萌葱映える奥多摩三頭山へ

180421img_0821

 芽吹いたばかりの新葉たちが織り成す春紅葉の風景。茶から黄、黄から緑、そして青葉へと移ろう、この時季の柔らかな光に映える萌葱(萌黄)の色彩美です。
 新緑に包み込まれる圧倒的なグリーンシャワーもいいけど、そこを通り抜けて現れる淡き萌葱ベルトの色合いはひときわ複雑で、この情趣こそが日本古来の「萌え」なのであります。この日の萌え前線は標高1200mあたり、三頭山の上部はまだ芽吹き前でした。

*撮影2018年4月21日 Canon G7 X MarkII 三頭山ヌカザス尾根中腹

(第986号)

| | コメント (0)

16年前、三江線口羽駅にて

020304_img_2115

 2002年3月、当時加入していた某任意団体の全国大会のついでで、中国地方のローカル線をいくつか巡りました。可部線、三江線、そして木次線です。
 とにかく本数が少なくて、当時、三江線の起点である山陰本線江津駅を午前中に出発する列車は6時32分発の浜原行き1本(次は14時50分発!)しかありません。途中乗り継ぎ芸備線に乗り換え、備後落合から木次線を乗り通して宍道駅へと辿り着けるのは17時31分。実際に踏破した者だけが知る、この地域の鉄道時間の遠大さです。

 それから16年。2018年3月31日をもって三江線江津~三次108.1kmが廃止、すでに可部線の可部~三段峡46.2kmは2003年11月30日廃止されています。JRが狙う次の標的は木次線でしょうか??
 これらがもはや鉄道としての機能・特性を発揮できていない現状があるにせよ、交通弱者の足であり国民総有だった財産がこうしてむざむざ棄てられていく様は遺憾としか言いようがありません。

【写真: 浜原発三次行き普通列車445D/三江線口羽駅/島根県邑智郡羽須美村(現・邑南町)にて2002年3月4日撮影】

(第985号)

| | コメント (0)

ギリギリセーフの岩渕一本桜

180406g1xm2_3192

 飯能市岩渕地区にあるオオヤマザクラの一本桜。日曜日に様子を見に行ったらまだ固い蕾だったのに、その後わずか数日で満開のたよりが届きます。いまいち天気がパッとしないけど翌日までは持ちそうにありません。いま見送ったらまた来年‥‥。案の定、この日の夕方には散ってしまったようです。

 今年の一本桜ジプシー4本目はギリギリセーフ。まだあと数本考えているけど、4月に入ってまさかのインフルエンザ(しかも今季2度目)でどうかな‥‥。お花見できるのも健康であってこそ、ですね。

*撮影2018年4月6日 飯能市岩渕地区 Canon PowerShot G1 X MarkII

(第984号)

| | コメント (2)

朝日に輝き立つ八徳一本桜

180401g7xm2_0270

 週末、満開、快晴、が重なるんですから、もう行くしかないでしょう。4年ぶりの八徳(やっとこ)一本桜です。朝日がスポットライトのように差し込んでくると輝き立ち、奥武蔵のふだんの殺風景な山並みが別世界に見えました。

*撮影2018年4月1日 飯能市八徳集落 Canon PowerShot G7 X MarkII
【4年前の八徳一本桜】 八徳の一本桜(第682号)

(第983号)

| | コメント (2)

狭山丘陵 トトロの山桜、春燦燦

180329g1x2_2987

 2年ぶりに狭山丘陵の里山に咲くヤマザクラの大木を見てきました。横へ横へと長~く伸びた枝にトトロが乗っかっていそうな一本桜は今や花盛り。朝日を受け、根元からてっぺんまで木全体を光り輝せていました。
 これの花吹雪はどんなだろう、と風吹く翌朝にも行ってみたら、なんと、すっからぴん。儚いがゆえの美しさ、そして楽しさ。桜を愛でる営みは人生の如しであります。

*撮影2018年3月29日 菩提樹池里山保全地域/埼玉県所沢市 Canon G1 X markII

(第982号)

| | コメント (2)

鉢形城のエドヒガンに遊ぶ

180325g1xm2_2874

 日曜日に鉢形城址のエドヒガンを見てきました。前回2年前は朝方でしたので、今回は昼過ぎから日没、そしてライトアップまで楽しみました。桜となら丸一日でも無心に遊べます。夕陽を浴びて色味を増す桜がなんとも妖艶でした。

 今月この桜に「氏邦桜」の愛称がつきました。鉢形城が1590年に秀吉の小田原攻めで落城した際の城主・北条氏邦に因むものでしょうが、この桜と氏邦との関係は存じませぬ、樹齢は150年と云われています。

*撮影2018年3月25日 鉢形城公園/埼玉県寄居町 Canon PowerShot G1 X markII

(第981号)

| | コメント (0)

なごりの霧氷を荒船山にて

Img_9199

 事情あってこの2カ月、山に行けずにおり霧氷を見ていません。シーズンも終盤の先週末、ダメ元で未明から赤城山を目指してみましたが、途中の上里SAにてライブカメラを覗くと黒檜山は真っ黒。あきらめて上信国境の荒船山(標高1423m)へと進路を変えました。この判断は大正解、山頂のごく一部ながら、名残の霧氷に出会えました――

» 続きを読む

| | コメント (4)

節分草、まだ見ぬ春へ

180304_p3040754

 春ほど待ち遠しい季節はないでしょう。冬が厳しければ厳しいほど一入です。暦では節分をもって冬と春とを区切っているけど、季節は重なり繋がっていて境目などありません。
 そんなふうに冬と春が往ったり来たりする頃、野山に小さな花を咲かせる一つがキンポウゲ科の多年草、セツブンソウです。見頃の便りがあると、まだまだ寒くて雪が降ったりもするけれど、着実に春が近づいてきているんだなぁ、と気持ちから春めいてきます。

 寒い中にも人知れず芽を伸ばし、いずれ花咲く日がやって来る、終わらない冬はない、それはどんな辛いことにも当てはまる、そう信じて、特別な想いで節分草を愛でる今日この頃であります。まだ見ぬ春へ、春よ、来い!

【写真】 節分草自生地/埼玉県小鹿野町 両神小森堂上 2018年3月4日

(第979号)

| | コメント (2)

縁起物にかける奥多摩鷹ノ巣山で山始め

180107g7xm2_8517

 一富士二鷹三茄子、にかけるつもりが茄子を持ち合わせておらず‥‥これにはマヌケな前提事情があるのですが、あまりにマヌケなので割愛します。ま、この日は愛鷹山も見えており、一富士しっかり、ダブルの二鷹、三茄子は今回に限り自身のボケナス代用でいいかと‥‥

 山頂から南半分は見えるものが全て見えているほどの大展望で、遙かなる石尾根、とくに南アルプスの眺望は秀逸でありオベリスクも識別できるほど。鷹ノ巣日和の山始めでした。

180107g7xm2_8497

 前年に続き今年も安全第一、そして程々に、山を愉しんでいきたいと思います。

*撮影2018年1月7日 Canon PowerShot G7X MarkII
*奥多摩鷹ノ巣山/峰谷奥集落~浅間尾根往復(東京都奥多摩町)

(第978号)

| | コメント (4)

年賀状2018

2018_nenga

 謹んで新春の御祝詞を申し上げます

旧年中は、格別のご厚情をいただきまして、誠にありがたく存じます。
本年もいっそうのご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
 2018年元日

  ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 今年は年男であります。けしてもう若くはないのであり、実際、加齢を感じさせる様々な変化に見舞われております。12年前との決定的な違いです。
 そんななかにあっても、いまやプライベートの大半を「山」に費やす元気な日々が続いています。通い慣れた馴染みのコースも楽しみつつ、未踏の山域への歩み入れをいっそう深めた1年でした。こんな山々な暮らしもまもなく10年になろうとしています。

 一足早く満10年を区切るのはこのブログです。2008年1月2日、「文章の修業のつもりで」始めたものの進展は今一つ、ハンドルも右へ左へ、未だ道半ばの感が否めません。10周年を前に稚拙に過ぎる記事の一部を消しました。このブログ自体の去就をも考える時宜かもしれません。
 今年から来年にかけて私には様々な区切りが控えています。過去を振り返り、足元を見つめ直すことで、次の10年、いや12年の足掛かりを築く、そんな1年としていきたく思います。

(第977号)

  ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

*追伸 前年に続き2017年の鉄道乗りつぶしも進捗ゼロだったので、今年も「てつのみち」は休載としました。また、尾瀬の総括も同然につき休載としました。

| | コメント (2)

«今季もまたまた霧氷の赤城山へ