奥多摩鷹ノ巣山に登る

 週末1泊2日で尾瀬沼に行く予定を取りやめ、それでもどこか山に行きたいと思って、奥多摩の鷹ノ巣山(1736m)に日帰りで登ってきました。尾瀬中止の理由は末尾に記すとして、まずは鷹ノ巣山頂の大パノラマから。

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奥武蔵蕨山に登る

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 近場で山笑う景色を眺めようと、無計画のGW後半に、アカヤシオやミツバツツジが咲く奥武蔵の蕨山(1044m)を登ってきました。調べが甘かったようで、花は終わり、ヤマザクラは散り、山の緑も深まっていました。GW前半なら適期だったかもしれません。

<概念図> ※本記事内での地図や断面図の縮尺変更等はできません。
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以下、今回の山行を振り返ります――。

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三春滝桜余録

 前号「思い立って三春滝桜へ」では、ライトアップされた滝桜の夜桜写真を2点紹介しました。どちらも日が落ちてから撮ったものです。でも、ライトが灯り始めた暮れなずみの頃の方が、じつは一番見応えがあったりして私は好きです。いかがでしょうか。

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 三春は桜のまち。滝桜以外にも巨木老木がたくさんあり、町内全体で約1万本。桜好きには堪らない町といえましょう。今号では、前号に収録できなかった余談を書き留めておきたいと思います。

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思い立って三春滝桜へ

 日本三大桜の一つとして知られる「三春滝桜」を見てきました。
 快晴の満開観桜のつもりが諸事情あって出発が1日遅れに。たどり着いた滝桜は曇り空の下、散り始めて葉桜へと移ろうところでした。写真撮影の機を逃してしまったようです。それと引き替えと言ってはなんですけれど、齢千年余の巨木から舞い上がる花吹雪が見られ、それはそれは圧巻でした。

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散りゆく三春滝桜 2012年4月30日午後撮影/福島県田村郡三春町滝字桜久保
Canon S100 絞り優先AE,f5.6,1/80s,ISO80,Ev-0.3,換算105mm,LR3.6現像

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無計画のGWを前に

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 GWの頃の奥武蔵や奥多摩の山々では、例年ですと新緑が楽しめるのですが今年はどうでしょうか。里に近い場所でようやく芽吹きの頃合いですから、奥の方ではまだ桜が楽しめるのかもしれません。
 東京近郊でGWに桜が見られるとあっては、計画立案に選択肢が増えて困ります。でも、いろんな風景を思い浮かべながら、ガイドブックのページをめくる机上旅行も楽しいものです。地図を見ながら行程を考えるのは、汽車旅で時刻表をたどる作業に似ています。

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*写真上は日高市内、下は飯能市内、において2012年4月下旬それぞれ撮影

(第520号)

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春紅葉をさがし奥多摩へ

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2012年4月22日撮影/東京都西多摩郡奥多摩町白丸にて
Canon PowerShot S100 プログラムAE,f4,1/80s,ISO80,Ev±0,換算50mm

 里の桜が終わるころ、山では木々が芽吹きはじめ、春紅葉(はるもみじ・はるこうよう)が見られるようになります。若葉たちが織りなすグラデーションは、秋の紅葉と比べ色彩がより豊かであるかもしれません。もえぎの淡く美しい風景です。

 そんな景色をちょっと見たくなり、電車で手軽に行ける奥多摩へ。JR青梅線の古里(こり)駅から奥多摩駅まで、多摩川の鳩ノ巣渓谷沿いを歩いてみました。紅や黄の萌えがいまひとつ、まだ少し時季が早かったでしょうか。
 ……でも来て良かったと思います。咲き残りの桜も楽しめました。雨が降ってきたので、奥多摩温泉「もえぎの湯」は素通りして家路につきました。

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多摩川にかかる数馬峡橋の上から… (S100)

 ちなみに、白丸ダム~数馬峡橋間の遊歩道は、地震による落石倒木等のため通行止め。車が頻繁に行き交う歩道のない国道歩きを余儀なくされます。ご注意下さい。

(第519号)

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夜桜の氷川橋にて

 前号にて散りゆく桜の無常観を説きながらも、夜桜(の撮影)に限っては満開の日がいちばんかと思います。振り返ってみるに、今年の氷川橋あたりでの満開は4月9日午後がピークでした。無風だったその夜に写し撮った風景をもって、今年の桜連載を中締めとします。新河岸川沿いの“誉桜”は、もうほとんどが散ってしまいました。

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誉桜夜景 2012年4月9日撮影/川越市宮下町二丁目
GXR+GR LENS A12 28mm シャッター優先AE,f9,5s,ISO200,Ev-0.3,三脚使用

(第518号)

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散りゆく誉桜

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GXR+GR LENS A12 28mm 絞り優先AE,f10,1/310s,ISO200,Ev-0.3 ,LR3.6現像

 満開のときを過ぎ散りゆく桜たち。人それぞれでしょうけれど、私が桜のたけなわを最も感じる頃合いです。いつも忘我の境へと導かれます。でも、この情景を見たい、いい写真を撮りたい、などと欲をもってしまうあたり、般若心経でいう「五蘊皆空」(ごうんかいくう)の悟りには程遠いのであります。

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S90 絞り優先AE,f4,1/160s,ISO200,Ev-0.3,換算60mmトリミングあり,LR3.6現像
新河岸川の氷川橋にて2012年4月12日撮影/川越市宮下町二丁目(上下とも)

(第517号)

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雨上がりの麗しき満開誉桜

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GXR+GR LENS A12 28mm 絞り優先AE,f13,1/410s,ISO200,Ev-0.3,LR3.6現像

 花を散らす風雨になるという予報だった前日。心配されたほどの雨や風にはならず、新河岸川の宮下橋下流にある桜の大木は、満開の花たちを持ち堪えていました。雨上がりの朝の、麗しき誉桜風景です。

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GXR+GR LENS A12 28mm 絞り優先AE,f13,1/153s,ISO200,Ev-0.3
宮下橋下の“誉桜”にて2012年4月12日撮影/川越市宮下町一丁目(上下とも)

(第516号)

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川越夕景(31)

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氷川神社裏の“誉桜”にて2012年4月9日撮影/川越市宮下町二丁目
GXR+GR LENS A12 28mm 絞り優先AE,f9,1/217s,ISO200,Ev-0.3

 満開に咲き誇る桜並木の下、若いカップルは何を語り合うのでしょう。きっと、何を話すでなく、二人いっしょ此処に居られる時間さえあれば十分なのでしょうね。暮れなずむ春の空、ほんわかとした空気が流れていました。

(第515号)

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