四半世紀にわたって見続けた誉桜、有終

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 現在地に事務所を設けて以来27回目の桜のシーズンが過ぎ去りました。私が思う川越で一番の桜の名所は、氷川神社裏の新河岸川の桜並木「誉桜」です。事務所から5分とかからず、仕事の片手間にふらっと行っては写真が撮れました。いつしか木ごとの陽の回り方まで覚えてしまいました。
 しかし、今夏の事務所移転により、こうした地の利を活かした営みはもうできません。名残惜しく、いつもより多めに出掛けてしまいました。少しだけ綴っておくことにします。

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ヤマザクラ咲き誇る地元の雑木林にて

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 川越南部には、いわゆる三富新田、あるいは武蔵野の雑木林が点在しています。クヌギやコナラに混じってこの時季とくに際立っているのがヤマザクラ。なかには幹回り1メートルもあるような大木が居並び、それらが静かに花を咲かせている様は圧巻と言うほかありません。

 芽吹く森の中で人知れず咲き誇る桜を見上げ思うことは、首が痛い。とにかく首が痛くて見続けられません。春なのにため息またひとつ。 ※撮影2022年4月9日

(第1101号)

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丘の上の桜

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 丘の上の‥‥ 正しく言えば、墓の頂の桜です。墓と言っても古(いにしえ)の、土を盛った、国の特別史跡「埼玉(さきたま)古墳群」の円墳の一つのてっぺんに、約60~70年ほど前、誰かが植えたサクラ数本があって、唯一無二の景観がそこに広がっています。

 ついつい後回しになって早十余年、もたついているうち1本が台風で倒れその景観は変わってしまいましたが、残った木たちが頑張ってくれています。今年ようやく満開と晴天と休日と予定とが合わさり、立ち会えました。

*撮影2022年4月2日 丸墓山古墳 県立さきたま古墳公園/埼玉県行田市大字埼玉

(第1100号)

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卒業式

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 本日は二男の中学校の卒業式でした。

 小学校入学から9年間、数え切れないほど、とてもとてもたくさんの方々に支え続けられて、この日を迎えられました。大事に大事に教え育て下さいまして、心の底より感謝申し上げます。ありがとうございました。本当に、ありがとうございました。

 コロナ禍で私自身の式への参列はかなわなかったものの、式の前後の学校で共に過ごせた時間はこの上ない貴重なものでありました。今日の流れる時間たちをほほえみで送りたかったけれど、それはもうどうにもこらえきれません。

(第1099号)

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曙色に染まる赤城山地蔵岳に立つ

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 赤城山で霧氷を見始めたのは2015-16シーズン。以来、青と白の世界の虜になって、もう数え切れないほど通い続けていて、そうなると自然の流れで、朱の光景も見たくなるもの。しかし、寒いの苦手だし、半ば徹夜になるし、暗闇怖いし、まして雪山のナイトハイクなんかやったことないし、などと言っていて、はや6シーズンが過ぎてしまっています。

 今季こそ赤城でモルゲンロートの霧氷越し谷川連峰が見たいと、お正月に一念発起、地蔵岳(赤城山第3峰、標高1674m)を目指しました。するとどうでしょう、ビギナーズラックとしか言いようのない願いどおりの光景に、あたふたドタバタしどろもどろ‥‥
 慌てるのも無理はなく、こうした光景はたった5分ほどしか見られません。撮影はいろいろやらかし二兎も三兎も追って一兎をも得ず、の感なきにしもあらず――

 (※以下写真24点の長編)

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曙色に染まる赤城山地蔵岳へ ~prologue~

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赤城山地蔵岳の頂上にて御来光、お日様の左には筑波山 2022年1月2日撮影 RX100m6

 2022年の山始めは赤城山。年が明けて翌日、それも未明から登って、地蔵岳の頂上で御来光を拝もうとの魂胆です。こういうのは考え出すと面倒が先走ってポシャるので、淡々と支度を整え、決めた時刻に家を出て、とにかく現地入りします。
 つるっつるの赤城道路をどうにか登りきり小沼駐車場へ。荒れた元日から一転、マイナス11度と冷え込んではいるけど快晴無風、霧氷もありそう。やったー!!

 山頂に着いたのは日の出8分前。霧氷の木々、マジックアワーの空、ビーナスの帯、刻一刻と景色が変わって、あっという間に日が昇ってきて、辺り一面、曙色(あけぼのいろ)に染まります。見たことのない光や色に言葉がありません。ただただ美しい‥‥

 この山歩の様子は日を改めて記します。少し時間がかかりそうですけど。
  → 曙色に染まる赤城山地蔵岳に立つ (第1098号)

(第1097号)

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年賀状2022

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 謹んで新春の御祝詞を申し上げます

旧年中は、格別のご厚情をいただきまして、誠にありがたく存じます。
本年もいっそうのご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
 2022年元日

  ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 弊職が25歳で現在地にて独立開業以来、近隣の方からも多くご用命頂き、弊事務所が26年を超えて支えられてきたことに深く御礼申し上げます。ありがとうございます。
 弊事務所は本年中に移転します。市役所の真ん前から大東地区へ、西武新宿線の南大塚駅近くの住宅地に移ります。現在地から離れても、従前どおりの軽いフットワークでお客様の元にすぐ伺います。変わらぬごひいきを賜れば幸いです。なお、移転に至った経緯は、機会あれば追って書くところに譲ります。

 いっぽう、二男が3月で中学校を卒業します。関係する多方面の皆様方によるご支援あって、今日まで安全安心な学校生活を続けてこられました。県立特別支援学校への遺憾無き引き継ぎも含め、残り40数日、しかとやり遂げます。

 このようなしだいで私にとっては大転機。言ってしまえば大ピンチなのですが、とにもかくにも、一歩一歩、前へ。前を向いてこの難局重畳に向き合っていこうと思います。

(第1096号)

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第25回わたしの尾瀬写真展に行く

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 NHKと尾瀬保護財団が主催する「わたしの尾瀬」フォトコンテスト。魅力に満ちた尾瀬を広く紹介するとともに、貴重な尾瀬の自然を見直し、自然保護への関心を高める目的で1996年より開催されてきましたが、今回の第25回をもって終わることとなりました。率直に残念です。

 最後ということもあり、入賞作品50点などを展示する写真展の初日で、コンテストの表彰式も開かれる12月10日、会場の高崎シティギャラリー(群馬県高崎市)まで出掛けてきました。
 コロナ禍で2シーズン続けて尾瀬には行けませんでしたけれども、当日は、尾瀬で知り合って親交のあるメンバーの多くと再会を果たし、尾瀬の写真にも取り囲まれて、尾瀬に通っていた日々が鮮やかによみがえる楽しい1日でした。

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 高崎シティギャラリーは高崎市中心部、隣接する高崎市役所21階の展望ロビーからは上毛三山が望めますが、この日は榛名と妙義がぼんやり見える程度で、赤城はほとんど見えませんでした。

  ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

NHK「わたしの尾瀬」写真展について
https://www.nhk.or.jp/maebashi/oze/

 写真展はこのあと、2022年1月7日から群馬県庁ホール(前橋展)で、以降は例年だと福島や新潟の各地、そして東京渋谷などでも開かれます。ご高覧いただければ幸いです。

(第1095号)

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もみじ狩りのシメは近所の雑木林にて

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 遠くまで出掛けなくとも紅葉狩りは楽しめます。川越でまず思い浮かぶのは多くの社寺ですが、もっと身近に誇るべき場所があります。雑木林です。年々減っていってはいるものの、市内だけでもワンシーズンにすべて見て回るのは無理でしょう。それくらい、あります。

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養寿院の大銀杏、有終

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 養寿院の門前に立つ大きなイチョウの黄葉風景。似たような写真を毎年欠かさずあれこれ撮り続けているのに、もう8年も此処に載せていませんでした。
 来年に決まっている現事務所の立退きにより、通勤で毎日この地を通るのはきっと今季で最後。26年もの習慣ですから名残惜しくもなり、今年は色づいてから毎朝立ち寄っていました。そして、とうとう、鈴生りの黄葉を一斉に飛ばす日がやってきました――

 折からの木枯らしに煽られ、飛ぶわ、飛ぶわ、そのさま花吹雪のごとし。散った落ち葉たちも地面を舞っていて、それはそれはもう、圧巻の有終でありました。

*撮影2021年12月13日 SONY RX100m6 養寿院/川越市元町二丁目

(第1093号)

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