湯浅啓写真展“能登線憧景”に行く
当ブログ第224号(2009年6月1日付け)にてご紹介した標記写真展に行ってまいりました。きょう6月16日、写真家の湯浅氏とのと鉄道の山際運転士がそろって上京され写真展にいらっしゃるというので、ご両名にお会いしたく出向いた次第です。
お二人とも初対面にもかかわらず、とても気さくにお話し下さいました。写真にまつわる秘話なども聞かせていただき、私は、時間の経つのをすっかり忘れ話し込んでしまいました。そんな私にお付き合いいただいた湯浅氏やギャラリーの方にはご迷惑だったかもしれませんが、いつになく有意義な一日を過ごすことができました。
今回展示されている写真の多くは、既刊の写真集「能登線日和」「能登線憧景」に掲載されているものです。一方で、写真集に収録されていないものも散見され、それがまた秀逸なものばかり。廃線後の写真の中で、廃線により橋を撤去したが故にそこを通れるようになったキリコ(*)の姿に胸の裂ける思いがしました。
会場のギャラリーには喫茶店が併設されています。いや、喫茶店の中にギャラリーがある、という表現が適切かもしれません。落ち着く雰囲気の店内は、庭も含め隅々まで手入れが行き届き綺麗そのもの。湯浅氏の写真に惚れ込んだらしい店主は、いまの能登線の姿を見るため、じっさい能登にも行かれたそうです。
1枚の写真が取り持つ縁で、遠く離れた東京にて、能登の情景が時空を超えて広がっているような気がします。出されるコーヒーの味も、これまた格別なものでした。
湯浅啓写真展“能登線憧景”は7月4日まで、東京都墨田区の「和カフェ&ギャラリー みづき」にて開催中です。写真集はもちろん、展示されている写真を購入することもできます。

▲ギャラリーの一角から(お店の方に撮影及びブログ公開の許可を得ています)
(*) キリコに関する公式情報は、「石川新情報書府」というホームページがあります。
http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/kiriko/
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