明見院の枝垂桜が満開に
天台宗明見院(川越市大字今福)のシダレザクラが満開を迎えています。
境内の桜は1本だけ。樹齢200年以上、樹高は15mにもおよぶ大木で、ひときわ存在感を放ちます。訪れるのは近所の人が主、川越観光で来る人はまず居ません。人知れず咲き誇る柔らかなる樹形に、心がなごみます。
陽が傾くにつれ、桜の表情は変わります。1時間、2時間、と眺めていても飽きることはありません。時折ベンチに腰掛けては缶コーヒーをすすりつつ、その移ろいを楽しみました。
ベンチの横から見上げると、桜が、鋼鉄製の支柱で、がっぷり四つに組まれている様子を見て取ることができます。自分だって、この桜とおんなじだなあ……。「我思う、ゆえに我あり」。アレ? なんか違うかも。桜は人を哲学へと導きます。
それでは、あと数点、写真をお楽しみください。哲学に導かれるかどうかは、私の写真次第? それとも貴方次第?
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