出世稲荷神社の大銀杏
川越一の巨木は、出世稲荷神社(松江町一丁目)にある2本の公孫樹(イチョウの木)です。
現地にある20年前に川越市教育委員会が掲げた看板によれば、「向かって右(※写真だと左)は幹回り(目通り)五・六七メートル、根回り七・六メートル、左は幹回り七・二五メートル、根回り九・七メートルあり、2本とも樹高は約二六・五メートル。樹齢は六〇〇余年と推定され、…」とのこと。
とにかく大きいのです。少し離れても、まだ上を見上げるようです。落ちる葉の量もハンパなものではなく、辺り一面、黄色に染まります。写真向かって右の木は、まもなく黄葉の見頃を迎えます。
写真に収めても、この迫力はなかなか伝わりません。観光客の通らない路地裏にある小さな神社で、いまだけのイチョウ吹雪を楽しんでみてはいかがでしょうか。
(第135号)
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