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司法書士手帳

 今年,10年ぶりに「司法書士手帳」を使うことにしました。
 司法書士になってから1997年まで司法書士手帳を使っていました。

080110_01 当時は,いまに比べると手帳の使い方が下手でした。仕事も多くはなかったのでしょう。記録より記憶に頼ってしまい,あとで振り返ることができないことも多々ありました。
 そんな97年の12月,当時のモバイルブームに乗っかって,ザウルスMI-110Mを購入。乾電池で何日も使え,パソコン通信やメールもできる優れモノでした。それからしばらくザウルスにはまり,MI-310,MI-C1と同じ機種を数台ずつ買ったりして,全部で6台以上買いました。ザウルスの利点は,何と言ってもバックアップや検索の容易なことです。書き込むスペースにも余裕があり,パソコンと連携してデータを使い回すこともできました。住所録もザウルスを親情報にして使っていたぐらいです。私にとって,MI-C1は神機!。とことん,使い倒しました。
 でも,MI-C1より後のザウルスは,ビデオ録画などといった仕事には不要な機能ばかり拡充され,手帳としての機能は置き去りになりました。将来性に不安を感じるようにもなりました。
 一方,手帳の使い方を見直し,記憶より記録に目覚め,99年以降は,アポはもちろんのこと,業務日誌のように行動をザウルスへ記録するようになりました。でも,ザウルスの数秒の起動時間が気になるようになり,記入や閲覧などで手間取るようにもなっていました。
 そこで,一大決心をして,2005年から紙の手帳に戻りました。ただ,なんとなく司法書士手帳に戻るのは気が引けて,全国の鉄道路線図のあった「高橋の手帳」を使ってみました。これはこれで,結構使い勝手がよいモノで,能率手帳よりは高橋手帳の方が私の好みです。
 じつは,司法書士手帳には,司法書士業務には欠かすことのできない情報が満載されています。手帳のほぼ半分がこうした情報になっています。しかも,この情報は,出先においてこそ役に立つようなものばかりで,結局3年間,高橋手帳と司法書士手帳の2冊を持ち歩いていました。
 この間,不動産登記のオンライン指定もかなりすすみ,どの法務局でいつから登記済証(権利証)がでなくなったのか,これはもう司法書士手帳がないと無理です。昨年,不動産オンライン指定日を見過ごし,決済で痛い思いもしました。
 そういったところから,10年ぶりに元の鞘へ戻ったというわけです。
 同職で一番多く使われているだろうこの手帳を,みなさんは,どのような使い方をされているのか,これは実は一番気になるところです。でも,人の手帳って見せてもらうわけにはいきませんものねえ。
 久々に使ってみると,土日の欄が狭いじゃないか(平日の半分)とか,民事事件表が全然足りないとか,葬儀後の諸手続チェックリストなんか誰が使うのか,など細かい不満がないわけではありませんが…。

(第8号)

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