ばあちゃん、逝く

 大好きだったばあちゃんが逝ってしまいました。93歳でした。
 ぼくにとって、大きな、まんで大きなお母さんでおいでました。

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石川県鳳珠郡穴水町諸橋地区の海岸にて 撮影2020年1月26日

(第1057号)

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ロウバイ咲く宝の山にて

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 5年ぶりにロウバイ咲く宝の山、宝登山へ。秩父鉄道の長瀞駅から一気に登って山頂一帯のロウバイを愛で、長瀞アルプスを下って冬木立の森歩きも楽しみました。ロウバイの幸せ色と芳しき香りに包まれ、澄んだ青空に奥秩父連山を一望する低山歩きは、行きが東武線、帰りが西武線で、ぐるぅっと地元を一回りする鉄道小旅でもありました。

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 宝で始まる名の山は生まれ故郷石川県にもあります。宝達山637m。この高さにして能登半島の最高峰で、金沢から七尾線に乗り津幡で北陸本線を分けてほどなく右の車窓に宝達山を見ると、はるばる帰ってきたことを実感します。
 つい1週前にそんな車窓を眺めてきたばかりで、宝つながりの山にて遠き郷里を、そして過ぎ去りし遠き日々を想う今日この頃であります。

*撮影2020年2月2日 宝登山ロウバイ園/埼玉県長瀞町

(第1056号)

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北陸新幹線初乗車

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 3月で金沢開業5周年を迎える北陸新幹線に先週末、初めて乗りました。よんどころなき事情で約11年ぶりに奥能登の穴水まで急ぎ帰らねばならず、日帰りの予定で家を出ました。

 車窓の山々を名指している間もなく新幹線は大宮~金沢間を約2時間で走ってしまいます。始終発の「かがやき」を使えば穴水に7時間も居られるのです。この高速鉄道のおかげさまにより私にとって貴重で尊く掛け替えのない時間が得られたことに深く感謝します。

【写真】 北陸新幹線「かがやき」号 W7/E7系 2020年1月26日 金沢駅にて

(第1055号)

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谷川岳、雲上絶景の雪稜をあるく

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 昨年本格雪山デビューを果たした谷川岳に今冬も行ってきました。朝早くから春霞の快晴で順風満帆だった前回とは異なり、どんよりした空に始まり時々ガスの中をも通り抜けていく試練を受けました。その先にこんな雲上絶景の雪稜が待っていると信じて――

 (※以下写真26点+おまけ1の長編)

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谷川岳、雲上絶景の雪稜へ ~prologue~

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谷川岳山頂トマノ耳下から肩ノ小屋、そして上越国境稜線を望む 2020年1月11日撮影 RX100m6

 2020年最初の3連休、その初日。赤城か谷川か決めかねたまま未明の関越を北上し、まず見えてくる赤城山が雲に覆われているのを横目に、針路は谷川へ。
 しかし、水上インターから見る谷川岳には赤城よりも厚い雲。やっちまったかと沈みながらも、ヤマテンその他の好天予報に望みをつないでモノトーンの天神尾根を登っていきます。すると、なんということでしょう、やがて雲の上へと抜け出て青と白の世界が‥‥

 思っていることはみな同じで周囲からも歓声が上がります。山頂からバンザイの掛け声まで聞こえてきます。厳冬期に雲海の谷川岳、人生でそう何度も出会えないだろう絶景を前にもう言葉がありません。この山旅の様子は日を改めて記します。

(第1053号)

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初歩きは初富士を拝む高川山へ

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 今年も年始早々の山始め。昨年に続き富士山を大きく見たいの一点で山梨県大月市を目指しました。約6年ぶり高川山(標高976m)への再訪です。

 中央本線初狩駅側の登山口から約1時間で山頂へ、秀麗富嶽の眺めを存分に楽しみ10時半にはもう下山完了です。中央高速のUターン鬼渋滞が気になるので寄り道はせず、それでも途中渋滞に填まりながら、午前中に埼玉まで帰ってきました。前年に続き今年も安全第一、そして程々に、山を愉しんでいきたいと思います。

*撮影2020年1月2日 Sony RX100m6 135換算70mm相当
*高川山/登り男坂~下り女坂・沢コースにて周回往復(山梨県大月市/秀麗富嶽十二景第十一番)

(第1052号)

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年賀状2020

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 謹んで新春の御祝詞を申し上げます

旧年中は、格別のご厚情をいただきまして、誠にありがたく存じます。
本年もいっそうのご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
 2020年元日

  ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 今年、春で50歳になり、秋には弊事務所開設25周年を迎えます。人生の半分でこれを半生(はんせい)と言いますが、同じ字面を「はんなま」とも読み、つまりこの程度は未熟者であります。

 40代は登山に明け暮れた10年でした。50代はどんな10年になるんだろう。いや、どんな10年にしよう‥‥
 先が見えないようで見えた気になることがあります。でも見えたはずとは違う場所に辿り着いたりもします。かつて「冬はお休みです」「雪山はやりません」と言いながらこの年賀状です。だから先のことはわかりません。未だ天命も知れません。しからば未熟を自覚しつつ理想は持って惑わず時々の風に吹かれるしなやかな中老で在りたいと思います。

(第1051号)

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吹雪に荒れる赤城山にて

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 今年の山納め、そして今シーズンの山始めに、近ごろ重くなっていた腰を上げ赤城山に向かいました。時折日差しや青空が垣間見え、しだいに天候は回復してくるだろうと発ちましたが、読み違えたようです。
 吹雪で視界が乏しいので軽く長七郎山だけの往復に。それでも吹き溜まりでは所により腰上の深さもあり、わずか1時間前にスノーシューで付けた自分のトレースが、戻る際にはもう消えていました。シーズン始めに山の神様が雪山の怖さを見せつけてくれたのかもしれません。一にも二にも山は安全第一、肝に銘じたいと思います。

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 2日前の降り始めが雪ではなかったのか、雨氷が多く見られました。キラキラして霧氷とは一味違った美しさがあり、風に煽られカラカラ落ちる音が素敵でした。8か月ぶりの雪景色を楽しみ、バッチリ新雪も踏めました。

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 長七郎の山頂には誰が作ったか、雪だるま、ありました。近くの荒山がかすみ、風紋に雪庇に、もう厳冬期の様相の赤城山でした。また出直します。

*撮影2019年12月28日 Sony RX100m6 群馬県前橋市
*赤城山 下2枚は長七郎山、冒頭1枚目は日入り前の白樺牧場にて

(第1050号)

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奥秩父 和名倉山への稜線へ

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 今年も残り10日、積み残している山行記録から1つ簡単に拾っておきます。6月1日に奥秩父一之瀬高原の三ノ瀬(山梨県丹波山村)から牛王院平・山ノ神土を経て東仙波(標高2003m)まで歩いた記録です。今年初めて踏み入れました。
 東仙波は、奥深き二百名山の和名倉山を目指す尾根の途上で、これと言った特徴のない小ピークに過ぎません。ですが、尾根道の稜線に点々と咲き乱れるシャクナゲがみごと、また将監峠をショートカットする七ツ石尾根のカラマツ林もうつくしく、山深い雰囲気がとても気に入りました。冒頭写真は西仙波、一帯はシャクナゲのトンネルでした。
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▲七ツ石尾根
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▲西仙波~東仙波の稜線にて和名倉山方向を望む ※写真3点とも2019年6月1日撮影

 歩いた当日は天気があまりよろしくなく、予定していた西御殿岩には寄らず下山、シャクナゲも終盤でした。西御殿岩からの富岳眺望、新鮮なシャクナゲやカラマツ黄葉などを狙って、来季以降また訪ねたい山域です。

(第1049号)

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今年も川越大師喜多院 有終のもみじ

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 秩父の皆野アルプスをもって今年の紅葉狩り中締め宣言しましたが、後ろ髪引かれ、いつも通り川越の町中で紅葉を追い続けてしまいました。去年に続き川越大師喜多院で有終のもみじ、今年はゆっくり色づいたのでグラデーション豊かに長く楽しめました。
 でも気持ちはそろそろ紅から白へ。スタッドレスを新品に履き替えたことだし、よしっ、いっちょ赤城山まで霧氷狩り行くぞと前日に支度を調えるところまで意気も上がってきたものの、布団から出られなかった日曜でありました。気合負け連敗中。191205img_0622

*川越大師喜多院「どろぼうばし」 川越市小仙波町一丁目
*撮影 2019年12月12日(写真上)・5日(同下) Canon PowerShot G7X MarkII

(第1048号)

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