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2010年4月の15件の記事

公開質問状に関し日司連が通知

 日本司法書士会連合会(以下、日司連)に対する本年3月10日付け「公開質問状」(当ブログ第316号参照)に関し、細田日司連会長が各司法書士会会長宛て文書(以下、細田文書)を発しました。なお、細田文書は以下のとおりです。

・「日本司法書士政治連盟への事務室等の使用等について(通知)」(PDF 88.3K)
 (平成22年4月16日付け日司連発第77号)※4月28日受領

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障害児の親縛る医療ケア体制

 私たち家族が抱える問題を、一人でも多くの人に知ってもらいたい。その一心で朝日新聞「声」欄に投稿しました。思いは記者に通じ、標記題名をまとい、新聞紙上に468の文字となって羽ばたいていきました。まずは、掲載された文章をご一読願います。

    障害児の親縛る医療ケア体制
    司法書士 広田 博志 (埼玉県川越市 40)
 6歳の次男は肢体不自由児で、食事や水分は鼻からチューブを入れて補給する経管栄養が必要だ。私たち夫婦は共働きで日中は次男を市立の保育所に預けている。保育所ではチューブの抜き差しを看護師がしてくれる。こうした市の支援で、勤務を短縮しつつも共働きを続けてこられた。
 しかし来春、次男が埼玉県立の特別支援学校へ進学すると、共働きの継続は絶望的だ。
 そこでは医療的ケアが要る児童のため看護師の教員が複数配置されている。ところが県のガイドラインで、看護師は経管栄養の中でも、チューブ装着を確認し栄養分を容器に注入する限定された行程にだけ携わる。チューブの抜き差しは親に任され、少しでもチューブが外れると親が呼ばれて処置する運用だ。親は終日待機も余儀なくされる。時間のかかる注入ケアは認め、チューブの抜き差しはダメでは何のための看護師配置か。
 障害児の親が社会に出て働くことには経済的・精神的に大きな意義がある。学校に看護師が常駐し医療的ケア体制を整えると親の負担の軽減効果があったと指摘する文部科学省通知もある。県は通知に沿う運用に改善してほしい。
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(朝日新聞東京本社版4月27日付け朝刊12面「声」欄、拙稿は上部中央)

 医療の進歩によって救われるようになった命。一方で、生かされた命を支える仕組みが整っていない社会。両者がもたらすシワ寄せは家族だけに押し込まれ、家族がその重荷を何十年にもわたり背負っていくしかない現実は、やはり変えていかなければならないと思います。

 いくら家族といえども、自分たちの力でできること、できないことがあります。

 親にとっての“一度しかない人生”【quality of life】が、日々、特別支援学校の控室で踏みつぶされていっている実情。子どもに保障されているはずの、医療従事者による適正な医療を受ける権利が蔑ろ(ないがしろ)にされている実態。こうした現実を多くの人に知ってほしい。そして、考えてほしいのです。

 もし、あなたが、子どもの通う学校から、「毎日子どもと一緒に学校に来て、授業が終わるまで別室でただひたすら座って待っているように、用があれば呼ぶから」と言われたら、どうしますか?

*関連記事
行政がこしらえる障害者の障害(第333号)
150分の100分の2(第81号)
障がい者制度改革推進会議が第一次意見書まとめる(第356号)
県のきまり こと 埼玉県立特別支援学校医療的ケア体制整備事業実施要項(第361号)

障害者施策における“合理的配慮”という視点(第417号)
川越市統合保育35年のあゆみに続く新たな1ページ(第431号)
埼玉県立の特別支援学校に関する報道の整理(第433号)

(第338号)

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桜餅いただき

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 今年はまだ食べていない、と先週嘆いた桜餅。お店を覗いてみたら、まだ売っていたので買ってきました。う~~ん、桜だねえ、やっぱ花より団子だよねえ…。
 先週末はこの桜餅をいただいてから、北上した桜前線を追いかけてみました。写真も撮ってきたので、時間がとれたら追ってご紹介したいと思います。

 ちなみに川越の桜、いまは八重桜が見頃を迎えています。

(第337号)

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自戒のCoffee Break

 埼玉司法書士会が年1回発行している会報。司法書士の活動報告や司法書士会の事業紹介などのカタい記事の一方で、数名の会員がプライベートについて語るユルめの「Coffee Break」欄があります。
 けして「ゆるキャラ」でないこの私に、あろうことか、ゆるい方の執筆話が回ってきました。テーマは「趣味」。昨年すでに脱稿済みで忘れかけていたところ、このほど掲載号(第69号)が送られてきました。
 届いた冊子を開き自分の記事を読み返してみると、Coffeeが凍り付くような、オレ様に気安く声をかけるなImg_2426オーラ丸出しの“JR全線完乗決意宣言”。もっと緩く書いても良かったかなあ、例えば、列車の乗り遅れ乗り違い顛末や、鉄道マニアの珍妙な行動分析とか…。楽しい光景が浮かんでくる他の記事と見比べ、ちょっと反省しています。

 “宣言文”の全文は、興味のある方のみ、以下の「続きを読む」をクリックしてご覧下さい。

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暗号化の件

 少々変則的な登記事件の依頼が2月にありました。登記先履行の特約があったり、事情があって急ぎのオンライン申請をしたり。ここに来てようやく最終の決済が終了し、山を通り過ごしてホッとしています。

 私のデスク正面には、小学校の桜の木が窓一杯に見えます。まだ若い小さな2本の桜ですが、1本は他よりも早く咲き、もう1本は他より遅れて咲きます。ちょうど目線の先にあって、仕事をしながらも、桜にうつつを抜かすことができるようになっています。

 こうしてホッとしたのも束の間、法務局から補正の連絡アリ。
 委任状に「暗号化の件」の記載が漏れている、とのこと。…ありゃりゃ、ま~た、やっちまったよ…。

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誉桜満開風景2010

 今年も、「誉桜」(川越市宮下町二丁目)に張り付きました。
 氷川橋の近くに、たくさんの花をつける枝があって、毎年撮影しています。今年はどうしたことか、あまり花をつけずに終わりました。天気もいまひとつで、背景に青空が現れた時間もわずかでした。
 そんな年もあるのでしょう。例年は撮っていない角度のものを含め、“誉桜満開風景2010”として記録しておくことにします。ぜひ、昨年、一昨年とも比較して楽しんで頂ければ幸いです。

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撮影2010年4月6日16時41分

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行政がこしらえる障害者の障害

 我が二男は、脳性麻痺による四肢体幹機能障害を抱える重度重複障害児。6歳を過ぎても、座る、立つ、歩く、話す、食べる、どれ一つとして満足にできません。いや、そのほとんどが全くできません。食事や水分補給は、主に鼻から胃までチューブを入れ、経腸栄養剤などを注入しています(いわゆる経管栄養)。
 私たち夫婦は共働き。日中は、市立の保育所で二男を預かってもらっています。保育所では、主治医の指示に基づき、看護師が経管栄養のためのチューブ挿抜を行っています。これにより私たちは、勤務時間を短縮しながらも仕事を続けられています。障害児を抱える親たちが就業するということは、社会的、経済的にはもちろん、親自身の精神衛生上もじつに有意義なことなのです。
          *          *          *
 その二男が来年度、学齢に達します。早めの準備が必要と思い、予約をして、県立の特別支援学校(従前の養護学校)にて就学の相談をしてきました。けれど、感想を一言で述べると、『絶望』。学校で聞かされたことは、耳を疑うことばかりでした。

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公開質問状に対する日司連の回答

 4月15日の経過をもって、日本司法書士会連合会(以下、日司連)に対する2010年3月10日付け「公開質問状」の回答期限を迎えました。

  対日司連公開質問状についての詳細は下記をご参照下さい。
  日本司法書士会連合会に対する公開質問状」(当ブログ第316号)

 これに関し4月1日、埼玉司法書士会の藤縄会長から電話連絡のうえ、日司連の里村美喜夫専務理事名の「貴会会員からの公開質問状について」と題する文書(3月31日付けで里村氏から藤縄氏に宛てたA4版1枚のもの。以下、里村文書)をメールにて受け取りました。なお、送付を受けた里村文書は以下のとおりです。

 ・「貴会会員からの公開質問状について」(pdf 43.6K)

 里村文書の要旨は次の3点、
 1) 会員個人に対し、直接回答することはしない。
 2) 本件についての日司連の考え方は、各司法書士会に対する通知文書を発することにより、司法書士会員全員に情報提供する。
 3) 日司連の上記1)及び2)の取扱いを、埼玉司法書士会が広田に示されたし。

 というものです。

 本日現在、上記里村文書以外に、日司連からの連絡は直接間接を問わず一切ありません。また、上記2)の情報提供もなされていません。よって、公開質問状に明記したとおり、同質問状に記載した事項について日司連は異議がなかったものと受け止めます。

 今回の公開質問状にて、日司連及び各司法書士会における行為の違法性は日司連執行部に伝わったはずです。このまま数ヵ月以上も指摘した問題を放置すれば、当該行為が故意であるという事実認定を受けることになるでしょう。
 日司連が質問者に直接回答するかしないかはご随意に、としか言えません。しかしながら、日司連は、質問者への回答を逃れても、世間に対する説明責任まで放棄してしまうわけにはいきません。指摘した問題の是正から逃れられないのは、なおのことです。

flair2010/4/29追記【重要】
本件公開質問状及び里村文書の上記2)に関し、日司連が全国の司法書士会会長宛てに通知文書(平成22年4月16日付け日司連発第77号)を発しました。
公開質問状に関し日司連が通知(第339号)

※2010/5/7追記
里村文書については、週刊法律新聞で報じられていました。
4月23日付け週刊法律新聞第1849号 (pdf 313.3K)

*関連記事
日司連が日司政連に事務所格安提供(第311号)
日司連が日司政連に寄附した300万円のゆくえ(第287号)

(第332号)

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都立小児総合医療センター初通院

 東京都府中市に先月、3つの都立小児病院(清瀬小児、八王子小児及び梅ヶ丘)を統廃合し新設された都立小児総合医療センター。今日4月12日、初めて行ってきました。
 じつは先週、妻が一度、電車にて往復しています。川越からの鉄道最短ルートは西武線。本川越から東村山で乗り換え、JR中央線の国分寺まで約40分(日中には直通電車あり)。国分寺駅から病院まではバスで、乗り換えや待ち時間等を含めても全1時間程度です。今日はあいにく雨だったので、車で向かうことに。今号はその道程のメモです。

 川越から病院までナビが示すのは、鉄道ルートとほぼ並行の、所沢を経由し府中街道を通る約25km。これが近そうに思えて、遠かった――。9時過ぎに家を出たのに、11時の外来予約に間に合わず。これしきの距離に、行きも帰りも所要は1時間半以上。換算すると1分で進めたのは277m、自転車よりも遅い計算です。これでは、親も子も元気でなければ病院には行けません。
 やはり、車での通院はキツイなあ…。とくに所沢から先の都内は、信号や踏切が多く混雑が激しい状況でした。旧清瀬小児の圏内(埼玉県南西部や北多摩北部)の小児救急搬送は、これでも差し障りなくできているのでしょうか。統廃合によって「手遅れ」となってしまう事態が、改めて現実の心配となりました。

 我が家も、もっと速く行ける経路を見つけなければ。でも、もう府中街道はうんざり。距離が倍以上にもなりますけど、次回は八王子経由の高速道路(圏央道~中央道国立府中IC)を試してみるしかないかな。。。

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新病院は開設まもなく、まだ外来患者が少ないせいか、無駄に広い印象を受けました。入口(左)や待合スペース(右)もご覧のとおりです。診察室には机とパソコンしかなく、病院に行った感じが全くしませんでした。

(第331号)

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川越夕景(26)

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 川越市松江町二丁目にある日本聖公会川越キリスト教会の礼拝堂は、1921(大正10)年の竣工。アメリカ人技師ウィリアム・ウィルソン設計による煉瓦造りで、国の登録有形文化財や市の都市景観重要建築物に指定されています。
 建物を隠さんばかりの満開の桜のすき間から、暮れなずみに白光りしている十字架が教会の存在を誇示しています。玄関のやわらかな照明が桜と見事に調和する雰囲気に、用務先への足が止まり引き込まれてしまいました。期間限定の夕景です。

 教会は交通量の多い県道の交差点にあって、建物上にそびえ立つ十字架をとらえるには、道路に立つしかありません。当然のこととして、三脚での撮影は困難(可能だとしても、迷惑かつ危険)です。画質の劣化を承知に感度を上げつつ、車の流れの合間を見ながら手持ちで撮るしかありませんでした。和らぐ空気感さえ伝わってくれればいいのですが、さあどうでしょう。

*撮影データ 2010年4月9日18時43分撮影 Canon PowerShot S90
 プログラムAE,Tv1/4,Av2.5,ISO1600,WBオート,35mm,ストロボ切

(第330号)

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“とれTEL”廃止させていただきます!?

 使っているクレジットカードの1つに、JR東日本のView Card(ビューカード)があります。今月支払分の利用明細書を確認していたところ、≪重要なお知らせ≫に目がとまりました。

100409 お知らせの内容は、JR東が今年2月、「ビューカードのさらなる発展のため、株式会社ビューカードにクレジットカード事業を継承」させたというもので、『※これまで通り全てのサービスを変わらずにご利用いただけます。』と書かれていました。
 ところが、そのすぐ上の欄に、≪「ビューカードとれTEL」サービス終了のお知らせ≫があって、『電話によるJRの指定席予約サービス「ビューカードとれTEL」は、2010年6月30日の受付をもちましてサービスを終了させていただきます。今後は…「えきねっと」をご利用いただきますようお願い…』と書かれていました。

 「これまで通り全てのサービスを変わらずにご利用いただけ」ないじゃんannoy
 よりによって「させていただきます」宣告とは。させていただかれちゃった方としては、その表現が原因で、納得できるものも納得できなくなります!!

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川越夕景(25)

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誉桜夕景 2010年4月8日17時37分撮影 Canon PowerShot S90
絞り優先AE,Tv1/40,Av4.0,ISO100,WBオート,28mm

 毎年お伝えしている氷川神社裏の“誉桜”(川越市宮下町二丁目)。
 今年は好天に恵まれずいましたが、今日は朝から快晴の桜撮影日和。ようやく出番が巡ってきました。
 朝方はたいして散っていなかったのに、夕暮れ時にはこのとおり。いっせいに散り始めた花びらで、辺り一面、桜色に染まっています。どこを見ても、桜、桜、桜。日没直前のこの情景に、通りゆく人たちの口からは一様に「うわぁ~~」という溜息。年に0~2回程度しか見ることのできない圧巻の誉桜夕景です。

Img_2109

*関連記事 “誉桜”満開風景(第196号) 昨年の満開時の模様です。

(第328号)

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ミツバツツジ咲く中院庭園

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 中院のシダレザクラは散ってしまいました。代わって、いまはソメイヨシノが満開となり、中院での桜の競演はまだ続きます。
 そんな中で、ツツジも咲き始めています。先頭を行くのはミツバツツジ(三葉躑躅)。またの名を“いちばんつつじ”といい、木々に若葉が芽吹く前の庭園で際立ちます。淡い紅紫色の花は、曇り空の下でもこのとおり鮮やか。根元に散らばる桜の花びらとの組み合わせが、なんともいえぬ風情を醸しています。

(第327号)

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天神様の細道に咲く桜と童

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 川越のソメイヨシノが6日、ほぼ満開となりました。街のあちこちで咲きこぼれています。童謡「通りゃんせ」発祥の地とされる三芳野神社(川越市郭町二丁目)。その境内は公園になっていて、桜の木もあり、お花見をする人たちや子どもたちで賑わっていました。
 参道脇では、桜を取り囲み元気よく遊んでいる一群が。どうやら、木登りをしているようです。満開の桜に抱きつき登るとは、なんてゼイタクな…。
 身の周りにあって暮らしに溶け込む名もなき桜もまた、魅力的です。

(第326号)

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中院夜桜にみる小宇宙

 先週末の金曜夜、家路で道草し、中院の枝垂桜を見納めてきました。前日から朝にかけては春の嵐。それでも桜たちは、雨ニモマケズ、風ニモマケズ。飛ばされぬよう、しっかりと枝にしがみついていました。
 見上げていると、花たちは風に揺らめき、流れ落ちてくるようです。そうして今にも覆い被さってくるさまに重なるのは、闇夜で見る天の川。夜空に浮かぶ満開のシダレザクラには、宇宙を感じます。

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中院本堂前の満開夜桜 2010年4月2日撮影 Canon PowerShot S90
絞り優先AE,Tv0.8,Av2.0,ISO100,WBマニュアル,28mm,三脚&セルフタイマー使用

(第325号)

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