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2008年10月の17件の記事

黒砂糖のちから

 ここ数日、朝晩だいぶ冷え込むようになってきました。今日は曇りで日中でも肌寒く、事務所ではこの秋はじめての暖房を入れました。
 そんな時季にありがちですが、ちょっと気を緩めたスキに体調を崩してしまい、一昨日から本調子ではありません。
 疲れがたまっているせいもあるので、そんなときはさっさと家に帰り、夜更かしをせず、しっかり睡眠を取るしかありません。そしてこういうときは、寝る前に、蜂蜜に漬かった梅干や黒砂糖(さとうきび100%の純黒糖)を食べるのが早期快復の秘訣です。
 黒砂糖には、P1000195血行循環を良くして身体を温める作用もあるそうです。それなのに、黒砂糖を食べた後、うっかりしてお客様から頂戴した柿を食べてしまいました。柿は身体を冷やします。
 双方の効用を相殺させてしまった格好ですが、それでも今朝、目が覚めたら、昨日よりは身体が軽いような感じがしました。皆さまも、風邪などお召しになりませぬようご自愛下さいませ。

(第117号)

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小が大を兼ねるデジカメ

 私の”取材”用カメラは,いまでは専らコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)です。日常から旅行まで,コンデジ1台ですべてをこなしています。
 こんな私ですが,35mmフィルムカメラ全盛の時代には,主に一眼レフを使っていました。のと鉄道の写真を撮りまくっていたとき(2000~2005年頃)はデジタル一眼レフが欲しくてたまらなかったのですが,当時はまだまだ高嶺の花。それを買うと能登へ取材に行く旅費がなくなるので指をくわえてガマンしました。

 200万画素のIXYデジタルが登場した頃から,メインに銀塩一眼レフ,サブにコンデジ,というスタイルが長く続いたのですが,のと鉄道能登線が廃止された2005年3月以降,一眼レフは使わなくなってしまいました。
 旅行中はもちろん日常の中でも,撮りたい瞬間にサクッと撮ったり,気軽にバシャバシャ記録していく用途で一眼は私の手に余ります。テツはテツでも”撮りテツ”ではないので,鉄道の写真を撮るときでもコンデジ。コンデジの限られた機能の中でいかに巧く写真を撮るか,これが私の写真に対する基本的な哲学です。

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インフルエンザ予防接種

 今年も,インフルエンザの予防接種を済ませました。
 最近では,毎年必ず接種しています。有給休暇など存在しない自営業者としては,当然のリスク対策だと思います。数千円の出費で予防できると思えば安いもの。ここ3年を振り返ってみますと,11月5日,10月21日,10月13日にそれぞれ接種をしていました。
 大人の接種は年に1回でよいとされ,推奨されているのもこの時期です。接種の効果が現れるまでには数週間かかるので,いまの時期に接種しておけば,12月以降とされる流行シーズンに余裕をもって間に合うという段取りです。
 さて,問題はこのワクチンの効き目で,その期間は3~4カ月程度だそうです。
 インフルエンザの流行は毎年1~2月頃にピークを迎えます。だから,10月中に接種を済ませると11月末には確実に効果が現れ,それから4カ月後の翌年3月末頃までは効き目があるので流行シーズンを乗り切れるという計算です。
 どこの病院も,接種を予約制としているところが多いように思えます。時期が遅くなるとワクチン自体が品切れになってしまうこともありますので,かかりつけのお医者様に確認をして早めの対策を心掛けましょう。

 ちなみに,私は,昨年4月,インフルエンザに罹りました。そのときタミフルも飲みましたが,日曜から次の日曜まで休んでしまいました。仕事の予約や各種の約束はすべてキャンセル。ひどい目に遭いました。結局,予防接種もタミフルもまったく意味がなかったような…。
 ならば3月にもう1回接種すればいいのかと思う一方,ワクチンだけに頼ってもダメ。要するに,ふだんから手洗いうがいを励行しマスクも着用,不摂生を慎みバランスのよい食事をして身体を鍛え免疫を高めよ,ということなのかもしれません(どれも苦手)。

(第115号)

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川越城本丸御殿大修繕

 川越まつりの高揚から一夜明けた今日、市内は後片付けに追われました。Img_3825
 路上の清掃から紅白幕の取り外し、山車を解体して倉庫にしまい、交差点の信号機を元の位置に戻す作業まであります。お祭りの関係者は本当にお疲れ様です。
 私の昨日一昨日は、午後から夜にかけて川越まつりを見物。携帯に付いている歩数Img_4290計を確認すると両日で「36509歩」も歩いていました。距離にして28キロにも及びます。ケータイを身につけていない時間帯もあるので、実際の歩数はもっと多いと思います。
 一方、両日の午前中は、土曜日が保育園の運動会、日曜日が学童保育の運動会で、要するに2日とも駆けずり回っていたのです。とくに日曜日。保護者参加の綱引きに動員され全精力で3戦もこなすことになり、手のひら、腕、肩、脇、背中のすべての部位が痛んでいます。もう身体全体が脱力状態で、日頃の運動不足のしっぺ返しを食らった格好です。

 さて、お祭りの余韻がまだ抜けない週明けの今日を最後に、しばらく見ることのできなくなる場所があります。そこは、川越城本丸御殿。今日はお祭りの後で訪れる人もまばらでしたけど、明日から2011年3月末までの予定で40年ぶりの大規模な修復工事に入ります。
 「日本百名城」の1つでもある川越城(初雁城)ですが、お世辞にも手入れが行き届いているとは言えず、建物も展示も庭も何もかもが中途半端な状態です。最近では雨漏りもしているといいますから建物の傷みも相当なのでしょう。
 今回の工事では、建物は骨組みを残して半解体、屋根や壁も剥がして伝統工法で修復。耐震強度も現在の基準へと高めるのだそうです。テレビの「大改造!!劇的ビフォーアフター」さながらです。こちらの場合、”大改造”とか”劇的”はないでしょうけど。
 2年半後にどのように生まれ変わるのでしょうか。工事期間中の拝観はできなくなりますが、年に1、2回の見学会を予定しているそうです。それはそれで楽しみですね。
 ちなみに、当事務所は、川越城西大手門付近の旧城内にあります。

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▲修復工事前最後の川越城本丸御殿の姿(きょう午前)と入館券及びパンフレット

(第114号)

*追加関連記事 川越城本丸御殿保存修理工事見学会に行く(第223号)

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川越まつりの余韻

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 今年も、「曳っかわせ」を見物し、存分に祭りを楽しみました。
 ところで、曳っかわせとは、山車が各町内の会所前にさしかかったり、他町の山車とすれ違ったりするとき、お互いに山車の正面を向け合って囃子の儀礼打ちを行うことをいいます(公式パンフレットより)。
 山車の上部は回転する仕組みになっていて、1箇所に数台の山車が重なって曳っかわせをすると、山車の向きがくるりくるりと変わり、これに曳子たちの勇壮な声援とともに手に持つ提灯が乱舞するとき、祭りは最高潮に達します。
 蔵の町のあちらこちらで曳っかわせを繰り返しながら、21時頃になると山車はそれぞれの町内へと帰っていきます。こうして2日間の川越まつり(川越氷川祭の山車行事)は、お開きとなりました。

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*関連記事
川越まつり、まもなく最高潮へ(第112号)
ただいまお祭り中!(第111号)
川越氷川神社例大祭(第107号)

(第113号)

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川越まつり、まもなく最高潮へ

Img_3907Img_3970 今年の川越まつりも、まもなく最高潮のときを迎えます。
 日が暮れて山車にも灯がともり、このあと18時半頃からはいよいよ「曳っかわせ」が始まります。
 地ビール「COEDO」を片手に、お祭りを楽しんできます。

(第112号)

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ただいまお祭り中!

 今日と明日は川越まつり。
 天気もすばらしい秋晴れに恵まれました。
 ただいまの時刻は、市役所前で「山車揃い」の真っ最中。お囃子の競演を聞きながら記事を書いています。見たかった神幸祭にも何とか間に合いましたよ。

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*関連記事 川越氷川神社例大祭(第107号)

(第111号)

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歯医者という憂鬱

 歯医者が大嫌いだ。
 歯医者が嫌いだから行かない,行かないから病気が進行する,病気が進行してから行くので痛い目に遭う,痛い目に遭うから嫌い。いい歳をしてみっともない話ではあるが,とにかく嫌いなものは嫌いなのだ。
 さらに問題がある。じつは私,アゴが外れやすいのだ。
 ねぼけて大あくびをして外れ,バカ笑いをして外れ,マクドナルドで外れ。外れるようになってからもう20年近くなる。歯医者とて例外ではない。というより歯の治療中が最も危険なのである。これも歯医者を遠ざける原因になっているのだ。
 アゴが外れるというと誰もが笑う。でも,本人は必死なのだ。外れてしまうと意思表示ができない。紙と鉛筆をくれ,ということすら容易には伝わらないのだ。それに何より元に戻すときに激痛を伴う。誰かこの病気を治す方法があったら教えてほしい。

 最近,歯が痛むようになり,観念して歯医者に行くことになった。
 問題があると思っていた箇所は「あと2~3年は保つ」らしい。もう1箇所の怪しいと思っていた場所は,比較的重症の歯槽膿漏(歯周病)だという。それに加えて自覚症状のない虫歯もあると聞いて凹んでしまった。やっぱ,来るんじゃなかった…(そうじゃないだろ!って)。
 虫歯のうちのいくつかは,しばらくこのまま放っておいてもいいらしい。歳を取るとそう進行しないのだそうだ。で,ちょっと進んでいる1本を治療することになり,その予約が今晩だった。
 奥から2本目の歯で過去に治療してあるところ。その脇が虫歯になっているとのことで,麻酔をし,かぶせてある金属を外して治療することになった。
 麻酔の注射は痛くなく,すぐに治療に取りかかり,例のキーンだがこれが痛い!「痛むなら麻酔を追加するよ~」というので迷わずお願い。効いてくるまでしばらく休憩。ぜんぜん気は休まらないけど。5分後に再着手,はじめは順調だったのにまた痛み出す。唇も舌も無感覚になっているのにまだ痛む。あえなく麻酔をもう1丁追加される。また休憩。もういやだ,早く家に帰りたい。ほどなく再々着手。それでもまた痛むときがある。もう口全体の感覚がないのに,だ。これだけ麻酔をしてまだ痛みがあるというのは,そうとう頑固だ。あとはもう気力。ガマンするしかないらしい。
 麻酔は効いているのに痛みがあるという納得しがたい状況の中,なんとか”土木工事”が終わり,掘ったところに薬を塗り型を取って仮詰めをして,やっと全部終わって「は~い,うがいして下さ~い」と言われて口をゆすいだ。しかし,吐き出そうと思った場所とはぜんぜん違う方向に飛んでいき,衛生士さんに失笑される始末。口はまともに開けられないし,まったくグズなおっさんだと思われているに違いない。しゃべればロレツがまわらず,舌を咬みながらよだれダラダラで次回の予約をして歯医者をあとにした。
 治療から2時間が経過。この記事を書いているいまこの瞬間もまだ痺れたままで,口からはよだれが流れている。

(第110号)

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待つコドモ、待てないオトナ

 こどもは、いろいろなことを辛抱強く待ちます。ほしいモノがあっても、誕生日やクリスマスを指折り数えてガマンします。遊びは小遣いのなかで、借金などできません。横断歩道では車が通りすぎるのをじっと待ち、交差点の赤信号だって青になるまで待ちます。人の話も最後まで聞きます。それは、大人たちがそのように教え諭し、こどもたちに習得させているからにほかなりません。
 一方で、待てない、ガマンのできないのはオトナです。
 突然電話をかけてきて即座に結論を求める人、予め説明をしていても登記や裁判の完了が待てない人、人の話を聞こうともせず放言してはばからない人など。外に出れば、エレベーターや電車のドアが開くや我先に乗り込む人、先の信号が赤だからアクセルを離し減速するやすぐに車間を詰め煽り始める人、対向車があるにもかかわらず強引に右折する人、喫煙の禁止されている場所でもタバコを吸う人などなど。世の中は、待てない、ガマンのできないオトナで溢れています。

 大阪では16日、こどもたちがそんな待てないオトナたちのとばちりを受けることになりました。
 ある保育園の所有であった畑に行政代執行が実施され、園児たちが育ててきたサツマイモや落花生が引き抜かれ、整地されたのです。テレビのニュースでは、現場で泣いている園児らが映されていました。収穫予定は今月末、あとわずか2週間でした。
 この畑は、建設中の第2京阪道路の予定地にあって、保育園側が用地買収に応じなかったとして大阪府が今年4月に強制収用。保育園側は、これを不服として、土地の強制収用の執行停止を大阪地裁に申し立てたが今月1日に却下され、大阪高裁に即時抗告していました。大阪高裁は、30日に決定を出す予定でした。
 しかし、大阪府は、高裁の決定、そして園児らによる畑の作物の収穫までの2週間が待てず、行政代執行に踏み切ったわけです。
 2週間が待てない理由として大阪府の言い分は、「2010年3月末に予定されている第2京阪の全線供用開始に間に合わなくなるため」だそうです。橋下徹知事も、「府は4月から任意交渉を誠実に続け、慎重な対応をしてきた。今後2週間遅らせると、通行料で6億~7億円の損が出てくる。公の利益のためということで、園の所有者には申し訳ないがこのまま代執行をさせて頂く」と報道陣の取材に答えています(各紙新聞報道)。
 でも、試算されている交通量の見込みは眉唾ものです。道路を造る口実が必要で、過大に見積もられている可能性も否定できません。第2京阪そのものが無駄な道路でないかという指摘だってあります。必要な道路は整備するべきでしょうが、大阪府は、いまある道路の維持にも窮するほど財政が破綻の危機にあるはずです。必要なものであっても、カネがないならガマンするしかありません。
 なのに園児らは、そんな道路の完成を2週間早めるために、育ててきた収穫間近のイモを引き抜かれ、将来大人になって、そのイモを引き抜いていったオトナがこしらえた借金のツケを払わされるのです。なんとも理不尽な話ではありませんか。
 しかも、こうして大阪府が2週間を待てずにこの畑を強制的に整地しても、「浪速国道事務所によると、事業用地は保育所の畑を除き、まだ7件、約3千平方メートルが未買収だ」(アサヒ・コム)そうです。
 だから私には、あと2週間を待てない急迫性が納得できません。

(第109号)

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鉄道博物館1周年

P1020649 あのう…,正直に言います。
 鉄まんアトムは,一年前の2007年10月14日,開館初日の”てっぱく”こと鉄道博物館(鉄博)に行きました。
 当日は息子を連れ,大宮駅構内で「これから鉄道博物館に行っても入場できない」という警告放送を無視し,敢然とニューシャトルに乗って大成改め鉄道博物館駅へ向かいました。予想をはるかに超える人出で,駅の改札口まで長蛇の列になっていました。
 列の最後尾についてから,博物館の入り口を目の前にしながら遠くまで歩かされ,ときに数十分も同じ場所に立たされ,そのあとぐねぐねとさらに敷地内を歩かされること数時間,やっとの思いで館内に入るも,どこも人,人,人,そしてまた人。 まともな見物などできるはずもありません。
 でも,息子といい思い出です。開館初日というのは,その日一日だけしかありませんから。P1020679
 で…,これも正直に言います。もう,すでにリピートしています。
 それでもまだオアズケになっているものがあります。蒸気機関車D51のトレインシミュレーター。次に行ったら,ぜひとも体験してみたいと思っています。実車同様に揺れたり,石炭をくべる作業も伴うなんて想像しただけでも楽しそうではありませんか。

 ちなみに,10月14日は「鉄道の日」。
 1872年10月14日(明治5年,旧暦の9月12日),新橋(旧汐留貨物駅)~横浜(現桜木町駅)間に日本で初めて鉄道が開業したことを記念した日です。テツにとってのクリスマスみたいなものですね。

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▲館内2階エントランスゾーンに設置されているステンドグラス「過ぎゆくもの」(作・山本容子)の一部。3m×10mという大きなもので,この全体写真をいかに綺麗に撮るか,これも挑戦したい課題です。大理石?の床に映るのがこれまた見事,何度みても息を呑む美しさです。

(第108号)

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川越氷川神社例大祭

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 きょう10月14日は、川越氷川神社の例大祭の日です。「祭禮始之儀」という笠渡神事も行われ、祭りに参加する各町の宰領が祭りの間に身につける笠を受け、氏子の代表として「祭禮納之儀」まで神人の資格を得ます。神様の世界では、もうお祭りの期間中ということです。
 毎年10月の第3土曜・日曜に開催される「川越まつり」といえば、いまでは「川越氷川祭の山車行事」(国指定重要無形民俗文化財)のことを指して呼ぶのが一般的ですが、祭礼の源流は、川越総鎮守・氷川神社の例大祭と神幸祭にあります。これまで例大祭は毎年10月14日、神幸祭は翌15日とされ、川越まつりもこの日にあわせて行われてきました。
 それが1997年、多数の観光客に来てもらうことや祭りの担い手不足など様々な要因から現在の日程で開催されることに変わったのですが、氷川神社の例大祭や神幸祭だけは日程を変えることなく、その後も毎年14、15の両日に開催されていました。
 しかしこれまた、神幸祭も、昨年より川越まつり初日に併せて行われるようになってしまいました。行列により市内中心部の交通規制をしなければならないことなどが障害になったのでしょうか、いまとなっては例大祭だけが10月14日という日を守っています。
 川越まつりの見所として、お囃子や山車の曳っかわせなどがよく取り上げられますけど、私は、神幸祭の行列こそ本当の見所だと思っています。雅楽奏者、神馬、馬に乗った宮司、御輿、古式装束の神職や巫女の行列と、まるで歴史絵巻を見ているようです。川越市役所や小江戸川越観光協会も、祭りの歴史や伝統をアピールして観光の目玉にするのなら、例大祭と神幸祭にもっと光をあてて下さい!

 ちなみに、今年の神幸祭は10月18日。氷川神社を午後1時に出発します。所用の関係で、今年は見られない(ことになりそうな)のが残念です。今日の例大祭はあいにくの天気でしたけど、神幸祭は晴れるといいですね。

(第107号)

*追加関連記事もご参照下さい。
ただいまお祭り中!(第111号)
川越まつり、まもなく最高潮へ(第112号)
川越まつりの余韻(第113号)
川越城本丸御殿大修繕(第114号)

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ざり、バイバイ

 我が家で飼育中のザリガニの「ざり」。本日,1年ぶりに元のすみかへと帰しました。正確にいうと,元のすみかの水路の水はもう,またもや途絶えていたので,その少し上流でザリガニがたくさんいる水の流れのある場所で放しました(もう1匹の「かに」については,当ブログ2008年6月30日付け第79号「かに、死す」をご参照下さい)。
 水の中に放してやったのに,私の手元へと登ってきてしまう始末。何やっているんだと思う反面,1年間,水を換え,水槽を洗い,えさをやり…とマメに世話をしましたから,自然界で再び生きていくことができるか心配になってきました。また連れて帰ろうかという思いが頭をかすめましたが,心を鬼にして,寄ってきた「ざり」をこの手で再び水へと放しました。いい歳をしたおっさんが,ザリガニ1匹に”別れの切なさ”を感じてしまいました。
 イヤな奴にいじめられるなよ~,もう二度と人間に捕まるなよ~,長生きしろよ~,と念じながら,姿が見えなくなるまで見届けて水路をあとにしました。
 ざり,バイバイヾ(;□;)э。

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▲放す直前の「ざり」の写真です。
顔を近づけると,いつもなら左右のツメを大きく上に振り上げるのですが,今日はじっとこちらを見つめていました。まるで何かを悟ったように。

(第106号)

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きのこノートと一本しめじの誘惑

Img_3691  埼玉県立川の博物館にて開催中の企画展「きのこノート -森をささえる菌の華-」を見てきました。
 標本,レプリカをはじめ多数の展示品があり,光るきのこ(ヤコウタケ)の生体展示もありました。展示には,可食,要注意,毒の印も付けられていて,意外性もあって楽しめました。なかで「俗説は信じるべからず!」というコーナーに,ボケとツッコミをしているものがありましたのでご紹介しましょう。

 × 縦に裂ければ食べられるImg_3696
    猛毒のドクツルタケは裂けます。
 × 虫が食べていれば大丈夫
    虫と人は違います。
 × 派手なら毒,地味なら食
    真っ赤なタマゴタケは食,
    地味なカキシメジは毒です。
 × ナスと煮れば食べられるImg_3702
    ナスにそんな力はありません。
 × 塩漬にすれば食べられる
    そのような風習もありますが,
    限られた種類,伝統の技です。
 × イグチに毒なし
    アシベニイグチやドクヤマドリは毒です。

 そして,ここでは「イッポンシメジ」も毒キノコと紹介されています。でも,能登では「一本しめじ」を塩漬けにして食べていますし,展示には,秩父でも「いっぽん」とよばれ親しまれていることが書かれています。しかし,実際に食べているのは,「ウラベニホテイシメジ」というもので,これが有毒の「クサウラベニタケ」や「イッポンシメジ」と似ているのだそうです。
 ところが,能登では,可食のキノコである「ウラベニホテイシメジ」を「一本しめImg_1792じ」と称して売っているのではなく,毒キノコの「イッポンシメジ」を「一本しめじ」としてそのまま売っているように思えます。それを証拠に能登では,「茎に毒がある」「食べ方をご存じの方だけお買い求め下さい」という断り書きを付けて店で売られているのです(左の写真は,2004年10月,能登地方の某店にて撮影)。
 う~ん,果たしていったいどちらなのでしょう。
 能登では,地元の人たちは,キノコのことを「こけ」と呼び,個々のキノコの呼び方も方言ばかりで理解できないことが多く,だから図鑑などで調べようもありません。ただ,漬け方があまいと「あたる」ということを耳にしたことがありますから,やはり「伝統の技」で毒キノコを毒抜きして食べているに違いありません。だって,可食のキノコなら漬け方次第であたることなどないはずでしょうから。でも,結局のところ真相は不明です(ちなみに,能登では苔のことも「こけ」です。で,能登でも苔は食べませんから,「うまいこけ」といえばキノコの話のことです)。
 いずれにしても,キノコ採りの世界に挑戦しようなどという気は更更ございません。素人が生半可に手を出すには,あまりに危険すぎます。最近では,「カブ」で相当やられ,痛い目に遭ったばかりです。ただ,伝統の味である「あたらない一本しめじ」を食べたいだけなのです。…展示を見ながらそんなことを思い,帰りにスーパーで安全なエノキとシイタケを買って帰りました(最近は,それも安全でない場合があるというオチがありますけど)。

 企画展は11月16日まで。
 展示以外でも,小学生以下のお子様なら1日遊べます。電車(東武東上線鉢形駅から徒歩)で行きましたから,施設内のレストランで提供している期間限定の生ビール「琥珀ヱビス」を昼から2杯も飲んでしまいました。

(第105号)

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3653日目の通過点

 役所に婚姻届なるものを提出して3653日が経過しました。
 その日は,もともと祝日でした。毎年やってくる「記念日」に,心置きなく出掛けたりできるよう,しかも晴れの特異日である「不変の休日」を選んだつもりでしたが,その恩恵は1回だけ。不変であったはずの休日が休日でなくなってしまいました。まったく迷惑な話です。えらく主観的ですけど,こんなアンハッピーな制度はやめて,早く元に戻してほしいものです。
 そんなことで「記念日」はふだんの平日。”節目”にもかかわらず当日まで何の予定もありませんでした。けれど,私がたまたま5時で仕事を切り上げることができたので,自宅近所の飲食店にて家族全員で食事をしよう,ということになりました。
 そのお店は,近所の駅前に最近オープンしたばかりのイタリア料理店で,料理はどれもなかなかけっこうなお味でした。非喫煙者に対する配慮があるのもうれしかったです。仕事を終えてからの外食だったので,子どもたちは途中で眠くなってしまいましたけど,騒がず愚図らず出歩かず,店を出るまで自席でおとなしくしてくれました。
 話の時計の針を少々戻しますが,家に帰る途中,いくらなんでも手ぶらで帰ることに慄然とした私は,花屋に寄って簡素な花束を1つこしらえてもらうことにしました。花屋の店員さんに「記念日」を見抜かれ,店員さんは「私なんかもう38年,空気みたいなもの」と笑顔で話していました。で,「空気だから,なくなったら困るけど」なんだそうです。38という数字をそのときはっきり認識できるか,私には自信がありません。ごちそうさまでした。
 さて,振り返っていま我が胸に手をあてると,妻から感謝されることは何一つ身に覚えがありませんが,妻に感謝すべきことは心当たりがありすぎて思い出すと具合が悪くなりそうなぐらいです。鉄まんアトムは,妻の”放し飼い政策”によって維持されていることは,いちおう自覚しています。それでも,そんなことなど気にも留めず,これからも弁慶顔負けの「ご主人様」を演じていくつもりです。
 こうして惚気とも受け取られかねない文章を縷々書き上げましたけど,いずれにしても,妻はエライ。話はそれで以上です。

(第104号)

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させていただきます

 「~させていただきます」という表現。
 最近、テレビを含めあらゆる日常の場面で耳にし、上場企業のホームページや製品のカタログはおろか、司法書士会の公式な文書にも登場するようになりました。
 ひどいものになると、A4版1枚の文書に何箇所も使われています。1回の電話で何十回も聞かされることもあります。
 「土曜日はお休みさせていただきます」「欠席させていただきます」「振り込みさせていただきます」「郵送させていただきます」「請求させていただきます」「連絡させていただきます」「遠慮させていただきます」…

 あぁ~もぅ、うるさい!!

 土曜に休まれては困る、と言われたら休まないのでしょうか。振り込むな、送るな、と言われたら持参するのでしょうか。そう言われたら一体どうするのでしょうか?
 これを突きつけられた側に何か選択権があるのならまだしも、選択の余地のないものにまで濫用されているように見受けます。それは困る、やめてくれ、と申し出ても、結局のところ、それで考え直されたり方針が変更されることなどまずないのです。
 だったら、土曜でも水曜でも休みたければいつでも休め。いつ休むかは君の自由だ。招待してもらって「出席させていただきます」なら話は分かるが、「欠席させていただきます」っておかしくないか。郵送で送られてきた書類に「郵送させていただきました」って、もはや手遅れじゃないのか。いくらお断りしても、請求はするんでしょう、連絡だってしてくるんでしょう。私が決めるべき事柄を何であんたが遠慮するんだよ。…などなど思うのです。とにかく、勝手にこちら側の許可や了解を得たことにして話を進めないでほしい、と思います。だから、私には「~させていただきます」は目障り耳障りです。

 「~させていただきます」が正式な用法として使えるのは、非常に限られた場面だけです。丁寧さを出そうとして多用しすぎると、丁寧どころか失礼。慇懃無礼というものです。それだけに留まらず、何様のつもりだ、という反感すら与えかねません(使っている当の本人には自覚がないことが多いので、事態はいっそう深刻です)。
 口癖や書き癖になっている人は要注意。相手の意見や方針を尋ねるつもりがなく、「~いたします」とか「~ください」とかで言い換えができるようなら、「~させていただきます」は使わない方が賢明です。

※参考文献
 「続弾!問題な日本語」(北原保雄編著、大修館書店、2005年)p67~

(第103号)

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ホトトギス

 今年もホトトギスの花が咲き始めました。
 えっ、咲く?花?ホトトギスでしょ??
 無風流な人にとっては、ホトトギスという花があること自体、知らぬこと。私もその一F1030093人です。
 我が家の建物を取り囲むほんのわずかな敷地には、四季折々、いろいろな花が咲き目を楽しませてくれます。これらはみな、我が家の前所有者が植えた草木で、無風流な私には名前など知る由もありません。
 雑草の処理をしようとすれば、両親に「あぁっそれは○○○○!、ダメ」と言われ、咲いた花をのぞき込んでいるとご近所の方が「今年も△△△△きれいに咲きましたね」と声をかけて下さいます。…この花は△△△△というのか、とその時にその都度学習します。ホトトギス、という名前もそうして知りました。秋を代表する草花の一つだそうです。

     なにもせず 秋来れば咲く ホトトギス

 ホトトギスに限らず、我が家で咲く花にはこの句がすべて当てはまります。
 黄色みを帯びる銀杏の葉も目にするようになりました。10日後にはもう「川越まつり」です。毎年、夜の祭りの見物には、長袖に上着も必要。ストーブの用意もこの頃です。そして秋は、足早に過ぎゆきます。

(第102号)

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どんぐりの背比べ

 先日、子どもを連れて狭山市の智光山公園までサイクリングをしました。
 智光山公園は、武蔵野の雑木林のなかに公園があるといった感じのところで、総面積は53.8ヘクタール。東京ドーム11個分以上の広さです。園内には、「こども動物園」もあって、小さな子どもはもちろん、大人にとっても一日中くつろげる閑静な公園です。公園でたっぷり遊び、近くにあるサイボクで食事をし、隣のまきばの湯に入って帰るのが極楽です。

 この季節、雑木林を散策すると足下には無数のドングリが転がっています。一口にドングリといっても、形は、細長いものから先が尖っていたり丸くなっているものなど、色も緑から茶色まで、とにかく種類は様々です。
 ドングリをつけるのは、クヌギ、コナラ、ミズナラ、カシ、ブナなどの広葉樹で、ドングリの形も木によって異なるのでしょう。残念ながら、木の見分けができないのと同じで、ドングリの見分けもできません。図鑑を見ずに葉や実の特徴から樹木が見分けられるようになると、野山を歩く楽しみはいっそう広がるかもしれません。挑戦したい領域です。

 ところで、「どんぐりの背比べ」という慣用句があります。F1010174辞書を引くと「どんぐりの大きさはどれもほとんど同じで、背比べをしても甲乙の判定ができない。どれもこれも平凡で変わりばえのしないこと。特にぬきんでたものがないことのたとえ」の意味であると書かれています(精選版日本国語大辞典、※参照)。
 でも、実際の森で転がっているドングリを比べると、甲乙の判定が容易にできるものばかりです。ぼうし?(殻斗)だってじつに様々です。そして、智光山公園の雑木林のある一角に、とびきり「ずんぐりむっくり」なドングリ(写真)がたくさん転がっているのを見つけました。辺りのドングリと比べたら、ちがいは明らかです。すると、とたんに辞書の語釈は説得力を失いました。ドングリは怒っています。おれたちはみんなちがう、けして同じじゃない、個性を尊重しろ、と。
 なので、「どんぐりの背比べ」の通説は見直した方がいいと思います。
 ちなみに、拾ってきた写真のドングリは、図鑑を見ると、どうやらクヌギのもののようです。

ps
 10月に入りました。おかげさまで、当事務所は満13年を迎えました。
 ”どんぐりの背比べ司法書士”にならぬよう、初心忘るべからず、を肝に銘じます。

※広辞苑第六版、大辞林第三版及びデジタル大辞泉などの中型辞書、さらに小型の新明解国語辞典第六版、三省堂国語辞典第六版、明鏡国語辞典など、いずれを参照しても概ね「すぐれたもののないことのたとえ」という点で同義

(第101号)

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