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能登線追憶(7)

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のと鉄道能登線中居駅にて 2005年3月30日撮影 

 ホームや待合室を照らす電灯によって、夕闇迫る田園に小さな駅の姿が浮かび上がる。このあと来る列車はわずか2本。上り最終19時47分発、下り最終20時08分発でこの駅の一日は終わる。
 40年以上もの間、こうして休まず灯りをともしつづけた駅。能登線廃止まであと1日、「明日」という日がめぐる最後の夜が静かに始まろうとしている。鉄道の廃線とは、村落から名実ともに灯りを奪い去る殺生。

(第232号)

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