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2009年5月の9件の記事

川越城本丸御殿保存修理工事見学会に行く

P1060583  江戸時代後期の1848(嘉永元)年に建造され、その一部が現存する川越城本丸御殿はいま、2008年10月21日から2年半の予定で、建物を半解体しての保存修理工事をしています。前回の修繕は1967(昭和42)年で、じつに41年ぶりとなる大修繕です。このため、期間中の一般公開はすべて中止されています。
 きょう2009年5月30日の1日だけ、200名限定で工事の様子が一般向けに公開される見学会が催されるというので、私も事前に応募して招待状を頂き見学してまいりました。

 ヘルメットを被り中に入って建物を囲む足場を上がっていくと、普段は目にすることができない屋根の高さから建物全体を見渡すことができました。それから、建造P1060573当時のままの小屋組み、柱や梁の生の姿も間近で見ることができました。建物は、現在、屋根は剥がされ、壁や床板もほぼ取り払われ、骨組みだけの状態になっていました。歪みを修復するため、一部はジャッキで持ち上げられている状態です。三ツ葉葵の紋がついた鬼瓦(建造時のもの)などもいったん取り外され、やがて元の位置に戻されるまでの間、現物は市立博物館にて展示中です。
 全体で20分間という短い見学時間でしたけど、建物の工法や施されている装飾についての詳しいガイドもあり、とても有意義な見学会でした。工事中だけしか見られないことばかりで、今後の見学会もまた楽しみです。P1060588

 なお、現場での写真撮影は、見学コースの入り口付近を除いてすべて禁止されていました。そのため、みなさんにその骨組みだけの姿の詳細をお伝えすることができないのが残念です(掲載している写真は、許可されている場所で撮影されたものです)。詳しくは、下記川越市立博物館のHPをご覧下さい。

090530_pamph

川越市立博物館 川越城本丸御殿保存修理工事特設サイト
http://museum.city.kawagoe.saitama.jp/hommaru/

*関連記事 川越城本丸御殿大修繕(第114号)

(第223号)

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鉄道のある川越水田風景

 爽やかなる青空や艶やかなる夕空と田植え間もない水田。そこを列車が通り過ぎて行く風景を写し撮ろうと狙っていますが、毎日が曇り空。この先の天気予報も雨で、なかなかチャンスが回ってきそうにありません。田植えの終わった田んぼの苗は、日々ぐんぐん伸びていきます。
 少なくなりましたけど、川越市内にはまだ至る所に水田が残っています。しかし、鉄道が通っている場所といえば、今回や18日付け「川越夕景(15)」で紹介した古谷本郷地区、24日付け「雨に煙る川越水田風景」で紹介した小ヶ谷地区、それとJR川越線沿線の大仙波・南田島地区、上野田町や笠幡地区にごくわずかある程度です。
 気付くと、以前は田んぼだったところなのに、耕作を止め荒れ地になっていたり、真新しい住宅が建ち並んでいたりします。そう思うと、地味で平凡な通勤電車の写真でも撮っておく価値はありそうです。P1060559
JR川越線指扇-南古谷間(川越市大字古谷本郷) 2009年5月25日撮影

(第222号)

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雨に煙る川越水田風景

 晴れた空の下に広がる水田風景は気持ちのいいものです。田植えの頃は、田んぼが水鏡になり瑞々しさいっぱいに輝きます。一方、雨が降るとその風景は一変。雨粒による無数の波紋が水鏡をかき消し、陰鬱な表情に支配されてしまいます。きょうの川越は、そんな一日でした。
P1060511
東武東上線川越市-霞ケ関間(川越市大字小ヶ谷) 2009年5月24日撮影

 しかし、写真が写し出すくすんだ表情とは異なり、その場所に立っていると不思議と気持ちが落ち着いてきます。水田の表面や草の上に落ちる雨音、そしてどこからとなく聞こえてくる蛙の鳴き声。これらは、癒しの音楽なのかもしれません。時おり通り過ぎる列車がレールを刻む音も加わり、私の心を安らげてくれました。私の写真では、そんな音たちを伝えられないのが残念です。

(第219号)

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秩父鉄道のリバイバルカラー

 秩父鉄道では、旧国鉄色(国電カラー)に塗られた電車が走っています。2007年の鉄道博物館開館にあわせ、「昭和の国電をイメージした懐かしいカラーを再現」という企画で塗り替えられ、現在もそのままの姿で走っています。
 細部に改造は見られるものの、塗り替えられた1000系は旧国鉄の101系電車。首都圏では中央線、総武線や京浜東北線などで走っていた電車で、それがもともとの色に戻されているのです。

 先日、秩父鉄道が通る行田に所用があって数年ぶりに車で出向く際、曲がるべき交差点を直進してしまった結果、秩父鉄道の線路を横切ることになりました。その時点で道を間違えていることに気付き、安全な場所に車を停め携帯のGPSで場所を確認しました(ナビのない車です)。
 すると目的地は近く、約束の時間に余裕もあったので、それらの電車が来ることを期待してその場所に留まってみることにしました。夕方の通勤時間帯のためか、20分ほどの間に4本の電車を見ることができ、うち3本がリバイバルカラーというラッキーでした。残念ながらあと1色あるリバイバルカラーは見られませんでしたけど、道に迷った災いが転じ、まずまずの福を得ることができました。
P1060409 P1060420 P1060403
写真は、いずれも秩父鉄道行田市-持田間。手前を流れているのは忍川(おしかわ)です。

 福はこれだけに留まりません。この記事を書くため秩父鉄道のHPを覗いてみたところ、驚くべきニュースが掲載されていました。今年創立110周年の秩父鉄道。その記念イベントのひとつとして、1950(昭和25)年から88年まで秩父鉄道で活躍した100形電車の塗色(はだ色とあずき色のツートン)をこの1000系電車に復活させ、5月30日から走らせるというではありませんか。
 西武といい、秩鉄といい、懐かしのツートン好みには堪らない知らせの連続です。近場すぎるがゆえにこれまで意識が薄かった秩父鉄道ですが、いまでも貨物列車あり、SLあり、そのうえリバイバルカラーありで、私の中の注目度は一気に高まりつつあります。
 ということで、たまには道に迷ってみるのもいいかな、とプラス思考のこの頃です。
          *          *          *
2009年5月21日付け秩父鉄道からのお知らせ
「110周年記念号 秩鉄カラー・リバイバルトレイン100形タイプ運転開始について」
http://www.chichibu-railway.co.jp/topi/info/mt/2009/05/090521-1.html

(第218号)

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川越夕景(16)

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 今日は暑かったですね。風もなく光化学スモッグ注意報が発令されました。
 夕方、事務所の窓に映る夕日が目に入ったとき、面白い雲が出ていることに気付きシャッターを切りました。赤く染まることを期待して見ていましたけど、空気が乾燥しているせいか、日没とともに雲は薄くやがて消えていってしまいました(写真は18時20分頃撮影)。
 こういう雲が出ると、明日か明後日には雨でしょう。

(第217号)

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川越夕景(15)

 今年の川越での田植えは、例年に比べて少し遅いように感じます。桜が咲いてからの冷え込みなど、春先の不安定な天候の影響でしょうか。
 川越の東北部には一面の水田が広がっていて、JR川越線の車両基地(川越車両センター)の東側一帯が最も広く見渡せる場所だと思われます。その辺りに、今日の夕方、仕事の寄り道でちょっとした道草をしてきました。水も張られていない田起こしをしただけの田がまだ多く残っていました。
 この風景、荒川鉄橋を渡り終えた列車から見ると、車窓いっぱいに広がる水田に太陽や雲が映り込みこれまた格別。苗が生長するまでの光輝く水田風景です。

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JR川越線 南古谷−指扇間(川越市大字古谷本郷) 2009年5月18日17時56分撮影

*撮影後記
 カメラにメモリカードを挿入し忘れたまま外出。内蔵メモリでは10数枚しか撮影できず、久々にフィルム時代の緊張感を味わいました。

(第216号)

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15年前、悲別で

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 15年前の1994年5月13日、私は、学生時代の友人たちとともに、北海道の「悲別(かなしべつ)駅」にいました。悲別駅とは、1984年のテレビドラマ「昨日、悲別で」(脚本:倉本聰)のロケ地となったJR函館本線上砂川支線(砂川-上砂川間7.3km)の上砂川駅のことです。
 上砂川支線は、独立した線名を持たず、函館本線という大幹線の一部という扱いであったことで、国鉄ローカル線が相次いで廃止された時代にあって奇跡的に生き延びることができた鉄道路線です。この日、列車は超満員、駅も大混雑でした。
 北海道を舞台にした倉本作品といえば「北の国から」があまりにも有名ですが、「昨日、悲別で」の評価も高く、こちらのDVDなどが一切存在しないことは、もったいない、としか言いようがありません。Fh000014

 私たちが訪問した3日後、上砂川支線とともに悲別駅は廃止されました。「いつかまた、悲別で-」が叶うよう、悲別駅は位置を変えながらも保存されているそうです。

(第214号)

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今年の株主限定特製ビール

P1060194  アサヒビールの株主優待の1つに「株主様限定特製ビール」があります。ビール会社の中でこうした優待を行っているのはアサヒビールだけ。同社のいくつかの優待品目の中からこれを選んだ株主の分だけ特別に醸造され、毎年4月下旬、株主のもとへと届けられています。
 ふだん私は、アサヒビールのレギュラー商品はどれも買いませんし飲みません。自分の口には合わないと思うからです。しかし、この限定ビールだけは毎年イイモノを届けてくれています。非売品で、しかも株主でなければ飲むことができません。それも100株(1売買単位)以上の所有で年間に350ml缶4本だけ。希少性もあるので、アンチアサヒでもこれだけは例年楽しみにしています(アンチが株主というのもおかしな話ですけど、この優待目当てのビールファン株主もアサヒにはけっこういるはずです)。

続きを読む "今年の株主限定特製ビール"

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“列島縦断 鉄道乗りつくしの旅”を見る

 2005年、NHKの衛星ハイビジョン(BShi)で放送された「列島縦断 鉄道乗りつくしの旅~JR20000km全線走破~」を見ました。連休中にBShi「ハイビジョン特集」で、春編が3日間にわたって再放送されていました。
 番組の内容は、俳優の関口知宏が、2004年に行った「列島縦断 鉄道12000キロの旅 ~最長片道切符でゆく42日~」で乗れなかった約8000キロに乗り、JR全線完乗を目指すというもの。残り8000kmといっても、その多くには、行き止まりの路線(盲腸線)や、最長片道切符からこぼれ落ちたわずか1駅区間(例:津山-東津山)などがあります。そのため実際には、JR以外の私鉄や第三セクター、バス、フェリーなどにも乗り、総乗車距離は15000km以上に及びます。
 この番組のように毎日集中的に取り組んでも、完乗までの期間は春と秋の2回に分けて計2カ月以上を要します。私のように20年以上もかかっていると、総乗車距離は一体どれほどに及ぶものか。地球を何周したか(1周4万キロ)、月まで行けたか(約38万キロ)、もはや計算することは不可能ですけど。

 ところで、番組を見ていて思ったことですが、私の乗りつぶし(番組では「乗りつくし」と表現)は残り約1400キロあまり(第149号参照)。まだ何年も時間はかかりそうですけど、そろそろ全線完乗に至る駅を考えておいた方がいいかもしれません。そうすると、やはり行き止まりの終着駅の方がいいと思います。
 そこで残された終着駅を確認してみると、意外にも趣のある(と私が勝手に想像する)駅はそれほど多くないことがわかりました。北から拾い上げてみると、利府(東北本線)、左沢(左沢線)、荒砥(旧長井線・山形鉄道)、弥彦(弥彦線)、ガーラ湯沢(上越新幹線)、武蔵五日市(五日市線)、久里浜(横須賀線)、鳥羽(参宮線)、和田岬(山陽本線)、東羽衣(阪和線)、関西空港(関西空港線)、和歌山市(紀勢本線)、錦町(旧岩日線・錦川鉄道)、博多南(博多南線)、西唐津(唐津線)、宮崎空港(宮崎空港線)の16駅しかありません。
 うかつに乗りつぶしていくと、北海道完乗を果たしたのが新千歳空港駅で、ホームは地下にあって駅で記念写真を撮ろうにも駅がない、という虚しい失敗を繰り返すことになりそうです。用心用心。

 ちなみに、今回の再放送は、番組本編ではなくダイジェスト編。それでも3回で6時間弱。時間はもちろん、内容についてもなかなか見応えがあります。春編の3回目では川越での途中下車シーンが収録され、関口さんが菓子屋横丁で海苔巻きダンゴを美味しそうに召し上がっていました(確かに、あれは本当にうまい!)。
 なお、秋編は、11日から3夜連続でBShiにて再放送されます。録画してあとでゆっくり見るようですけど、衛星放送をハイビジョンで録画できないことは先日ぼやいたとおり(第204号)。調べると、ブルーレイで売られているし……買っちゃおうかな~。でも春秋併せて3万円弱。いやあ、ダメだダメだ!(格闘中)

(第210号)

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