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急がば回れよ川越浦安直行バス

 家族サービスの一環として、千葉県浦安市にある、アメリカ帝国主義の化身どもが聚合している施設を偵察してきました。そこは「西洋」そのものなのに、経営が「オリエンタル…」とは、まったく名は体を表していません。
 そんなことはさておき、2009年4月15日から、川越と当該施設を直行で結ぶ高速バス路線(※末尾参照)が開設されました。早朝に2便、夕夜に2便の計4便の設定で、所要は約70分、料金は大人1500円です。バスにはトイレも付いています。
 いつもは電車、武蔵野線か有楽町線を経由して往復していましたが、今回は試しにこのバスを利用してみることにしました。結論から先に言います。このバスの利用は全くオススメできません。
 その理由は、バスの経路にあります。関越自動車道の川越ICから首都高速湾岸線の葛西ICまで高速道路を通るバス。大泉から外環道に入ったあと常識的には次の4ルートが考えられますが、どこを通るでしょう(料金はすべて同じ)。

【A】 美女木JCT→5号池袋線→竹橋JCT→都心環状線外回り→6号向島線→9号深川線→辰巳JCT(63.7km)
【B】 美女木JCT→5号池袋線→板橋JCT→中央環状線外回り→葛西JCT(69.6km)
【C】 川口JCT→川口線→中央環状線外回り→葛西JCT(71.7km)
【D】 三郷JCT→6号三郷線→中央環状線外回り→葛西JCT(75.6km)

 答えは、まさかの【A】でした。【A】は、最短ながら、首都高で最も混雑する場所を経由します。案の定まず美女木で信号待ち渋滞、つぎの5号は断続渋滞で、都心環状線では停まってしまう状況でした。結果として、所定より30分ほども遅れての到着でした。
 自家用車なら、当日の道路状況を見ながら臨機応変に経路を選べますが、路線バスだとそうもいかないのでしょう。であれば、ルートの選定にあたっては、できるだけ所定時刻で走れるルートを選ぶべきではないでしょうか。【A】は終日混んでいるのが常ですから、いくら距離が短いとはいえ、【B】か【C】が現実的だと私は思うのです。時速60kmなら1km1分です。10kmの差は10分の差でしかありません。

 今回乗った土曜朝の第2便の乗客は、私たち家族のほか5人でした。帰りに利用した有楽町線経由の電車、所要は定刻通りの約80分、料金はバスの半額の750円でした。川越駅から家までタクシーに乗っても、バスより安上がりでした。どうやらこのバスに勝ち目はなさそうです。

(※)「小江戸川越~東京ディズニーリゾート・新浦安線」
   東武バスウエスト及び東京ベイシティバスの共同運行

(第246号)

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