見納めの中院シダレザクラ
週末の金曜、中院の枝垂桜を見納めてきました。
出勤途上に見た、朝の柔らかい日差しを浴び澄んだ空に映える姿は、桜色をまさに具現し、透明感ある爽快なものでした(写真はこちら)。
しかし、シダレザクラを見て思うことは、妖艶でいて、しかも幽玄。そんな姿を写し撮ってみたかったのですが、これがじつに難しい。暗いだけの地味な写真と紙一重の世界です。その微妙な写真がこちら。
それでも今年は、見過ごしてしまわぬよう開花前から気に留め、そばを通るたび足を運ぶようにしたので存分に楽しむことができました。みなさんに、散りゆく間際の生彩をお伝えすることができたでしょうか。
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※本号に掲載の写真は、すべて2009年3月27日に撮影したものです。
(第188号)
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