桑の実

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 家の周りに限っていた散歩の範囲を少し広げました。入間川まで出ると河川敷で懐かしいものを見つけました。自生の桑の実(別名マルベリー)です。
 子どもの頃、そこらへんに生えているのを通りすがりに洗いもせず食べ、バレて親に叱られていたことを思い出します。よゐこだった方は心当たりがないかもしれません。そう言えば、昔に比べ、桑畑を見なくなりました。こんな鈴生りを見たのは何年ぶりでしょう。

 1つ摘まんで口にします。少年時代の記憶がすぅーっと蘇ります。真っ黒に熟した実を少し持ち帰り、ジャムにしてみました。ラズベリーよりは甘く、ブルーベリーよりは酸っぱく、なんとも爽やかな風味でありました。

(第1066号)

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株主限定プレミアムビール2020

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 お待たせしました、恒例、株主限定ビールの話です。今年のお題目は、「麦本来の濃醇な味わいが特長‥‥アサヒビールの最新醸造技術“旨み残し発酵”により、麦芽由来の濃醇な旨みを最大限に引き出すことに成功‥‥素材本来の奥深い味わいをじっくり楽しむことのできるプレミアムビール」だそうです。アルコール度数は5%でした。

 出来映えは、一言で言えば‥‥ これといった特徴を感じず、そもそも「濃醇」とは何なのかもよく分からず‥‥ そして、極めつけか、同封されていた株主宛て手紙の「‥‥『中期経営方針』 では、「稼ぐ力の強化」、「経営資源の高度化」、「ESGへの取り組み深化」を重点課題に設定し、“グローカルな価値創造経営”を推進しています。また、この重点課題をエンゲージメント・アジェンダとしてステークホルダーとの対話に努め‥‥」なる文章群‥‥

 あのぅ社長さん、これじゃ、なにを言ってるんだか、なにが言いたいんだか、さっぱり分からないですよ。次からは、せめて小池都知事レベルのでお願いします。

【関連記事】 株主限定プレミアムビール2019 (第1030号)

(第1065号)

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26年前、札沼線新十津川駅にて

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 26年前の1994年5月15日、大学時代の友人らとともに、「学園都市線」と名を変えたJR札沼線(さっしょうせん)の末端・新十津川駅に立っていました。司法書士の登録をしてまだ1か月あまりの頃。列車本数は1日3本でした。

 札沼線は、その名の通り、かつて札幌(の隣駅の桑園)と石狩沼田(留萌本線、雨竜郡沼田町)を結んだ111.4kmの路線で1935年10月3日に全通しましたが、1972年6月18日をもって利用率の低い新十津川~石狩沼田34.9kmを廃止。その後、石狩当別駅を境に大きく分けられ、南側は電化され朝夕は毎時3本の電車が走る一方、北側は非電化のまま、2016年3月26日以降には浦臼以北が1日1往復の最少運行と成り果てました。

 もはや公共交通としての体をなしておらず、石狩当別の隣の北海道医療大学駅より北の区間47.6kmについて、今年2020年5月7日での廃止が決まっていました。しかし!そんな札沼線の最期の日々にもコロナ禍です。
 緊急事態宣言を受けて4月15日、JR北海道は、最終運行日を4月24日に繰り上げると発表。翌16日の夜には、なんと次の日の17日にさらに前倒しすると急遽発表し直し、廃止日を待たず列車の運行が打ち切られました。こんなことってあるのか‥‥ 拙くもせめてこうして記録に留めてあげたいと思いました。

<撮影> 1994年5月15日 JR札沼線新十津川駅/北海道樺戸郡新十津川町
<参考文献> 『 鉄道廃線跡を歩くVIII 』 宮脇俊三編著、JTB、2001年

(第1064号)

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すべての人の心に花を ~Flowers for your heart~

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ホソバヒナウスユキソウ 谷川岳 西黒尾根 Mt.Tanigawadake, Nishiguro ridge June 2017

🎵 Blossom of snow may you bloom and grow
    Bloom and grow forever . . .

    Bless my homeland forever

ホソバヒナウスユキソウ/細葉雛薄雪草‥‥ キク科ウスユキソウ属。ヨーロッパアルプスに咲くエーデルワイス近縁の日本固有種(絶滅危惧II類)。ミヤマウスユキソウ(別名ヒナウスユキソウ)の変種で尾瀬の至仏山と谷川連峰の蛇紋岩が露出した風衝地にのみ生える。綿毛に包まれた白い花びらのように見える部分は葉である。花期6月~7月。

(第1063号)

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桜満開での名残雪をゆくレッドアロークラシック

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本川越発西武新宿ゆき特急「小江戸」 西武新宿線南大塚~新狭山川越市南台一丁目
撮影2020年3月29日 Sony RX100M6

 西武特急レッドアロー号。初代5000系の塗色をまとった2代目10000系NRAの1編成「レッドアロークラシック」が2020年3月で池袋線・秩父線から退き、新宿線の特急「小江戸」として川越で日々見られるようになりました。
 その転属まもなく訪れた桜満開でのなごり雪。こんな光景こそ一期一会に違いないでしょう。ただ、なごり雪にしては降りが豪快に過ぎて、うまく絡めたつもりの桜が桜と分からぬ仕上がりに‥‥ 久しぶりの撮り鉄にしては条件が厳しかったかもしれません。それでも地元の西武線でかなりの遠征感を味わえ充実お得な撮影行でした。

(第1062号)

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2年ぶり、狭山丘陵 菩提樹の山桜へ

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 狭山丘陵は菩提樹池の里山に咲くヤマザクラの大木。これまであまり広くは知られていません。人混みを避け、静かな花見を楽しもうと2年ぶりに行ってみました。運が良ければトトロに逢えるかもしれません。
 ところが様子は一変、ずいぶんと賑やかに‥‥ 多くの人が「ミツコザクラ」と呼んでいます。聞いたことがありません。調べてみると、所沢市がその呼び名で「とことこ景観資源」に指定し、市のホームページに写真付きで詳しい場所も分かるよう載せていました。
 木の下ではしゃいでいる子どもたちの目にはトトロが映っているのかもしれませんが、おじさんの霞んだ目には‥‥
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*とことこ景観資源190番『みつこ桜(中峯一本桜)』 所沢市山口字西中峯
*撮影2020年3月21・22日 Sony RX100m6

【2年前の記録はこちら】 狭山丘陵 トトロの山桜、春燦燦 (第982号)

(第1061号)

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夢叶う、白銀の上州武尊山に立つ

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 冬の赤城山に通い始めて4年。赤城からは雪を纏った秀麗なる上州武尊山の全容がよく見え、いつか冬の武尊にも立ってみたいと思うようになり、昨季ステージを一段あげて間近まで迫るも届かず。そして今季、前号プロローグのとおり、夢見続けてきた白銀の雪稜を歩いてようやくその頂に立つときが――

 (※以下写真30点+川場スキー場のコースガイド1点の長編)

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夢叶う、白銀の上州武尊山に立つ ~prologue~

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剣ケ峰山を乗り越し、山頂「沖武尊」を目指す稜線にて 2020年2月29日撮影 RX100m6

 川場スキー場のリフト最上部から、条件さえ良ければ比較的容易に上州武尊山(ほたかさん、標高2158m)まで往き来できると知って9年。しかし、山行きが現実味を帯びると課題も浮かび、そう容易く行けるところではないと悟るも、行きたい気持ちは失せず。
 その御膳立てが今季ようやくできたようで、齢五十の大台を前に、白銀の上州武尊山に立つ夢叶う日が巡ってきました。この山旅の様子は日を改めて記します。

(第1059号)

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強風に荒れる赤城山をあるく

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 シーズンインに荒天を引いてしまった前回の赤城山。あろう事か、再び臨んで今度は疾風に狂う日を掴んでしまい、それでも麓の方まで霧氷が付いていて天気は晴れ、なんとか歩けそうにもなったので主峰黒檜山へと進んでみました。
 雲の流れが速く、覆われてしまう時間もしばしば。気温はマイナス5度以下、毎秒10メートルは下らぬ風に吹き曝されており写真撮影には難儀でしたが‥‥

 (※以下写真23点の長編)

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ばあちゃん、逝く

 大好きだったばあちゃんが逝ってしまいました。93歳でした。
 ぼくにとって、大きな、まんで大きなお母さんでおいでました。

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石川県鳳珠郡穴水町諸橋地区の海岸にて 撮影2020年1月26日

(第1057号)

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