【速報】日司政連幹部らに対する告発状受理
日本司法書士政治連盟(日司政連)の幹部らに対する政治資金規正法違反の疑いで東京地検特捜部宛てに提出した告発状(1月19日付け)について、本日2月19日17時12分頃、地検の担当事務官より「本日付けで受理された」旨の電話連絡がありました。
なお、受理された告発状の写しは、下記関連記事(第298号)にて公開しています。以上、速報にてお知らせ致します。
*関連記事
日司政連幹部らを政治資金規正法違反の疑いで刑事告発(第298号)
日司政連による収支報告書虚偽記載問題の要点整理(第288号)
(第308号)
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コメント
本件については、下記のとおり報道されています(掲載順)。
読売新聞【YOMIURI ONLINE】
司法書士政治連盟は「政治資金収支で虚偽」と告発
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100219-OYT1T01229.htm
日本経済新聞【NIKKEI NET】
日司政連政治資金問題、2司法書士の告発状受理 東京地検
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20100219ATDG1904W19022010.html
※上記2件とも、2月20日付けの各紙朝刊紙面にも掲載されています。
投稿: 広田博志 | 2010年2月20日 (土) 11時22分
遅くなってしまいましたが、ブログで紹介させていただきました。
投稿: 上脇博之 | 2010年2月22日 (月) 11時14分
上脇先生、コメント、そしてブログ記事掲載ありがとうございます。
「司法書士政治連盟が虚偽記載容疑で刑事告発された!」
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51307889.html
上記拝見致しました。
先生ご指摘のとおり、この問題の背景には、「公益法人とその政治団体の峻別の問題」があります。司法書士会から政治団体への利益供与の実態多数は、告発状でも触れました。
日本司法書士会連合会(日司連)をはじめ多くの司法書士会の事業計画には、司法書士政治連盟との協力・連携などが明文で謳われています。強制加入の公益法人における公式の事業計画に特定政治団体との協力等が明記されていることは、極めて異常といえる状況です。
それゆえ、収支報告書の訂正だけでこの問題は解決しません。本件刑事告発に対する処分の如何を問わず、司法書士会と司法書士政治連盟は両者完全に峻別されなければなりません。もちろん、こうした峻別はすべての公益法人とその政治団体に普遍する事柄です。先生がブログで指摘された(5)(6)の論点は、峻別問題と表裏を成しているように思います。
投稿: 広田博志 | 2010年2月22日 (月) 15時32分