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今年の株主限定特製ビール

P1060194  アサヒビールの株主優待の1つに「株主様限定特製ビール」があります。ビール会社の中でこうした優待を行っているのはアサヒビールだけ。同社のいくつかの優待品目の中からこれを選んだ株主の分だけ特別に醸造され、毎年4月下旬、株主のもとへと届けられています。
 ふだん私は、アサヒビールのレギュラー商品はどれも買いませんし飲みません。自分の口には合わないと思うからです。しかし、この限定ビールだけは毎年イイモノを届けてくれています。非売品で、しかも株主でなければ飲むことができません。それも100株(1売買単位)以上の所有で年間に350ml缶4本だけ。希少性もあるので、アンチアサヒでもこれだけは例年楽しみにしています(アンチが株主というのもおかしな話ですけど、この優待目当てのビールファン株主もアサヒにはけっこういるはずです)。

 前置きはさておき、今年のお題は『初号アサヒビール復刻版』。
 アサヒビールは、2009年、前身である大阪麦酒の創業から120周年、朝日麦酒としては創立60周年を迎えます。
 その「歴史を感じていただけるよう、当社の原点である創業当時のビールの味を当時の分析書をもとに現代の原材料・設備・技術で再現した」ものだそうで、「麦芽100%の重厚なあじわいと、ドイツ産の華やかな香りが特長です。他では飲むことのできないあじわいと香りを、お申し込みの株主様だけにお届けします」と。さらに、「アサヒビールの誕生の地であります吹田工場で特別醸造、また、缶体には当時の雰囲気を味わっていただくため、当時の吹田醸造所とオリジナルラベルをデザインしております。明治時代の人々が愛飲した味をぜひお楽しみください。」ということです。

 で、そのお味は如何に。
 結論、私の口にはまったく合いませんでした。P1060227
 香りも微妙だしー、いやあ、残念! ほんとうに麦芽100%? と疑いたくなるほどのイヤな雑味を感じました。ホップとの調和がイマイチなのか、それとも私の体調の問題か。でも、違います! 2杯目に飲んだヱビスはうまかったもんなー。
 確かに、幾多の試練を経てスーパードライに至り、しかしその後がないアサヒビールの歴史は感じられたかも。しかしいまは、高級化(プレミアム)と低廉化(発泡酒や“第3”)の二極化の時代。“ふつうのビール”が売れない時代です。この味を商品化のサンプルとして考えているようなら、この際、創業の原点は忘れてゼロから始めた方がいいかもしれません。

 というわけで、アサヒだけに辛口コメントになってしまいましたけど、また1年、つぎの限定ビールを楽しみに待っています。

(第212号)

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