« 能登線追憶(7) | トップページ | 都立小児病院を守る最後のチャンス »

疑惑のピクルス

 以前、ピクルスとは、ハンバーガーなどに挟んであるアレのことだとばかり思っていました。間違いではありませんが、香辛料などを加えた酢に漬け込んだもの全般を指している言葉だとは、最近まで知りませんでした。日本国語大辞典(精選版)によれば、「塩漬や湯どおしにした、またはそのままの野菜を酢・砂糖・各種香辛料などをまぜて煮たてた液に漬けた、洋風のつけもの。肉料理のつけ合わせ、酒類のつまみなどにする。」と書かれています。

 それにしても、ピクルスに使われている野菜は、何でどれも小さいのでしょうか。
P1060972 先日、ある方から頂いた瓶詰めピクルスの原材料名を見てみると、「きゅうり、カリフラワー、たまねぎ、赤ピーマン、にんじん、ベビーコーン…」と列記されていました。しかし、なぜベビーコーンだけ「ベビー」なんだろう。ほかも全部ベビーサイズなのに、どうして「ベビーきゅうり」とかじゃないの? たまねぎだと主張しているこいつは、どこから見てもらっきょうそのものです。でも、食べてみるとやはりたまねぎの味がして、う~ん、納得いかない!
 私は子どもの頃、ブリの子どもがハマチであるように、タマネギの子どもがラッキョウだと確信していました。同様に、キュウリを放っておくとヘチマになるとか、ニンジンの栄養不足がゴボウとか、ダイコンの下に石があるとカブになるとか。本気でそう思っていたアホな少年でした。

 さて、そんなどうでもいい暴露話はおいて、いまいちど原材料名に目をやると、ベビーコーンにだけ「遺伝子組換えでない」というかっこ書きがありました。すると、もしかして…。まさか、ほかは全部、遺伝子組換えの野菜とか?。この異常なまでに小さなたまねぎはとくに怪しい。ダイジョウブなのかぁ、ピクルス! …ということで改めて、ピクルスの野菜は何でどれも小さいのでしょうか?

(第233号)

|

« 能登線追憶(7) | トップページ | 都立小児病院を守る最後のチャンス »

コメント

なぜピクルスのきゅうりは小さいのか?気になって調べて見ました。

どうやら、「小さい品種」のきゅうりを使っているようです。国産では『最上』『酒田』などがあるらしく、総称して「ピックル型」などと呼ばれることもあるような。

たまねぎも、やはり、「パールオニオン」とか「小たまねぎ(ペコロス)」などの小型の品種を使っているようです。

それにしてもこの写真、おいしそうですね~。restaurant

投稿: ベジ足りん | 2009年6月22日 (月) 13時20分

 ベジ足りん さん,コメントありがとうございます。
 写真,美味しそうに感じていただけましたか! ところで,あのカエルはピクルスになっていませんから食べられません,念のため(今後も漬ける予定なし)。

 さて…,「ピックル」に「ペコロス」に…Σ(;・∀・)そんな品種があるとは知りませんでした。とても勉強になります。「ピックル」を漬けると複数形になってピックルス→ピクルス,って感じでしょうか。

 試しに「pickle」を辞書で引いてみると,動詞も名詞も1番目に出てくるのは,ピクルスや酢漬け(~にする)でした。面白いことに,俗語として,台無しにする・ぶち壊すとか,泥酔・ぐでんぐでん(の状態)。さらに話し言葉として,嫌なやつという語釈もありました。
 というわけで別に小さなキュウリでなくても構わないのか,と思いながらついでに英英辞典の「pickle」の語釈をながめると「=gherkin」とありました。気になって英和で引くと1)未熟な小キュウリ,2)西インドコキュウリ,3)(特に2から作られる)酢漬け,ピクルスという語釈に行き着きました。やっぱ,小さいことがポイントなのか…。語学の単位がいつもすれすれだった私にはこれが限界です。ちなみに,引いた辞書は,「ランダムハウス英和大辞典第2版」「オックスフォード現代英英辞典第7版」でした。

 それから,ペコロスとか,パールオニオンとか区別があるんですね。今回テーマに取り上げたラッキョウのようなものは直径1cmにも満たない程度なので,後者の方かもしれません。それにしても,こうしてみると原材料名の表記が「きゅうり」「たまねぎ」って,ずいぶんいい加減なものですね。
 いずれにせよ,美味しくて安全性に問題ないなら,まあいいか(*^ω^*)ノ彡
 ps ペコロス(直径3~4cmのたまねぎ)のピクルスを食べてみたくなりました!

投稿: 鉄まんアトム | 2009年6月22日 (月) 22時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/504670/45407069

この記事へのトラックバック一覧です: 疑惑のピクルス:

« 能登線追憶(7) | トップページ | 都立小児病院を守る最後のチャンス »