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熊出没注意を侮るなかれ

 先週末、ある団体の合宿が群馬県万座温泉であって、その目的地への道中、仲間3人で志賀高原(長野県下高井郡山ノ内町)に立ち寄りました。志賀草津道路(国道292号)沿いに志賀高原で2番目に大きい琵琶池があり、その北西約500mほどのところに水無池という小さな池があります。
 国道脇の駐車場に車を停め、池の遊歩道を歩くこと数分。池とは反対側の左手斜面20m(いや、もっと近い10m?)ほど上を、突然、黒い大きな獣の姿が…。それは、間違いなくツキノワグマでした。幸いにも、彼の方が驚いて、足早に生い茂る笹の中へと逃げ去ってくれました。
 車が行き交う国道沿いで、池の横には車道もあるため、熊の出没などまったく想像だにしていませんでした。しかし、ちょっとでも山に入る場合には、熊除けの鈴やラジオが必携であることを改めて思い知った次第です。じっさいに、あともう少し近くで彼と出会ってしまっていたら、もうどうすることもできませんでした。
 引き返すとき、大きな声で会話をしようと2人に呼びかけたのに会話は続かず。「話すことがないなら、憲法を第1条から順番に暗誦しろ」と言っても…、第1条は言えても第2条で詰まっちゃうなー。勉強不足がまさに命取りとなります!?

P1060797
志賀高原渋池~四十八池にて2009年6月13日撮影 Panasonic LUMIX DMC-LX3
プログラムAE,Tv1/320,Av2.8,ISO125,ホワイトバランスオート,36mm

 気を取り直し、前山から渋池を経由して四十八池に向かう登山道へ。前山のリフトを降りると、「熊に注意」の看板がありました。もう少し早く言ってくれれば…、すでに身をもって体験してしまいました。

 その登山道で1本の木を撮影しました。これは、縦に撮った写真を横にしたものではなく、登山道を覆うよう倒れてしまった木を正面から写したものです。横倒しになっても枯れることなく、新しい葉を吹き成長し続けているようです。
 四十八池にはミズバショウが咲き、水辺には蛙の鳴く声、新緑の森からは蝉時雨。まだわずかに残雪もある本州背骨付近の春の訪れの遅さを感じました。

 ちなみに、憲法2条は、「皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。」です。

(第230号)

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