新緑萌え、奥秩父主脈 古礼山まで足をのばす

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 多摩川の生まれる笠取山へは、一ノ瀬高原の作場平から何度か歩いてきました。今回初めて笠取山のさらに奥、雲取山から甲武信ヶ岳へと続く奥秩父主脈縦走路を古礼山(これいさん・標高2112m)まで歩いてみました。シャクナゲや富士山を眺めながらの稜線漫遊で、山歩きの雰囲気が笠取とはまた一変します―― (※以下写真20点の長編)

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ツツジ三昧を思い描き奥多摩三ツドッケへ

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 新緑が一段落すると見頃を迎えるのがツツジ類です。今年は当たり年だ、なんて噂を耳にし、たまらず有間峠から三ツドッケまで都県境尾根(長沢背稜)を歩いてきました。この尾根は例年ツツジの回廊になります。
 この日の狙いはミツバツツジ。でも見頃だったのはシロヤシオで、ミツバには遅く、逆にトウゴクミツバはほとんどが蕾、おまけに曇ってしまって、思い描いたツツジ三昧はお預けでした。ただ、丸坊主でもなく、局所的に花盛りも見られました。戻りしな咲いているチチブドウダンを見つけたときは一人ではしゃいでしまいました。見られていたらちょっと恥ずかしいです。
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 ちょうど5年前の同日にも同じコースを歩いていますが、やはりキツイ、とくに帰りの地味な登り返しの連続に心が折れます。尾根伝いのブナ林を秋に歩いてみたいと思いつつ、日没前の下山が危うそう‥‥この山域の山深さを改めて感じました。

*撮影2018年5月12日 Canon G7 X MarkII 有間峠~蕎麦粒山~三ツドッケ
【5年前の記事】 有間山稜を越えて奥多摩三ツドッケを目指す(第601号)

(第989号)

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ブナの若葉萌える奥多摩鷹ノ巣山へ

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 新緑の中でも取りわけ麗しいのがブナの若葉のみどりです。そんなブナ萌えを求め、奥多摩の日原から鷹ノ巣山へと通じる奥多摩三大急登の一つ、稲村岩尾根を歩いてきました。
 日原界隈には関東でも有数のブナ原生林が広がります。晩春から初夏にかけて、立ち並ぶ巨木たちから滴るグリーンシャワーは圧倒的かつ全視界、選り取り見取りの緑三昧です。ブナの萌え若葉が我が身に取り憑いた穢れのすべてを洗い落としてくれたようで、気分さわやかに一新されてきました。
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 若葉のほんの一時期にしか見られない「ブナハアカゲタマフシ」という虫こぶも見られました。淡い紅色の毛玉状でとても美しいのですが、中にはタマバエの幼虫が入っていて、つまり‥‥あとはお察し(笑)

*撮影2018年5月5日 Canon PowerShot G7 X MarkII 東京都奥多摩町

(第988号)

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アカヤシオに染まる袈裟丸山をあるく

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 足尾山塊の南端に位置する袈裟丸山。シャクナゲやツツジの名山として知られ、アカヤシオの時期を毎年狙うも定まらず先送りしてきましたが、ようやく機会が巡ってきました。これだけのアカヤシオに囲まれるのなら、片道3時間の“修行”もなんのその――

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萌葱映える奥多摩三頭山へ

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 芽吹いたばかりの新葉たちが織り成す春紅葉の風景。茶から黄、黄から緑、そして青葉へと移ろう、この時季の柔らかな光に映える萌葱(萌黄)の色彩美です。
 新緑に包み込まれる圧倒的なグリーンシャワーもいいけど、そこを通り抜けて現れる淡き萌葱ベルトの色合いはひときわ複雑で、この情趣こそが日本古来の「萌え」なのであります。この日の萌え前線は標高1200mあたり、通称“ウェルカムのブナ”(※写真下)は緑浅く、三頭山の上部はまだ芽吹き前でした。

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*撮影2018年4月21日 Canon G7 X MarkII 奥多摩三頭山 ヌカザス尾根中腹(写真上)・ハイマゼ尾根上部(同下)/山梨県小菅村

(第986号)

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16年前、三江線口羽駅にて

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 2002年3月、当時加入していた某任意団体の全国大会のついでで、中国地方のローカル線をいくつか巡りました。可部線、三江線、そして木次線です。
 とにかく本数が少なくて、当時、三江線の起点である山陰本線江津駅を午前中に出発する列車は6時32分発の浜原行き1本(次は14時50分発!)しかありません。途中乗り継ぎ芸備線に乗り換え、備後落合から木次線を乗り通して宍道駅へと辿り着けるのは17時31分。実際に踏破した者だけが知る、この地域の鉄道時間の遠大さです。

 それから16年。2018年3月31日をもって三江線江津~三次108.1kmが廃止、すでに可部線の可部~三段峡46.2kmは2003年11月30日廃止されています。JRが狙う次の標的は木次線でしょうか??
 これらがもはや鉄道としての機能・特性を発揮できていない現状があるにせよ、交通弱者の足であり国民総有だった財産がこうしてむざむざ棄てられていく様は遺憾としか言いようがありません。

【写真: 浜原発三次行き普通列車445D/三江線口羽駅/島根県邑智郡羽須美村(現・邑南町)にて2002年3月4日撮影】

(第985号)

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ギリギリセーフの岩渕一本桜

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 飯能市岩渕地区にあるオオヤマザクラの一本桜。日曜日に様子を見に行ったらまだ固い蕾だったのに、その後わずか数日で満開のたよりが届きます。いまいち天気がパッとしないけど翌日までは持ちそうにありません。いま見送ったらまた来年‥‥。案の定、この日の夕方には散ってしまったようです。

 今年の一本桜ジプシー4本目はギリギリセーフ。まだあと数本考えているけど、4月に入ってまさかのインフルエンザ(しかも今季2度目)でどうかな‥‥。お花見できるのも健康であってこそ、ですね。

*撮影2018年4月6日 飯能市岩渕地区 Canon PowerShot G1 X MarkII

(第984号)

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朝日に輝き立つ八徳一本桜

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 週末、満開、快晴、が重なるんですから、もう行くしかないでしょう。4年ぶりの八徳(やっとこ)一本桜です。朝日がスポットライトのように差し込んでくると輝き立ち、奥武蔵のふだんの殺風景な山並みが別世界に見えました。

*撮影2018年4月1日 飯能市八徳集落 Canon PowerShot G7 X MarkII
【4年前の八徳一本桜】 八徳の一本桜(第682号)

(第983号)

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狭山丘陵 トトロの山桜、春燦燦

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 2年ぶりに狭山丘陵の里山に咲くヤマザクラの大木を見てきました。横へ横へと長~く伸びた枝にトトロが乗っかっていそうな一本桜は今や花盛り。朝日を受け、根元からてっぺんまで木全体を光り輝せていました。
 これの花吹雪はどんなだろう、と風吹く翌朝にも行ってみたら、なんと、すっからぴん。儚いがゆえの美しさ、そして楽しさ。桜を愛でる営みは人生の如しであります。

*撮影2018年3月29日 菩提樹池里山保全地域/埼玉県所沢市 Canon G1 X markII

(第982号)

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鉢形城のエドヒガンに遊ぶ

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 日曜日に鉢形城址のエドヒガンを見てきました。前回2年前は朝方でしたので、今回は昼過ぎから日没、そしてライトアップまで楽しみました。桜となら丸一日でも無心に遊べます。夕陽を浴びて色味を増す桜がなんとも妖艶でした。

 今月この桜に「氏邦桜」の愛称がつきました。鉢形城が1590年に秀吉の小田原攻めで落城した際の城主・北条氏邦に因むものでしょうが、この桜と氏邦との関係は存じませぬ、樹齢は150年と云われています。

*撮影2018年3月25日 鉢形城公園/埼玉県寄居町 Canon PowerShot G1 X markII

(第981号)

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