100%生ビール。栽培期間中に農薬を使用していない有機麦芽と有機ホップを使用した「限定の味」だそうです。

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 色は、ごく淡い金色(薄めのウイスキー水割り程度)。口当たりは、滑らかで苦みをほとんど感じません。イヤな雑味もなし。のど越し後に、華やかだが控えめ、果実を思わせるような香りが広がります。
 それは「プレミアムモルツ」のようなガツンとしたものではなく、初恋の甘さというか恥じらいというか…。ところで、どんなだったっけ、初恋。――どうでもよくなってしまったところで、テイスティングは終了~。

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日司政連幹事長、収支報告書の虚偽記載を否認へ

 日本司法書士政治連盟(日司政連)が発行した「飛翔速報版(2010年4月28日発行No.54)」を入手しました(pdf 112.2K)。これによると、4月17日開催の日司政連第40回定時大会において、政治資金規正法違反容疑での被告発人(*1)である芝将宏幹事長から、政治資金収支報告書の事務について、「現時点までの経緯と事実に関する詳細な報告と説明が為された」とされています(*2)

 注目すべきは、
 1)「埼玉の会員の指摘の中に」
 2)「明らかな事実誤認や誤解に基づく主張があること」

 という記載です。

 私は、日司政連の会員ではありませんが、仮に「埼玉の会員」が私のことだとすると、私の主張には、「明らかな事実誤認や誤解に基づく主張がある」のだそうです(*3)。言い換えると、日司政連は、これまでの虚偽記載を認める幹部らの発言(*4)をひるがえし、否認へと転じる姿勢を公式に明らかにしたということです。
 しかしながら、「埼玉の会員の指摘の中」のどの事実が「明らかな事実誤認」なのか、また「誤解に基づく主張」なのかは、何一つとして記載されていません。
 このような反論をする以上は、『相手の○○○○という主張は誤認誤解で、事実は△△△△だ。』と具体的に述べる必要があります。なのに日司政連の主張には、この「○」と「△」にあたる部分が皆無なのです。全く話になりません。

 よって、日司政連は、
 1)について具体的に誰を指しているのか、
 2)について「明らかな事実誤認や誤解に基づく主張」とは具体的にどの事実について述べたものなのか、
 そして3)として、2)を根拠付ける具体的事実、
 以上3点を今すぐ明確に
する必要があります(日司政連による公表を求めます)。

 ところで、本件「飛翔」には、一般の市民感覚では理解できないような驚きの事実も、誇らしげに記載されていました。
 なんと、この定時大会には、千葉景子法務大臣や加藤公一法務副大臣が来賓出席し、祝辞を述べたとされています。大会後の懇親会には、中井治国家公安委員長が同様に出席し祝辞を述べています(*2)
 幹部らに対する告発状が受理され捜査対象となっている一政治団体の会合に、現職の正副法務大臣という捜査機関のトップらが参会し祝辞を述べる事態。果たしてこれで、「不偏不党・厳正公平」なる捜査(*5)は確保されるのでしょうか。捜査の結論によっては、検察審査会の判断を仰ぐことも視野に入れる必要がありそうです。

          *          *          *
<補注>
*1 2010年2月19日付けにて東京地検特捜部が告発状を受理。詳細は当ブログ第308号(2010年2月)参照。
*2 日本司法書士政治連盟滋賀会のブログに本定時大会の模様を伝える記事あり。
   http://seirenshiga.blog45.fc2.com/blog-entry-84.html
   http://seirenshiga.blog45.fc2.com/blog-entry-85.html
*3 文脈上、私のことを指しているとしか読み取ることはできない。
*4 文書及び報道には次のようなものがある。
 ・平成21年10月21日付け日司政連発第091009号「質問状の件」。詳細は当ブログ記事第271号(2009年11月)を参照。
 ・2009年11月13日付け週刊法律新聞第1830号
 ・2009年12月12日付け日本経済新聞朝刊。詳細は当ブログ第288号(2009年12月)を参照。
*5 検察庁ホームページ(http://www.kensatsu.go.jp/)の「検察庁の業務」参照。

(第349号)

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カエルが見つめる先にあるもの

 天気の良かったこの週末、カエルたちを探しに近くの田んぼへと行ってきました。短い時間だったので、2〜3匹を捕まえ写真を撮ってリリース。それを家に帰ってチェックしたら、見事にキャッチライトしたカットがありました。つぶらな瞳が生き生きとして、何ともいえません。Img_2723

 例年なら、すでに田植えが終わっている頃の川越郊外の水田。今年はまだ、水も張られていないところがたくさんあります。狭山茶の八十八夜摘み新茶の出荷も遅れているようです。カエルの姿もあまり見かけません。
 目先の異常低温だけでなく、周辺の環境変化による影響が気がかりです。去年までカエルを追いかけ回していた田んぼに均質な建売住宅が並んでいたり、田んぼに接する林が伐採され駐車場になっていたり、土の小川がコンクリートで固められていたり。カエルたちの居場所探しは、年々範囲が狭まっているのです。

 どうか、気持ち悪いと言わず見て下さい。こんな写真が撮れる環境は、人間にとっても住みよい環境であることの証し。これまでも、そしてこれからも、大事にしたい川越の風景の一つです。

Img_2750

 ちなみに、このカエル(上&下の上)は「トウキョウダルマガエル」という種です。一般的に「トノサマガエル」と呼ばれていますが、トノサマガエルは関東には分布していません。

(第348号)

*追加関連記事 カブトエビが棲む川越水田風景(第355号)

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ゲゲゲの深大寺に行く

 石川県に住む知人が東京に来ていまして、多摩のある場所で会うことになりました。ふだん行く機会の少ない多摩地方なので、寄り道をすることに。で、選んだ場所は、東京都調布市の深大寺。現在放送中のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」にも登場している古刹です。

 JR中央線の駅から出ている深大寺行きの路線バス。何の変哲もない都市近郊の住宅街を進むと、急に鬱蒼とした森へと分け入り、そこが深大寺。バス停からすぐのところに山門があります。拝観無料。
Img_2680

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東北新幹線が“はやぶさ”の違和感

 JR東日本は5月11日、東北新幹線の八戸―新青森間を本年12月4日に開業し、来年3月に投入予定の新型車両E5系による最速列車の愛称を「はやぶさ」に決めた、と発表しました。

   ありえない、ありえない、とにかくありえないぞ!!

 列車名としての「はやぶさ」は、1958(昭和33)年、東京―鹿児島間の特別急行列車として誕生(2年後にブルートレイン化して、行き先を西鹿児島に変更)しました。当時、広島以西はまだ電化されておらず、蒸気機関車が牽引するブルトレでした。1997(平成9)年に行き先を熊本までと短縮しましたが、2009(平成21)年に廃止されるまでの半世紀以上もの間、東京と九州とを結び続けました。
 そうした伝統のある「はやぶさ」が、廃止後わずか1年と少々で、「今度は青森行きです」と言われてもねえ…。大スター野球選手の引退後、すぐに同じ背番号を付けてしまうような無節操ぶりです。

   なんで、「はやて」じゃ、だめなん??

 結局のところ、新「はやぶさ」登場後も「はやて」は残り、新青森行きは2枚看板だとか…。
 以前、新潟行きが「あさひ」で、長野行きが「あさま」という時代がありました。「ひ」と「ま」しか違わず紛らわしかったのですが、今度も「て」と「ぶさ」しか違いがありません。今度は行き先が同じだからいいと判断したのでしょうか、それとも何も考えず決めてしまったのでしょうか。

P1020593 私の記憶の中での「はやぶさ」は、もう30年以上もずうっと九州行きのブルトレなのです。“みちのく”へと向かう「はやぶさ」なんて、きっと私は、生涯なじめないだろうな。

【写真】 当時の熊本駅5番線に入線する東京行き寝台特急「はやぶさ」。16時発で東京には翌9時58分着の約18時間が「はやぶさ」の旅であった(2006年11月撮影)。

*関連記事 東京駅からブルートレインが消え去る日(第145号)

(第346号)

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神出鬼没の西武鉄道999ラッピング車両

 昨年5月、西武線に登場した『銀河鉄道999』ラッピング電車。ブログで紹介しようと思いながら、はや1年が経ってしまいました。てっきり豊島園辺りだけで走っているとばかり思い込んでいましたが、狭山線(西武球場前)や秩父線(西武秩父)にも顔を出しているようです。
 それにしてもこの塗装デザイン、スカート(排障器)に描かれたメーテルの髪が、何度見ても唐草模様に見えるんですよねえ…(西武池袋線東飯能駅にて。ちなみに、反対側の先頭は「車掌さん」です)。

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 999ラッピングといえば、北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線(池田-陸別-北見140km、2006年4月廃線)が元祖。見比べると違いは一目瞭然。銀河線車両に描かれたメーテルはまさしくメーテルなのに、西武のはお化けチック(主観ですが!)。夜見たらメーテルの目がコワイし、側面は髪なのか微妙だったり、やはり3匹目のドジョウは……。
 どことなく親しみを感じる銀河線デザインの方が、私は好きです。
 というわけで、在りし日の銀河線の写真をどうぞ。

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鉄分も補給する奥武蔵ハイク

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 奥武蔵を縦断する西武線。池袋や川越から1時間、運賃にして500円ほどで車窓は山岳風景になります。西武秩父線の起点となる吾野駅と子ノ権現(ねのごんげん)や伊豆ヶ岳を結ぶハイキングコースには、列車を俯瞰気味に見る場所があります。
 そこを通りがかったら、ちょうど眼下に白い電車がやってきました。白い電車は、ゆったりしたセミクロスシートのボックス座席が並ぶ4000系。ふだんは飯能-西武秩父間でのローカル輸送を担っていますが、土休日には快速急行として、池袋から秩父鉄道へと直通する行楽列車に変身します。

 奥武蔵ハイカーにとって便利で快適な車両は、あの大好きな、日光や会津への東武快速電車(6050系)を彷彿させます。平日も、そして新宿線にも、せめて日中の快速急行だけでいいから、この車両で運転してくれないかなあ――。以上、テツの妄想でした。

【写真】西武秩父線西吾野-吾野にて撮影。右上のピークは大高山(標高493m)。

(第344号)

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伊豆ヶ岳にて

 憲法記念日は奥武蔵へ。次男を両親に預かってもらい、電車に乗って伊豆ヶ岳(標高851m)を目指しました。起点となる西武秩父線の正丸駅は標高301.8m。よって、約550mの登山となります。
 秋冬の間、高尾山にも、外秩父にも、結局どこにも行けなかったので、山歩きは昨年10月の尾瀬以来。半年以上の間隔が空いています。その鈍った体で、いきなり伊豆ヶ岳はキツかった…。高低差だけなら尾瀬の鳩待峠から至仏山に登るのと大差なく、勾配はこちらの方がむしろ急なのです。標高は低くても、じゅうぶん“満腹”になります。
 この時期の奥武蔵は新緑真っ盛り。沢沿いにはヤマブキやシャガの花も見られます。イヤな虫にも悩まされず、暑くもなく寒くもなく、なかなか良い頃合だと思います。

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 伊豆ヶ岳頂上には、なんと満開に咲き誇る山桜まで。ここにこんな桜があるなんて…登頂3度目にして初めて知りました。今年の桜もこれでお腹いっぱい。立夏を過ぎ、暦はもう夏です。

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 正丸峠から正丸駅へと下る途中にて。かげる日がスポットライトのようにモミジを浮かび上がらせていました。

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 正丸でのシャガの見頃はこれから? ちょうど3年前にも家族で奥武蔵に行きましたが、そのときは満開でした。これも4月の寒さの影響でしょうか。

(第343号)

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消えゆく八ッ場鉄道桜景

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JR吾妻線岩島-川原湯温泉間 533M 2010年4月25日撮影 LUMIX DMC-LX3

 万座の帰路は国道145号線を渋川へ。途中の川原湯温泉駅近く、JR吾妻線の線路脇で咲く一本の桜に目が留まりました。ここは八ッ場ダムの水没予定地。ダム本体工事が中止に向かう一方、道路や鉄道の付け替えといった関連工事は進んでおり、川原湯地区の未来図は不透明のままです。
 同地区をはさむ吾妻線の岩島-長野原草津口間は、急峻な吾妻渓谷に沿って敷設されており同線の隘路となっています。そのため、たといダム建設が中止になったとしても、線路は予定どおり付け替えられる見込み。吾妻峡をトンネルで一気に抜ける新線の完成予定は、今年度中とされています。

 そう思ったら、この景色が急に愛おしくなりました。桜を目に留めながらも進んでしまった道を引き返し、この失われつつある鉄道風景を、同じく姿を消しつつある湘南色の115系電車と併せ写し撮っておくことにしました。ロケハンなしの一発勝負ゆえ、逆光の電車はご愛敬ということで。

(第342号)

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妙義山さくらの里に行く

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 万座への道中、妙義山南麓の「さくらの里」(群馬県甘楽郡下仁田町)に立ち寄りました。奇岩怪石がおりなす妙義山塊の景観は、日本三奇勝の一つと云われています。その斜面一体に約5,000本の桜が咲く風景とはどんなものだろう。ぜひとも一度は見てみたいと思っていました。
 現地に行っての感想は、想像以上。幾重にも折り重なるよう見える山中の桜は、こうも見事なものか。見下ろすも良し、見上げるも良し、そそり立つ岩壁群との組み合わせもまた絶妙。来年以降、やみつきになりそうな場所でした(臆病者なので、あの岩に登ってみたいという気は起きませぬが)。

 明るいうちの万座到着が厳しくなる午後2時、妙義山から下山し、国道18号線で碓氷峠を越えました。横川辺りの桜もちょうど満開でしたが、軽井沢に春の気配はありませんでした。桜前線にとっても“横軽”の急勾配は難所のようです。

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*撮影データ(上下とも) 2010年4月24日撮影 Panasonic LUMIX DMC-LX3
プログラムAE,Tv1/800,Av4.0,ISO80,ホワイトバランスオート,24mm

(第341号)

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