川越城富士見櫓跡の大銀杏
川高(埼玉県立川越高等学校)の裏手にある川越城富士見櫓跡(郭町二丁目)のイチョウも巨木です。下から見上げると何の変哲もない雑木林ふうの一角ですが、上にあがってみると、モミジやらケヤキやらイチョウやら。その紅葉・黄葉はこれまた見事なものです。まさに、知る人ぞ知る川越の紅葉の穴場といえましょう。
この高台にある御嶽神社では、神社の神主の息子さんである伊藤大貴さん(24)の初の個展「富士山を描く」が開かれています。伊藤さんは知的障害があるのですが、中学3年から絵の指導を受け、現在は飲食店を経営する都内の会社に務め、店などに飾る絵を描く画家だそうです(11月19日付け毎日新聞埼玉西版)。
大胆な線描や複雑な色彩は、とても知的障害ある方が描いたとは思えぬ作品ばかりでした。紅葉といい絵画といい、一見の価値ありですよ。
ただ…紹介が遅くなってスミマセン。個展は、あす4日までです(問い合わせ先は、NPO法人「あいアイ」電話049-277-7872へ)。
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