圧巻だった誉桜花吹雪
連載を続けている新河岸川(旧赤間川)沿いに咲く「誉桜」。今年も、見納めの時がやってきました。8日以降本格的に散り始め、9日には、見る見る間に木から花が減っていくのがわかるようになりました。川の水面は散った花びらで一面埋め尽くされ、まるで白砂を敷いた小道のようです。
夕暮れの一時、風に煽られたくさんの花びらがいっせいに舞いました。これまでに見たこともないような桜吹雪です。視界も遮られ、居合わせた人の口々から言葉にならぬ歓声が沸き起こりました。慌ててカメラのシャッターを切りましたけど、ブレてうまくは撮影できませんでした。なんとか写ったのが上の2枚ですが、私の写真では伝えることができない圧巻の光景でした。
こうして、桜にうつつを抜かした日々は仕舞いとなります。
気付くと、桜は散っても木々には若葉が芽生え、花もたくさん咲いています。
花を楽しみ、団子も楽しみ、そろそろ仕事に取り掛かることにしますか…。
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