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年賀状2010追而書

2010_nenga  謹んで 新春の御祝詞を申し上げます

旧年中は、格別のご厚情をいただきまして、誠にありがたく存じます。本年もいっそうのご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
  2010年元日

 昨年の年賀状の写真は、時の鐘を背景に「川越まつり」で飲酒中の赤ら顔を選んだため、ブログでの公開を差し控えました。
 今年の年賀状は、川越でもなく、仕事でもなく、そして鉄道でもなく、尾瀬のことだけを取り上げました。お届けしている年賀状はこちら(左)です。
 文章は「天声人語」の表記を真似てみました。見づらいでしょうから、本文をコメント欄に掲げておきます。
               *          *          *
 ここからが、この記事の本題である「追而書(おってがき)」です。

 昨年尾瀬で取り溜めた千以上の写真。その中から年賀状に採用するべく30を厳選。未公開のもので最後に残った1枚が、こちらでした(写真クリックで拡大します)。
P1080942

 “日差しがたっぷり”なんて本文で書きましたが、じつはこのとき曇っていました。それがほんの一瞬、日差しが“まばゆいばかり”に降り注ぎ光芒が現れたのです。新年には、そんな「光芒一閃」が相応しいと思い採用しました。

 もう1つ、最後の最後まで迷って「選外」となったのが、こちら
P1090892

 写真に奥行き感があり、白樺が写り錦繍や水明もある。木道に行き交う人がいて、ふだん着の尾瀬を写し撮ったと思い気に入っています。選外の最大の理由は、後ろ姿になった歩荷(ぼっか)さん。尾瀬の写真としては良いのですが、重荷を背負っている姿は新年早々いかがなものかと考え“ボツ”にしました。
 とはいうものの、重荷を解くには一歩一歩前へ進むしかありません。光芒一閃はその過程あってこそ生まれるものです。写真はボツにしても、目の前にある「重荷」から逃げずしっかり向き合う決意を新たにした次第です。今年もどうぞよろしくお付き合いくださいませ。

*関連記事 尾瀬大好きの半年を総括(第274号)

(第296号)

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コメント

*年賀状の本文は、以下のとおりです。

 昨年7月、家族を連れ、10年ぶりとなる尾瀬に行きました。ワタスゲ、カキツバタ、ニッコウキスゲなどが咲いていました▼このとき見られなかったヒツジグサの花がどうしても見たくなり、8月に。早秋の数日だけ燃え上がるよう黄や橙に染まるというヤマドリゼンマイを見たくなり、9月にも。見たことのない草モミジも気になり、10月には2度も。すっかり尾瀬の虜になり、結局5回も行ってしまいました▼広大な尾瀬ヶ原には、日射しがたっぷり降り注ぎます。太陽がヒツジグサの葉に反射してまばゆいばかり、心の中まできらきら輝くようです▼ヒツジグサの名の由来は、未の刻=午後2時頃に咲くことから。ウールの羊とは何の関係もありません。実際のところ昼頃には咲き始め、点在する池の水面に白い可憐な姿が見られます▼飽きもせず、今年もまた行くつもりでいます。雪が解ける5月下旬、尾瀬に春を告げるミズバショウの開花がいまから楽しみです。尾瀬は山岳地帯につきケータイが圏外。尾瀬詣の際、電話は不通になりますので悪しからず▼紙幅が尽き、去年同様、鉄道旅や仕事の話が書けません。続きはブログで展開中です、ぜひ!

【写真解説】尾瀬植物研究見本園(山の鼻)にて2009年9月10日撮影、奥は至仏山。ちなみに、写真右下にある「浮島」。これが10月に行ったときには左上に移動していた。10月12日付けのブログ「去りゆく尾瀬の秋風景(前編)」)」(第262号)に掲載した同画角の写真と比べてほしい。

投稿: 鉄まんアトム | 2010年1月 1日 (金) 12時10分

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