白馬大池テント泊、一朶の雲を目指し ~epilogue~

190803rx_05152
白馬大池湖畔のお花畑と望む白馬岳へと続く雷鳥坂  2019年8月3日撮影 Sony RX100m6

 今年は白馬山域を歩きたい。直球なら白馬岳で猿倉から大雪渓を登り詰めるコースが思い浮かびますけど、天の邪鬼たる者これでは面白くない、けして楽なコースでもない。そこでゆるい変化球で様子を見ようと浮かんだのが今回の山行計画です。
 ところがどっこい、コースは変化に富み、雄大な山岳景観から稜線歩き、湿原散策に天空の湖で、これらにお花畑が加わります。あわよくば白馬岳の頂にも届く。じっさい行ってみて感じたのは、白馬大池を目的地に来るだけの価値が十分にある、ということでした。

 北アルプスもこれで4年連続達成。行けば行くほどに魅力が深まり、行けば行ったなりに想いも募り、そうして新たな時はめぐってきます。写真のチングルマは秋になると真っ赤な絨毯へと姿を変えます。またの旅立ちを夢見て。

(第1036号)

| | コメント (0)

白馬大池テント泊、一朶の雲を目指し(後編)

103501rx_05621

 白馬大池テント泊の2日目は雷鳥坂へ。栂池スカイラインコースとも呼ばれる緩やかな坂道を歩いて小蓮華山を目指します。白馬三山や雪倉朝日の眺めに加え、高山植物が咲き誇るお花畑の稜線を楽しみます。あわよくば白馬岳(2932m)まで足を伸ばそうと、白馬大池を未明に発って「一朶の雲」めがけて‥‥

(※前編からの続き、以下写真26点+おまけ1点の長編)

» 続きを読む

| | コメント (6)

白馬大池テント泊、一朶の雲を目指し(前編)

103401rx_05720

 北アルプス後立山連峰の盟主白馬岳への手掛かりとして、白馬大池(標高2380m)をベースに白馬三山を望む小蓮華山(新潟県最高峰、2766m)を目指し、長野県小谷村の栂池から今年初のテント泊装備にて歩いてきました。かのドラマ『坂の上の雲』のテーマ曲で広く知られた稜線から「一朶(いちだ)の雲」を目指す山旅です。

(※以下写真26点の長編)

» 続きを読む

| | コメント (2)

赤城山ツツジ追っ掛け5月のこと

1033_rx_01168

 赤城山は言わずと知れたツツジの名山で、例年5月から6月頃にかけてはツツジが様々に咲き移ろいます。今年は5月に2回訪ねてみました。
 利平茶屋から鳥居峠の周回では、アカヤシオはピークに合わなかったもののアズマシャクナゲが見られ、大猿公園から茶ノ木畑峠の周回ではヤマとミツバのコラボが楽しめました。これだけの花付きでも今年のツツジ類は裏年のようで、では咲き年の咲きっぷりたるやどんなだろう、ぜひとも見てみたいものです。

1033_rx_02398

*撮影2019年5月 SONY RX100m6 篭山(写真上)・小峰通り(同下)/群馬県前橋市

(第1033号)

| | コメント (0)

遅ればせながら、両神山‥‥

Rx_00468

 出掛けてからすでに2ヶ月以上経ってしまいましたが、GWの両神山(りょうかみさん、1723m)の記録です。ギザギザに切り立った山容ゆえ何処から見ても一目瞭然の存在感で、地元埼玉県だけに属する唯一の日本百名山ながら、登ったのはこれが初めて。つまり、どちらにせよ、遅ればせながら、の話です。登山口はちょうど新緑滴る頃でした――

 (※以下写真23点の長編)

» 続きを読む

| | コメント (4)

登山靴を買い替える夏の陣

Img_9129

 予備の登山靴としてバーゲンで買っておいたCaravan C1-02(※写真右奥)。2016年以降はこれがグリーンシーズンのメインとなり、北アルプス5回を含む幾多の山々で履き通してきましたが、ソールは目減り、外装も擦り切れてきたので、山で壊れないうちに買い替えです。
 後継となるC1-02Sが、ちょうどキャラバンシューズ65周年を記念した「LIMITED COLOR」にて数量限定販売中。サイズ感は分かっているのでネットで買ってしまいました。この靴に限っては通販で全く問題ありません。そのぐらいの信頼感です。

 かつてのメインGK-30もここにきてソールが剥がれ天寿全う。主に冬や泥濘コースで履いてきたヌバックレザーのGK-69も更新時期が近づいており、ただ最近さまざま物入りゆえ、これらはとりあえず冬まで先送りだ。

(第1031号)

※余録‥‥ 4月20日の至仏山のあと、すでに山行き5回していますが、記録の整理が滞っております。大半が初めて歩いたところなので僅かでも書き留めておきたいんだけど‥‥(汗)

| | コメント (2)

株主限定プレミアムビール2019

Rx_02491

 お待たせしました、恒例、株主限定ビールの話です。今年のお題目は、「徹底的に「麦のうまみ」にこだわり抜き‥‥ 世界有数の大麦産地として知られるオーストラリアの基準で最高等級にランクされ、粒の大きな大麦の麦芽のみを贅沢に使用した、麦芽100%の生ビール‥‥ ホップ由来の苦みも抑えることで、麦本来のうまみを余すところなくご堪能いただける‥‥」だそうです。アルコール度数は5.5%でした。

 出来映えは、一言で言えば、良く出来た新ジャンルの味わい。ウリであるはずの主役「最高等級ランク大麦麦芽」が、脇役「ホップ香料」に打ち消されてしまったよう感じました。最近、数量限定で発売された『麦とホップ 爽の香』に負けたかも。麦芽100%ビールは麦芽とホップのみで勝負してこそ勝機(商機)あり、ではないでしょうか。

p.s. 今期は過去最短で手仕舞い。わずか3営業日のみの保有で、配当別の税引き売却益は2千円強でした。(つまり今期もタダ酒!)

【関連記事】 株主限定プレミアムビール2018 (第992号)

(第1030号)

| | コメント (0)

花咲く片品、天王桜を愛でる

190503img_6555

 尾瀬の玄関口である群馬県片品村に「天王桜」(てんのうさくら)と称される真ん丸とした大きな一本桜があります。樹齢300年以上、幹回り6m、枝幅は17mを超えるオオヤマザクラで、日本最大級と云われています。
 尾瀬に通い続けて10年。その行き来のついでに都合良くは咲いてくれず流れ流してきましたので、今年初めてこの桜だけを目当てに片品へと足を運びました。朝5時から日付を跨いで翌午前1時半までゆっくりじっくり愛でてきました。長いですかね?(笑)

 GW10連休は、前半で県内の山に1回登り、後半この桜を見に来ただけで終わってしまいました。かつてないほど雪氷に明け暮れたシーズンを区切るにはちょうど良かったかもしれません。ようやく気持ちが春夏へと切り替わりました。

*撮影2019年5月3日 群馬県指定天然記念物「天王桜」 片品村針山

(第1029号)

| | コメント (2)

はるかな尾瀬、残雪の至仏山をあるく

1028_01_g1xm2_6305

 はるかな尾瀬。通い続けて満10年になるのを前に、残雪の至仏山を歩く宿望を果たしました。登れる時期の短さ、装備、能力など整わず夢の頂でしたが今季は準備万端、ようやく順番が回ってきました。
 至仏山は、その山容自体の美しさもさることながら、尾瀬が一望できるだけでなく、利根源流の幾多の山々の中での最高峰であり、上信越の脊梁山脈を俯瞰する絶好の位置にあって、見て良し、登って良し、名前も良しのまさに名山であります。雪景色はとくに素晴らしい‥‥こんな美事な世界を知ってしまったら暫く社会復帰は難しいかもしれません――

 (※以下写真26点の長編)

» 続きを読む

| | コメント (6)

天の声あり、残雪の至仏山へ

190420g7xm2_7803
至仏山頂下より純白の尾瀬ヶ原を眼下に、燧ヶ岳、そして会津駒ヶ岳を望む April 20th, 2019

 尾瀬の表玄関・鳩待峠に通じる道路が冬期閉鎖を解かれる4月下旬。そこからGW最終日までの2週間前後が残雪の至仏(しぶつ)に登れるチャンス、その後は7月まで植生保護のため入山禁止となって雪は消えてしまいます。
 真っ白な至仏の夢をずうっと描くも流れ流され、でも今シーズンは違います。谷川岳へと押し上げられた雪山の気運に、寒の戻りで5月を前に新しき白銀の世界、解禁直後の週末に好天も見込まれるとあって此処で行かずして何時行くんだの天の声あり。斯くして残雪の仏に至る。それはそれは素晴らしい山行きでありました。・・・詳しくは日を改めて記します。

(第1027号)

【日を改めての記事】 はるかな尾瀬、残雪の至仏山をあるく (第1028号)

| | コメント (2)

«白銀に輝く谷川岳天神尾根をあるく