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ざり、バイバイ

 我が家で飼育中のザリガニの「ざり」。本日,1年ぶりに元のすみかへと帰しました。正確にいうと,元のすみかの水路の水はもう,またもや途絶えていたので,その少し上流でザリガニがたくさんいる水の流れのある場所で放しました(もう1匹の「かに」については,当ブログ2008年6月30日付け第79号「かに、死す」をご参照下さい)。
 水の中に放してやったのに,私の手元へと登ってきてしまう始末。何やっているんだと思う反面,1年間,水を換え,水槽を洗い,えさをやり…とマメに世話をしましたから,自然界で再び生きていくことができるか心配になってきました。また連れて帰ろうかという思いが頭をかすめましたが,心を鬼にして,寄ってきた「ざり」をこの手で再び水へと放しました。いい歳をしたおっさんが,ザリガニ1匹に”別れの切なさ”を感じてしまいました。
 イヤな奴にいじめられるなよ~,もう二度と人間に捕まるなよ~,長生きしろよ~,と念じながら,姿が見えなくなるまで見届けて水路をあとにしました。
 ざり,バイバイヾ(;□;)э。

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▲放す直前の「ざり」の写真です。
顔を近づけると,いつもなら左右のツメを大きく上に振り上げるのですが,今日はじっとこちらを見つめていました。まるで何かを悟ったように。

(第106号)

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コメント

最近,涙もろくなったのかもしれません。
記念日のお話でジ~ンとしましたが,「ざり」のお話でウルっとしてしまいました(;ω;)
いい歳したおっさんだって,切なさ感じるときはありますよね。

投稿: ヤッジー | 2008年10月14日 (火) 19時29分

 ヤッジーさん,おっさんの感じた切なさを共有してくれてありがとうございます。

 無理やり捕まえて勝手に連れ帰り,1年以上にわたって監禁しておきながら,ある日突然また元に戻されてセンチメンタルじゃあ,ザリガニの立場にしたら迷惑この上ない話です。人間どころか,私自身のエゴイズムそのものです。
 飼う原因になった子どもが,「ざりにはずっとお家にいてほしいんだけど,かにみたいに狭いところで死んじゃったらかわいそうだから,もう逃がしてあげる」と。
 命の大切さは,少しでも学んだかもしれません。

 昨日までいた水槽が空になり,ブクブクのスイッチも切られ…。毎晩帰宅して話しかけながらえさをやっていた相手がいなくなると,やっぱ,どことなく寂しいです。

投稿: 鉄まんアトム | 2008年10月15日 (水) 01時11分

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