春の妖精セツブンソウを探しに小川町へ

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 春の妖精“Spring Ephemeral”の第一走者と言われるセツブンソウ探しに、先週末、比企郡小川町まで出掛けてきました。節分の頃に咲き出すので季節を分ける花とも云われます。
 埼玉では、小鹿野町(旧両神村)に国内有数規模の自生地があり、横瀬町にもよく知られた群落があります。どちらとも時間も距離もそれなりに遠いです。いっぽう、比較的近い小川町でも見られると聞き、探しに行ってみました。川越から東武東上線で最速31分です。

 両神や横瀬ほどの規模ではないけど、たしかに節分草ちゃん、いました。思っていたよりたくさんいました。指先ほどの小さな妖精たちを眺めているだけで癒やされます。前回セツブンソウを見てからなんと6年が過ぎていました。
 これまた6年ぶりに受ける大腸内視鏡検査を2日後に控え、ついでに近くの低山を少し歩いてきました。検査でポリープ切除があると1週間は運動禁止ってことで、はい、次の週末のお出掛けはできなくなりました。

(第1129号)

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急行能登路11号

 ―― ご乗車ありがとうございます。急行能登路11号、珠洲、輪島、蛸島行きです。列車8両で運転しております。先頭が8号車です。穴水から先、前寄り4両が能登線に入る急行珠洲行き、中程2両が急行輪島行きです。後ろ2両は穴水から能登線の各駅に止まる普通列車蛸島行きです。お乗り間違いございませんようご注意下さい ――
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 能登半島を南北に縦断し、県都金沢と奥能登の珠洲・輪島を結んでいたのが急行「能登路」です。金沢~珠洲156.5キロを約3時間。その中でも11号(のち7号)はいわゆる“3階建”の列車で、穴水で3つに切り離されていました。車内放送は頭書のようだったとぼんやり思います。里山海道などない時代、そんなのが1日9往復以上も駆け回る能登の交通の要でしたが、その姿はとうになく、生まれ故郷の穴水から先にはレールすらありません。
 急行能登路には、ローカル線を走る列車には珍しく、ヘッドマークが付けられていました。意匠は奥能登の象徴とも云われる珠洲の見附島(別名軍艦島)です。元日の震災で大きく崩れてしまって、かつての姿はもうありません。左横にあった小島も何年か前に島ごと消え失せています。

 今回の地震ではのと鉄道の残存区間も大きく損傷。だけど存廃論議など起こることなくすぐに復旧が進められ、七尾から能登中島までが2月15日運行再開されました。4月には穴水にも列車の往来が戻るそうです。こちらは震災前の姿を取り戻します。足元を照らす希望の光の1つになることはまちがいありません。

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春よ来い、汽車よ来い、早~く来い!
のと鉄道 能登鹿島駅/石川県穴水町 撮影2006年

(第1128号)

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年賀状2024

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ふるさと能登を襲っている大地震の惨状に言葉が出てきません。
丸2日が過ぎても被害の全容は窺い知れません。

例年、年賀状の絵面とともに新年の祝詞を披いているところ、そうした文章を紡げる状況・心境にありません。よって本年は絵面の紹介のみとします。

2024年1月4日

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追伸 石川県の地元紙は北陸中日新聞と北国新聞です。2紙とも紙面を臨時で無料公開してくれていて、ありがたいです。知りたい情報のほとんどをこの2紙から得ています。
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北陸中日新聞 https://www.chunichi.co.jp/article/831384?ref=oshirase
北国新聞 https://viewer.hokkoku.co.jp/calamNAVi/NAViih#sec_page_paper_detail

(第1127号)

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雑木林、落ち葉コレクション

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 年の瀬が迫り、師走に紅葉する川越の雑木林ももう冬木立です。落ち葉と言うと、そんな冬枯れの森のイメージかもしれませんが、シーズンは紅葉の盛りの頃です。徒歩数分圏の事務所近くの雑木林をメインに、そんな落ち葉たちを集めてみました――

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たまたま赤城山アーベントロート

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アーベントロートの赤城山と坂東太郎 @上毛大橋 群馬県前橋市~北群馬郡吉岡町
撮影2023年11月25日 Sony RX100M6/Capture One 20


 7月に注文した二男の装具が出来上がったとの知らせを受け、先週末、前橋市内の工房を再び尋ねました。午前中からの最終調整のすえ引渡しを受け工房をあとにしたのは、前回同様16時近くでした。
 家路で利根川を渡る上毛大橋に差し掛かったら、赤城山が大きく、夕日に照らされていました。せっかくなので車を置いて歩道から撮ることに。橋の上は颪(おろし)に吹き曝され極寒でしたが、20分あまり、陽が山を駆け上がっていくのを見届けました。

 富士に次ぐ長さを誇る裾野はちょうど紅葉にも染まっており、ビーナスベルトの夕陽ともあいまって、なかなかのアーベントロートでした。写真はその中盤で最後さらに紅くなりました。車に戻ってしばらくは震えが止まらなかったのは言うまでもありません。

(第1125号)

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二十年大昔、それからさらに十年

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 いまから30年前、1993年11月25日、平成5年度司法書士試験の合格発表がありました。そこで私は司法書士となる資格を得ました。10年前、このブログで「二十年大昔」と題して、そのことを書いています。当日の官報は10年前よりさらに色褪せが進みました。

 この10年での最大のイベントは事務所移転です。物品の大幅な処分を急ぎ迫られました。古い書類を仕分けていくなかで、法務局からの合格通知書と、受験予備校での合格祝賀会アルバムが見つかりました。当時の書面はB5、封書62円、郵便番号5ケタでした。
 一度は廃棄箱に投げたのですが、拾い返してとりあえず残しました。初心忘るべからず、は、私の場合、若かりし頃の思い上がりを戒める言葉でもあり、そのためです。

(第1124号)

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3年ぶりの奥多摩三頭山で金屏風の中へ

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 2023年文化の日、3年ぶりに、奥多摩三頭山へと出掛けてきました。紅葉は都民の森(東南側)ではもう下の方へと移ろい、上部は落葉が進んでいました。
 いっぽう、ヌカザス尾根や鶴峠の方(西北側)では中腹あたりブナ黄葉が見頃で、一片の雲もないド快晴の青空の下、場所によっては見渡す限りこれでもかというほどに金屏風が立ち並んでいました。風もなく、人もおらず(※)、静かに時だけが流れていました。
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 この日の主目的は富士山の眺めで、紅葉、ましてや金屏風など期待せず、狙ってもいませんでした。追い求めているときはなかなか巡り逢えないのに、不思議なものです。谷川、玉原に続き、備忘録の宿題が1つまた増えてしまいましたが、いずれなんとか‥‥

 ※ 富士山を撮影した三頭山の頂上(西峰)は大賑わいでした。

(第1123号)

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山歩き、ふたたび

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大好きな稜線の眺め、今年の最北&最高到達点にて @谷川岳奥ノ院
撮影2023年10月18日 Sony RX100M6/Capture One 20

 10月も今日で終わり。ブログの更新がずうっと滞りがちですが、山歩きはしだいに回数・頻度を上げてきております。
 2年がかりとなった一連の建替・事務所移転の間は赤城山までが精一杯の遠出でしたけど、その赤城で8月9月と身体を慣らし、そして今月、2年ぶりに谷川岳、3年ぶりに玉原高原へと、足を伸ばしてきました。下山後の温泉も久しぶりに入りました。

 今年は山歩きのこと、まだ一度も書いていません。時間がかかっても、以前ほどの分量には届かなくても、ほんの備忘録程度でも、ふたたび綴っていこうと思っています。同時に、自宅・事務所の建築記についても、振り返って少し綴っておこうとも思っています。
 どちらもそのうち。立場だけが高級な役人がよく使う「前向きに」よりは前向きに。(笑)

(第1122号)

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川越夕景(54)

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 本シリーズの最終投稿から早2年超。多くが伊佐沼夕景であったところ、事務所を移転してから平日に伊佐沼まで行くのが難しくなり、新たな通いの場所を探す日々。やはり水辺がいいです。

 すぐ思いつくのは川越水上公園。伊佐沼とは比べようもない小さな池しかないけど、とりあえず水面を画角いっぱいに写せます。ひとつ、どうして其処にそんなに目立つ公衆便所を建ててしまったのかという野暮さえ無かったことにすれば、樹形の整ったメタセコイヤ並木をシルエットにまずまずの夕景が楽しめます。

*撮影2023年9月25日  Canon PowerShot G7X MarkII 県営川越水上公園修景池

(第1121号)

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榛名湖畔 ゆうすげの道

 二男の装具製作のため前橋市内に出向きました。用事が終わったのは16時過ぎ、榛名湖畔までドライブして帰ることに。
 ちょうどユウスゲ(別名キスゲ)の時季で、ユウスゲは夕方近くに咲き始め朝には萎んでしまう夜の一日花。この花を見に行くにはむしろ好都合な時間帯かもしれません。
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 初めて見るユウスゲの花。独特の、濃いけど透んだレモンイエローで、近縁種のニッコウキスゲやノカンゾウなどの橙色っぽさがみじんもない、純粋の黄色です。ほかにもオオバギボウシ、ナデシコ、オミナオエシ、ヒメシャジン、クルマユリなどなど、夏から秋の花々がたくさん咲いていました。
 18時を過ぎた標高1100mの湖畔の気温は25度を下回っており、車いすが通れる木道だけの散策ながら、ぽつぽつと咲くユウスゲたちを眺めながらの夕涼みは爽快そのものでありました。(下界との気温差10度以上!)

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 ほどなくして空が色づき始め、場所を湖畔に移しました。思いのほか焼け込みましたが、気付くと周りはカップルだらけ。そそくさと退散しました。

*撮影2023年7月29日 榛名湖畔ゆうすげの道/群馬県立榛名公園

(第1120号)

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