川越夕景(11)
3号続けて、「天台宗別格本山中院」(川越市小仙波町五丁目)を取り上げます。
中院は、830(天長7)年、慈覚大師によって創立されたといわれる古刹で、前号で紹介したように、川越を代表する桜の名所です。手入れの行き届いた境内の庭園では、四季折々の趣を楽しめますが、とくに春の枝垂桜は圧巻です。今年は、26日にほぼ満開となりました。
18時を過ぎるとライトアップが始まりますけど、その直前、桜の花が夕日に映える色合いを見せる頃の方が私は好きです。そんな桜が咲いているのもいまだけ。一年のうちでほんの数日しか見ることのできない夕景です。
天台宗別格本山中院のホームページ
中院の枝垂桜が満開に(第186号)
(第187号)
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