« 司法書士手帳 | トップページ | 初詣~川越大師喜多院 »

執筆環境

 文章の起案は、もっぱらパソコンです。
 司法書士になってすぐにパソコンを購入、そのときから一太郎&ATOKの組み合わせで、今日まで10年以上使ってきました。いくら世にWORDが広まり、誰もがWORDを使うようになろうと、私は、いまさら、あんな勝手の悪いソフトなど使う気にもなりません。

Taro 080112_01

 以前は、秀丸というテキストエディタを主に使っていましたが、パソコンの性能向上で起動に時間がかからなくなったことや、各種辞書との連携が便利なことから、いまではほとんど一太郎で起案しています。
 どんな感じかというと左上のようなイメージで、入力&変換の際に、「広辞苑第五版」で意味を参照しながら、さらに語彙を「角川類語新辞典」で選択しながら確定していくのです。
 で、ひととおり書き上げたところで、通常なら、このまま少し寝かしておきます。別な仕事をしたり、本を読んだり、夜なら寝てしまったり、一度頭を切り換えてしまいます。

 さて、そうして次は推敲に取りかかります。
 ここからは辞書を引きまくることになります。私の一太郎環境では、編集画面で語句を選択してCtrlキーを押すと、右側に「広辞苑第五版」の語釈が出るようになっています。簡単なものなら、それだけで進めていきます。
 ところで、辞書を引くクセをつけるようになったら、広辞苑って、語釈が貧弱で使えないなーと感じることが案外多くなりました。そんなときは、「新明解国語辞典」や「大辞林」を引いて済ませていました。
 昨年、「精選版日本国語大辞典」(精選日国)が搭載された電子辞書(Casio XD-GW6900)が発売されたので、ちょっと高かったのですが、思い切って購入しました。紙の日国第二版は引くことが億劫なのですが、これはなかなか使いやすい。語釈や用例が、やはり1冊ものの国語辞書とは比べものになりません(気に入ってしまって、結局、書籍版も購入してしまいました~(;゚゚))。さすが、精選版でも日国。日本語の世界の奥深さに引き込まれました。広辞苑を最大の頼りに、えらそうなことを言って文章を書いていた自分が恥ずかしくなりました。

 カシオの電子辞書は、「模範六法」も追加できるようになっています。しかも、きちんと毎年更新されるので、これも追加して、外出時にも手放せなくなりました。一覧性には欠けるのですが、電池は長持ちで、軽くてかさばらないのが何よりです。

 いまでは、文章を書くときは必ずこの電子辞書を机に出して、「精選日国」「大辞泉」「明鏡」と3つの国語辞典を比べて、「日本語大シソーラス」で類語も確認しながら書くようになりました。最後はプリントアウトして読み直して、それでまた書き直して、この繰り返しを経てようやく完成となります。
 こうして言葉の意味を一つ一つ調べ、たった1個の助詞にも気を遣うように文章を作っているつもりですが、なかなかどうして、30代も後半になって上達のきざしが見えないのは情けないところです。

 「広辞苑第六版」が発売になりましたけど、どうなんでしょうか。昨年、改訂が発表されたときの、あの自信満々の「いけ面」発表に呆れてしまって、どうしても、すぐに購入する気にはなれません。しかし、カシオはやってくれます。いまの電子辞書に「広辞苑第六版」を追加できるよう単体で個別販売をしてくれるのだそうです。これは買ってしまうかも。同様に「大辞林第三版」も出してくれたら、もう言うことなし、なんですけどね。

(第10号)

|

« 司法書士手帳 | トップページ | 初詣~川越大師喜多院 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/504670/17668668

この記事へのトラックバック一覧です: 執筆環境:

« 司法書士手帳 | トップページ | 初詣~川越大師喜多院 »