晩秋の谷川岳をあるく

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 秋の谷川岳といえば例年9月下旬。ちょうど山頂稜線が紅葉盛る頃でこれまでずうっとその時季を狙って歩いてきました。一方、麓の一ノ倉沢などで紅葉が見頃を迎える10月下旬、その頃に上から見る景色はどんなだろうと気になっていました。
 すでに中腹より上では紅葉が終わり、雪も降り始める難しい時期ですが、今年は季節の進みが遅れており紅葉狩り第3弾に晩秋の谷川岳を歩いてみました。見渡す山並みが赤い、真っ赤っかに燃えている、初めて見る光景かもしれません。

 (※以下写真24点の長編)

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ブナ黄葉の玉原高原をあるく

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 関東地方最大のブナ林が広がる玉原高原。グリーンシーズンには何度か歩いていますが紅葉期は初めて、今年ようやく順番が回ってきました。ブナは新緑もいいけど、やはり色取り取りに輝く黄葉がいちばんでしょう。では赤城山に続く紅葉狩り第2弾いざ――

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約30年ぶりに秋の赤城山をあるく

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 ここ数年すっかり冬の遊び場として定着した赤城山。紅葉が美しい山としても知られていますが、毎年ほかの山に目が向いてしまい後回し。今年は9月以降ずうっと雨続きで行くところがもう無くなってしまって、困ったときの赤城山、順番が回ってきました。
 さすがに度重なる台風襲来でダケカンバは葉をほとんど落とした一方、ツツジ類はおおむね健在、そんななかダークホースがミズナラでした。いい意味での番狂わせ、やはり赤城山は侮れません――

 (※以下写真21点+おまけ1点の長編)

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北アルプス蝶ヶ岳、蝶槍からの槍見を求めて

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 北アルプス蝶ヶ岳(標高2677m)への9月下旬の山旅。前2回とも蝶槍からの槍ヶ岳が拝めず、3年連続での挑戦です。初日、テント設営を終えるや槍穂の稜線は雲の中へ、その後は蝶ヶ岳もガスに包まれましたが、夜半には全天ピーカン晴れ。蝶槍での御来光、そして、薄いながらも一点の曇りもない槍・穂高連峰のアルペングリューエンが見られました――

(※以下写真24点の長編)

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川越夕景(51)

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 9月に2度の3連休。山で紅葉が始まるこの時季を昨冬から待ちわび、いろいろ企んだり備えたりしてきましたが、前半は諸々噛み合わず、後半に賭けたらまさかの台風襲来、結局1度も山には行けず連休は御破算です。

 最終日。台風一過と言うには抜けが悪く、夕日さえままならぬ空模様のもと、ダメ元でいつもの場所へいつもの仕事をしに出掛けてみます。
 日が沈む頃まで陰気な空でしたが、西の方の一部がややダイナミックに焼けました。そして、そのまま暗くなって終わりかと思いきや第2幕です。それまで灰色だった雲が徐々にパステルカラーへと染まり、やがて水面にも映え、上からも下からも包み込まれるように‥‥ そんな優しい夕焼けが30分くらい続きました。癒されました。山は仕切り直します。

*撮影2019年9月23日 Canon PowerShot G1X MarkII 川越市伊佐沼

(第1041号)

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今年も誘われ尾瀬オフ会へ

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 尾瀬を通じて知り合った者同士が年に一度尾瀬の山小屋に集うオフ会。ここ最近尾瀬に行く回数が減っている私はもう尾瀬には来ないんじゃないかと囁かれ始めていたなか(笑)、今年も幹事様から誘われましたので喜んで参加してきました。今季2度目の尾瀬です。会は今年で14回を数えるそうですが、私はまだ参加4度目のぺえぺえであります。

 (※以下写真28点の長編)

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川越夕景(50)

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 珍しく東京湾を縦断した台風15号は、未明に家全体が揺れまくるほどの暴風と猛烈な雨をもたらし去って行きました。南からの暖かく湿った空気が残り、台風一過の夕焼けが狙えそう、いつもの場所へいつもの仕事に出掛けます。
 日が沈む前から小さく焼け始め、沈んでからは一気に明るさと濃さを増し、大焼けです。前回の台風一過8月16日ほどドラマチックではなかったけど、ゴールデンな焼け空が長く長~く続き、19時を過ぎても上層の雲はまだまだ色付いていました。見応えのある美しい夕焼けに、180回以上もシャッターを切ってしまっていました。

*撮影2019年9月9日 Sony RX100m6 伊佐沼/埼玉県川越市

(第1039号)

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さらば、川越のユニークシンボル 丸広屋上遊園地

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 私が生まれる前の1968年から約51年間、当時からほぼ姿を変えず営業を続けてきた丸広百貨店本店の屋上遊園地「わんぱくランド」が9月1日をもって閉園します。
 シンボルはなんと言っても小型の観覧車。同様のものは全国に2箇所しか残っておらず、丸広のは営業する屋上観覧車としては日本最古。しかも、観覧車に加えエアプレーンやモノレールなど大型動力遊具が常時そろって営業する屋上遊園地はここ丸広が国内最後、唯一の場所なのだそうです。

 閉園は建物の耐震工事に伴うスペース確保のため。遊具の製造メーカーが既になく、一度分解したら組み立て直せず再開は難しい、とのことですが、採算はよく土日は平均2千人もの集客力。地元では親子孫3代にわたって親しみ懐かしみもある施設。さらば、と書いてはみたものの、川越の宝だよ、これは。どうにかならないのかなあ~

*9/1追記 「わんぱくエアプレーン」からの眺め (4K動画から切り出し)
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 最後の週末に見納め・乗り納め。1時間以上も並んでチケット買って、空を飛んで、川越の、そして日本の一時代の去りゆく情景を名残惜しんできました。いざ乗ってみると、狭い空間に高く上がってぐるぐる回るの久しぶりで、微妙に怖かったな。(笑)

(第1038号)

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川越夕景(49)

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 夏休み、尾瀬沼テント山行の予約をキャンセルへと追い込んだ台風10号が未明に日本海を北上、ここ川越では、午後になって晴れて来るも湿った空気がたっぷり残っていました。台風一過の夕焼けが匂います。いつもの場所でいつもの仕事をしましょう。
 日が落ちるところに厚めの雲があり、ごく平凡な日没風景に伊佐沼は暮れていきましたが、一転。ふたたび雲が光を放ちはじめ、しだいに輝きを増しつつ東の空を石楠花色に染め、やがてそれは全天に‥‥。その後も空は表情を変えながら焼け続け、日没から1時間以上、おそらく全7幕にわたる大焼けとなりました。写真はうち第4と第5の幕の欠片です。
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 8年ぶりの燧ヶ岳を葬った憎き台風だったけど、伊佐沼での夕焼けは5月22日(※未発表)についで今年2度目、ここまで長い大焼けに出会えたのは2013年9月16日以来で、幻日や虹も見られて十二分に満たされました。

*撮影2019年8月16日 Canon PowerShot G1X MarkII 伊佐沼/埼玉県川越市

(第1037号)

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白馬大池テント泊、一朶の雲を目指し ~epilogue~

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白馬大池湖畔のお花畑と望む白馬岳へと続く雷鳥坂  2019年8月3日撮影 Sony RX100m6

 今年は白馬山域を歩きたい。直球なら白馬岳で猿倉から大雪渓を登り詰めるコースが思い浮かびますけど、天の邪鬼たる者これでは面白くない、けして楽なコースでもない。そこでゆるい変化球で様子を見ようと浮かんだのが今回の山行計画です。
 ところがどっこい、コースは変化に富み、雄大な山岳景観から稜線歩き、湿原散策に天空の湖で、これらにお花畑が加わります。あわよくば白馬岳の頂にも届く。じっさい行ってみて感じたのは、白馬大池を目的地に来るだけの価値が十分にある、ということでした。

 北アルプスもこれで4年連続達成。行けば行くほどに魅力が深まり、行けば行ったなりに想いも募り、そうして新たな時はめぐってきます。写真のチングルマは秋になると真っ赤な絨毯へと姿を変えます。またの旅立ちを夢見て。

(第1036号)

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