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能登線追憶(3)

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のと鉄道能登線甲-沖波間車内より 撮影2005年2月13日Canon IXY DIGITAL400

 能登線下り一番列車は、穴水6時15分発。2月ではまだ暗闇の中です。
 この日は日曜日。廃線が近づいたこの時期、週末の能登線は”お別れ乗車”をする人たちで混雑するようになりました。その混雑を避けようと、地元の人か穴水に宿を取った人でなければ乗ることができない一番列車を選んで、蛸島まで往復することにしました。

 穴水を出てから車窓いっぱいに海が広がる最初の場所がここ。沖波駅に到着する直前に見える「立戸の浜海水浴場」の全景です。この日はなんと、富山湾をはさんで対岸の立山連峰、さらには遠く北アルプスの山肌まではっきりと見えていました。朝焼けの余韻がまだ残る日の出前の情景に、急ぎポケットよりデジカメを取り出し、動く車窓に向かってどうにか撮ったのがこの1枚です。

 沖波駅は、国鉄時代には「立戸の浜駅」という夏の間だけ列車が停まNoto_80115る臨時駅でした。その立戸の浜は、地図に「∴」のマークがつく遠浅の海水浴場で、幼い頃には何度となく海水浴に連れて行ってもらったところです。その頃に私がシャッターを押した写真がこちら(右)。
 ちなみに、国鉄の狙いどおり、立戸の浜への海水浴に汽車で行ったことは一度もありませんでした。

(第158号)

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