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大人も夢中になるカプラ

 子どものおもちゃに大人がはまって夢中になることはよくあります。
 積み木はその1つで,子どもの手助けをしていたはずが,時の経つのを忘れて,子どもより真剣に没頭していたことはないでしょうか。「カプラ」には,子どもだけでなく,そんな大人をも虜にする魔力があります。
 今週(11月16日)放映された日本テレビ系の番組「ザ!鉄腕!DASH!!」で,カプラが取り上げられていました。いい機会なので,このブログでも紹介しておきたいと思います。

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 カプラとは,白木の板きれ。1枚のおおきさが8mm×24mm×120mm(1:3:15の比率)の細長い松の木で,重さ約12gのフランス生まれの積み木です。美しい木目,木のやさしい香りや手触り,歪みなどが一切ない精巧なつくり,天然素材そのままのまさに「Simple is the best」です。
 1枚1枚の大きさが正確で狂いがまったくないので,ふつうの積み木と比べ,積んだときの完成度が違います。建物の模型や橋を造ったり,部屋の天井まで高く積み上げていくこともできます。現在の日本記録は,今年1月18日に小樽市で積まれた8m00cm。世界記録はなんと18m!だそうです(KAPLA日本総代理店IPSのHPより)。
 カプラのもう1つの魅力は,崩れるときの音。カラカラカッシャーン!と何ともいえない軽やかな音を発するのです。いかにキレイな音を長く鳴らせ,かつ,見た目にも美しく崩れるように積むか。たまにはこんなことを考えながら,黙々と積み上げていきます。積んで楽し,崩して楽し。カプラは,それを手にする人の創造力や集中力を高め,器用さと柔軟性を養います。

 カプラとの初めての出会いは,2005年3月,多摩六都科学館(東京都西東京市)でのカプラワークショップ(末尾写真)。妻が「面白そうだから行ってみようよ」ということで参加したのがキッカケでした。
 その年の子どもの誕生日に何を買ってやろうか悩んだすえ,このカプラをプレゼントすることにしました。しかも,思いきって,一番大きな1000ピース入りで木箱付きのものを購入してしまいました(ほんとうは,父ちゃんが一番欲しかったりして…)。ひとり遊びなら十分すぎるほどの量で,いまのところ使い切ることはありません(逆に,積み重ねて使い切れたら大したものです)。
 ひとり遊びはもちろん,家族でも,大人数でも,年齢の幅も関係なく遊べる理想的な遊具だと思います。ただ,正直言ってお値段は高いです。1枚あたり60円以上もします。でも,後悔など全然していません。むしろ3年経ったいまでも,いい買い物をしたと思える数少ないモノの一つだと思っているぐらいです。携帯型ゲーム機やテレビゲームなどに夢中になることを考えたら,どれほどマシかわかりません。この先もずうっと使え,おそらく壊れることはなく,それでいて楽しみは無限なのですから。

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 ちなみに,鉄ヲタに「カプラ」というと,頭にすぐ浮かぶのが「連結器」。ネットで検索してもそっちの方ばかりヒットしてしまいます。何がキッカケで休眠している鉄道模型趣味に再び引きずり込まれるか……アブナイアブナイ。

(第130号)

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コメント

カプラ、楽しそうですね。
東京の四谷に積まれ、グラグラしている「土台部分がゆがんだ積み木」も、一度崩して積みなおしたいものです。残念ながら、崩すときに美しい音は期待できないでしょうが。

投稿: 末吉 | 2008年11月22日 (土) 09時26分

 末吉さん,こんにちは。
 四谷の土台部分は,あれ,きっと蜃気楼です。偶然の重なりで一瞬”ある”ように見えるだけ。しばらくすれば,きれいさっぱり消えてなくなります。
 困ったのは,それに気付かず,立派な楼閣を築いたと崇め奉る信者の多いこと。そうなると,蜃気楼が消えたとき,本来あったはずの上の部分まで,いっしょに消えてなくなりそうな予感がします。
 幻影が実体を滅ぼすなんて科学の世界ではあり得ないことですが,現実にはいくらでも起こり得るんですよ。無理やりまとめると,人生どれだけ本質を見抜けるか,です。…ああ,でももう話が積み木やカプラとは全然関係ないですね,失礼しました。

投稿: 鉄まんアトム | 2008年11月22日 (土) 13時40分

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